カナダの仕組みを手掛かりに…
カナダの場合、中央競技団体(NSO)等への補助金交付は、「スポーツ資金交付および説明責任枠組み(Sport Funding and
Accountability Framework:SFAF)」に基づいて行われています。
したがって、スポーツカナダ(※民族遺産省スポーツ局)を通じて連邦政府から補助金等の交付を受けようとする競技団体は、申請段階で事業内容や組織の在り方などに一定の基準が課されるとともに、
交付された場合はその活用について説明責任と透明性の確保が求められることになっています。
詳細は省略しますが、全てを満たさねばならない「適格性基準(夏季スポーツ版) A.一般基準」は17項目もあります。以下は、今回の件と、直接的あるいは間接的に関係のありそうな項目です。
⑨ 形式的かつ倫理的に問題のないコーチング教育の原則に取り組んでいる。
⑬ 参加者、競技者、コーチ、審判および指導者と同様に、とりわけ女性、障害者、先住民に対する公正およびアク
セスに関する方針がある。
⑭ 競技者中心の方針があり、高水準競技者の意思決定への直接的関与を明示している。
⑮ 競技者養成プログラムおよびナショナルチームプログラムの技術指導での有資格コーチの基本的役割と重要性を認識している。
⑯ 報告および告発調査のための手続きを含む、ハラスメントおよび虐待に関する方針がある。
⑰ 適正手続および自然的正義の原則と一致し、またカナダスポーツ紛争解決センターの裁判外紛争解決サービスへの照会を認める規定を含む内部不服審査プロセスがある。
…カナダで全柔連と同じような事例があったかどうかは確認できていませんが、もしカナダで同じようなことが起きた場合、連邦政府からの資金交付が受けられなくなる可能性があります。
※資料
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/03/1309352_014.pdf
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