この2カ月で…
前回(#372)、“学校体育~世界の潮流~”について触れました。…それが具体的に何かについては書きませんでしたので、お読みいただいた方にとっては何の事だか…
2012年の大きな仕事(※Terry Bird にとっての…)の“シナリオ”を、4~5月の2か月で書こうと思っています。なお、自分自身もその中にキャスティングする予定です。つまり、Terry Bird もその潮流に実際に触れながらインスパイアされる機会が与えられるのです。
…ですので、これからの約10ヶ月間を楽しみながら、あるいは味わいながらこの件に関してまとめていきたいと思います。…慌てて、結論付けるようなことはやめておきます。
キーワードのヒントは P・L です!
2012/03/29
2012/03/27
#372 世界の体育(Physical Education) (6)
学校体育~世界の潮流~
自分が“無知”であることを知る瞬間が、最近では“快感”になってきました。
世界的に見れば当たり前のこと、関係者の間では周知の事柄…。でも、Terry Bird は知らなかった。
2012年に抱えることになった大きな仕事を進める上での“重要なヒント”が得られました。…体育(Physical Education)の“世界的な潮流”が何となく見えてきたのです。…やはり、カナダもその潮流に乗っていました。
イギリス、アイルランド、ギリシャ、オランダ、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、フィンランド、スペイン、オーストラリア及びドイツにその関係の輪が広がっているようです。…残念ながら、ジャパンはありませんでした。
自分が“無知”であることを知る瞬間が、最近では“快感”になってきました。
世界的に見れば当たり前のこと、関係者の間では周知の事柄…。でも、Terry Bird は知らなかった。
2012年に抱えることになった大きな仕事を進める上での“重要なヒント”が得られました。…体育(Physical Education)の“世界的な潮流”が何となく見えてきたのです。…やはり、カナダもその潮流に乗っていました。
イギリス、アイルランド、ギリシャ、オランダ、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、フィンランド、スペイン、オーストラリア及びドイツにその関係の輪が広がっているようです。…残念ながら、ジャパンはありませんでした。
2012/03/25
#370 世界の体育(Physical Education) (5)
アーパード の ジョパード から…
このサブタイトルが理解できる方は、とても“濃い”スポーツ関係者!? だと思います。
SMJブログ#367・368で少し紹介しましたが、アーパードとは「アメリカ保健・体育・レクリエーション・ダンス連合(American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance:AAHPERD)」のことです。そのAAHPERDの刊行物の中で、最も歴史のある(※1896年~)、有名な、発行部数の多い“ジャーナル”がジョパード(JOPERD)です。昔のことは分かりませんが、現在のものは月1回刊行されているようです。
● JOPERD:Journal of Physical Education, Recreation and Dance
その JOPERD(2005年9月)76巻7号のある論文(pp.17-22)の中に、本シリーズで実感したことの裏付けとなるような記述を見つけました。翻訳引用すると以下の通りです。
「戦後の日米における学校体育カリキュラムの主要目標及び目的に関する改定が非常に類似していることは興味深い。しかしながら、アメリカにおけるこれらの改定は学校の教師及び職能団体からの草の根的アプローチの結果として起こってきた。日本では、同様の改定が政府によって命じられた。」(Terry Bird 訳)
(出典)
Takashi Nakai and Michael W. Metzler. Standards and Practice for K-12 Physical Education in Japan.
このサブタイトルが理解できる方は、とても“濃い”スポーツ関係者!? だと思います。
SMJブログ#367・368で少し紹介しましたが、アーパードとは「アメリカ保健・体育・レクリエーション・ダンス連合(American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance:AAHPERD)」のことです。そのAAHPERDの刊行物の中で、最も歴史のある(※1896年~)、有名な、発行部数の多い“ジャーナル”がジョパード(JOPERD)です。昔のことは分かりませんが、現在のものは月1回刊行されているようです。
● JOPERD:Journal of Physical Education, Recreation and Dance
その JOPERD(2005年9月)76巻7号のある論文(pp.17-22)の中に、本シリーズで実感したことの裏付けとなるような記述を見つけました。翻訳引用すると以下の通りです。
「戦後の日米における学校体育カリキュラムの主要目標及び目的に関する改定が非常に類似していることは興味深い。しかしながら、アメリカにおけるこれらの改定は学校の教師及び職能団体からの草の根的アプローチの結果として起こってきた。日本では、同様の改定が政府によって命じられた。」(Terry Bird 訳)
(出典)
Takashi Nakai and Michael W. Metzler. Standards and Practice for K-12 Physical Education in Japan.
2012/03/23
#369 世界の体育(Physical Education) (4)
やはり、イギリス(UK)にもありました!
組織(団体)の所在のみの確認ですが、イギリス(United Kingdom)にもありました。
● afPE:Association for Physical Education
“アフペ(afPE)”と読んだらいいのでしょうか、2006年3月に設立されたようです。…アメリカ、カナダに比べて歴史が浅いなぁ…と思いましたが、前身の2つの団体が統合され設立されたようです。
● baalpe:British Association of Advisers and Lecturers in Physical Education
● PEA UK:Physical Education Association of the United Kingdom
baalpe の当初の団体であるAOPE(Association of Organisers of Physical Education)は1920年に、PEA UK の当初の団体である Ling Physical Education Association は1899年に設立されていたようです。
本シリーズで、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリア、イギリスの“体育(Physical Education)”に関する民間団体の所在について確認して来ましたが、それらのウェブサイトを垣間見ただけでも、世界の体育(※ただし、一部に過ぎませんが…)は、日本のそれよりも遥か先を行っていることを実感させられます。…国(行政)任せでは、決してそのようなレベルには達しないと思われます。
さて、このあと何を調べようか…
組織(団体)の所在のみの確認ですが、イギリス(United Kingdom)にもありました。
● afPE:Association for Physical Education
“アフペ(afPE)”と読んだらいいのでしょうか、2006年3月に設立されたようです。…アメリカ、カナダに比べて歴史が浅いなぁ…と思いましたが、前身の2つの団体が統合され設立されたようです。
● baalpe:British Association of Advisers and Lecturers in Physical Education
● PEA UK:Physical Education Association of the United Kingdom
baalpe の当初の団体であるAOPE(Association of Organisers of Physical Education)は1920年に、PEA UK の当初の団体である Ling Physical Education Association は1899年に設立されていたようです。
本シリーズで、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリア、イギリスの“体育(Physical Education)”に関する民間団体の所在について確認して来ましたが、それらのウェブサイトを垣間見ただけでも、世界の体育(※ただし、一部に過ぎませんが…)は、日本のそれよりも遥か先を行っていることを実感させられます。…国(行政)任せでは、決してそのようなレベルには達しないと思われます。
さて、このあと何を調べようか…
2012/03/22
#368 世界の体育(Physical Education) (3)
オーストラリアにもありました!
当然なのでしょうか、オーストラリアにも ACHPER がありました。
カナダ = CAHPERD、アメリカ = AAHPERD、オーストラリア = ACHPER ・・・現地では何と呼ばれている(いた)のでしょうか? キャーパード、アーパード、アクパー?
● CAHPERD:Canadian Association for Health, Physical Education, Recreation and Dance
● AAHPERD:American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance
● ACHPER:Australian Council for Health, Physical Education and Recreation Inc
いずれも、いわゆる体育関係者を中心とした職能団体として、自国の学校体育を充実させるための活動等を“民間レベル”で行っていると思われます。
ジャーパード(JAHPERD)的な団体はあるのでしょうか?
当然なのでしょうか、オーストラリアにも ACHPER がありました。
カナダ = CAHPERD、アメリカ = AAHPERD、オーストラリア = ACHPER ・・・現地では何と呼ばれている(いた)のでしょうか? キャーパード、アーパード、アクパー?
● CAHPERD:Canadian Association for Health, Physical Education, Recreation and Dance
● AAHPERD:American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance
● ACHPER:Australian Council for Health, Physical Education and Recreation Inc
いずれも、いわゆる体育関係者を中心とした職能団体として、自国の学校体育を充実させるための活動等を“民間レベル”で行っていると思われます。
ジャーパード(JAHPERD)的な団体はあるのでしょうか?
2012/03/21
#367 世界の体育(Physical Education) (2)
PHE Canada と PENZ について
PHE Canada とは、Physical and Health Education Canada のことです。「カナダ保健体育協会」と訳したいところですが、「保健体育」として訳してしまうと実際と異なる先入観が生じかねませんので、今のところ「カナダ身体・健康教育協会」と仮訳しています。
PENZ とは、Physical Education New Zealand のことです。「ニュージーランド体育協会」と訳したいところですが、日本の「体協」のようなものと勘違いされてしまいますので、今のところ「ニュージーランド身体教育協会」と仮訳しています。
PENZ については、まだ本格的に調べていませんので、詳しいことは書けません。PHE Canada については少々調べました。CAHPERD がその前身にあたります。この名称ならご存知の方も多いと思います。設立は1933年で、当初の名称はCanadian Physical Education Association(CPEA) でした。80年近い歴史があります。
なお、アメリカにも AAHPERD という団体があります。調べたところ、設立は1885年で、当初の名称は Association for the Advancement of Physical Education (AAPE) でした。
PHE Canada とは、Physical and Health Education Canada のことです。「カナダ保健体育協会」と訳したいところですが、「保健体育」として訳してしまうと実際と異なる先入観が生じかねませんので、今のところ「カナダ身体・健康教育協会」と仮訳しています。
PENZ とは、Physical Education New Zealand のことです。「ニュージーランド体育協会」と訳したいところですが、日本の「体協」のようなものと勘違いされてしまいますので、今のところ「ニュージーランド身体教育協会」と仮訳しています。
PENZ については、まだ本格的に調べていませんので、詳しいことは書けません。PHE Canada については少々調べました。CAHPERD がその前身にあたります。この名称ならご存知の方も多いと思います。設立は1933年で、当初の名称はCanadian Physical Education Association(CPEA) でした。80年近い歴史があります。
なお、アメリカにも AAHPERD という団体があります。調べたところ、設立は1885年で、当初の名称は Association for the Advancement of Physical Education (AAPE) でした。
2012/03/20
#366 世界の体育(Physical Education) (1)
また、大袈裟なタイトルのシーリーズを打ち立ててしまいました…
“世界”と言っても、Terry Bird の扱える範囲は限られていますので、気楽にお読みください!
現在、日本の教育現場(学校)は、中学校の“武道必修化”で混乱・困惑しています。…周知の通り、その本質は“柔道”です。…Terry Bird も中・高・大の7年間に体育の授業で柔道を教わった経験があります。…その経験から“そんなに危険か?”と思っていますが、それはしかるべき先生(有段者)から指導を受けたからでしょう。…某N体育大学柔道部元主将の経歴をお持ちの先生からも教わりました。(K先生、怖かった~)
…ですので、教育実習で“柔道”を担当させていただいた際には、体育授業での柔道経験をベースにして、とても“手応えのある”授業を展開することができました。“大内刈り”も扱いましたし、乱取もやりました。…要するに、重要なのは、指導者(指導法)の問題だと思います。…柔道経験の浅い体育教員では、授業全体を安全かつ有意義にコントロールすることは難しいでしょう。…ましてや、武道必修化の背景にある国(文科省他)の本来の意図を生徒たちに伝えることはできないでしょう。
さて、本題です。
カナダには PHE Canada、ニュージーランドには PENZ という体育関係者で構成される全国的な非営利団体があり、自国の学校体育を充実させるための活動を行っています。…中央政府がイニシアチブを握っているのではなく、当事者たちが政府やスポーツ団体の協力を得ながら民間レベルで“体育”を作り上げているようです。
“世界”と言っても、Terry Bird の扱える範囲は限られていますので、気楽にお読みください!
現在、日本の教育現場(学校)は、中学校の“武道必修化”で混乱・困惑しています。…周知の通り、その本質は“柔道”です。…Terry Bird も中・高・大の7年間に体育の授業で柔道を教わった経験があります。…その経験から“そんなに危険か?”と思っていますが、それはしかるべき先生(有段者)から指導を受けたからでしょう。…某N体育大学柔道部元主将の経歴をお持ちの先生からも教わりました。(K先生、怖かった~)
…ですので、教育実習で“柔道”を担当させていただいた際には、体育授業での柔道経験をベースにして、とても“手応えのある”授業を展開することができました。“大内刈り”も扱いましたし、乱取もやりました。…要するに、重要なのは、指導者(指導法)の問題だと思います。…柔道経験の浅い体育教員では、授業全体を安全かつ有意義にコントロールすることは難しいでしょう。…ましてや、武道必修化の背景にある国(文科省他)の本来の意図を生徒たちに伝えることはできないでしょう。
さて、本題です。
カナダには PHE Canada、ニュージーランドには PENZ という体育関係者で構成される全国的な非営利団体があり、自国の学校体育を充実させるための活動を行っています。…中央政府がイニシアチブを握っているのではなく、当事者たちが政府やスポーツ団体の協力を得ながら民間レベルで“体育”を作り上げているようです。
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