2020年オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、2020五輪)の開催都市は2013年9月7日の「第125回IOC総会」(ブエノスアイレス)で決定されます。…ご存知の方も多いと思いますが、オリンピック開催(予定)年の7年前に開催都市が決まります。
東京(日本)、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の3都市の中から選ばれます。…招致委員会のメンバー(理事)に日本体育・スポーツ政策学会の会員の方も入っていますので応援したいところですが、何をどうすればよいのか…
招致委員会のウェブサイトに以下のような報告がありました。要約します。
『支持率調査結果について』 ※2012年12月21日ニュースより
● 調査方法:電話調査(招致委員会として独自に調査)
● 実施時期:2012年11月22日(木)~12月2日(日)
● 対象地域:東京23区、多摩地域・島しょ部
● 調査対象:18歳以上男女
● サンプル数:400
● 調査結果:( )は前回調査結果
・「賛成」の合計は66%(67%)
・「反対」の合計は14%(13%)
・「どちらともいえない」は20%(21%)
なお、IOCのWGレポートには以下のような記述がありました。
An opinion poll commissioned by the bid committee shows 65% support in Tokyo and 66% support nationally. The IOC poll in Tokyo and the surrounding municipal areas shows 47% support Japan hosting the Games, 30%
with no opinion and 23% against hosting the Games.
そして、以下のような指摘がなされていました。
The IOC’s public opinion poll showed mixed results with a large percentage of people expressing no opinion
towards Tokyo’s efforts to host the 2020 Games. Should Tokyo advance to the second phase of the bid
process, a strong national communications plan would be required.
IOCによる各都市支持率調査は1~2月に実施されるようですが、IOCによる調査方法での「どちらともいえない層」の動き、すなわち、その層への働きかけ如何が鍵になると思われます。
※資料
1) GAMES OF THE XXXII OLYMPIAD
2020 WORKING GROUP REPORT
2) http://tokyo2020.jp/jp/news/index.php?mode=page&id=489
0 件のコメント:
コメントを投稿