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2012/05/06

#405 日本のスポーツ政策の良いところ (21)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その20~

ゴールデンウィークも最終日となってしまいました。明日から仕事に追われる毎日が続くと思うと…です。皆さん、頑張りましょう!

さて、スポーツ政策における“好循環”についてです。「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」が実際の施策なのですが、日本の行政機関お得意のいわゆる“モデル事業”です。平成24年の同プロジェクトの委託先として46クラブが選定されました。

具体的な事業内容は以下の3つです。

 トップアスリート等による巡回指導
 地域の課題解決に向けた取組の推進
 ● 小学校体育活動コーディネーターの派遣

平成24年の予算額は5億8千万円のようです。

可能な限り“解剖”していきたいと思います。…(仕事の合間に)…

2012/05/04

#404 日本のスポーツ政策の良いところ (20)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その19~

スポーツ政策における“好循環”について考える前に、日本ではいつ頃から“好循環”なる(政策)用語が登場したのかを調べてみました。…SMJブログ399では、民主党・菅政権期(2010年6月8日~)からと書きましたが…

「e-Gov(イーガブ)」、すなわち「電子政府の総合窓口(electronic government)」で検索してみたところ、実は、もっと以前から政策用語として登場していたことが分かりました。…勉強になりました!

「イノベーションと需要の好循環の形成に向けて~持続的成長の下での安心と価値実現社会~」(2001年12月:産業構造審議会新成長政策部会報告)

「環境と経済の好循環ビジョン~健やかで美しく豊かな環境先進国へ向けて~」(2004年5月:中央環境審議会答申) → 環境と経済の好循環ビジョン~HERB構想~

「環境と経済の好循環のまちモデル事業」(2004年度~)

その他にも幾つかありましたが、最近では「中央教育審議会大学分科会大学教育部会」における議論の取りまとめの中で「学士課程教育の質的転換への好循環の確立」というものがありました。

2012/04/29

#399 日本のスポーツ政策の良いところ (19)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その18~

Terry Bird の記憶違いでなければ“好循環”なる言葉が政治・政策のステージで語られるようになった契機は、民主党・菅直人政権期ではなかったでしょうか…

菅元総理が「社会保障」「雇用創出」「経済成長」の好循環を「増税」と絡めて力説していたのをニュース番組で見た記憶があります。…今度、TSUの経済学の先生に確認してみようと思いますが、おそらくマクロ経済的な考え方だと思います。

それが、スポーツ政策、なかでも「総合型地域スポーツクラブ」という、いわばミクロ的な事象に「好循環」が当てはめられようとしています。…平成24年度「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」という事業です。

同プロジェクトについて、色々考えることにします。

2012/04/28

#398 日本のスポーツ政策の良いところ (18)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その17~

SMJブログ#249以来の“探す旅シリーズ”です。ご無沙汰です!

このシリーズは、日本のスポーツ政策の良いところが見つかったら“終結”しようと思っていました。…と言うことは、確たるそれが見つかっていないのです。…海外で日本のスポーツ政策の良いところをプレゼンする機会が与えられても、自信を持って語れるものが Terry Bird には見つけることができていません。

日本のスポーツ政策の目玉は“総合型地域スポーツクラブ”なのですが、成功しているとも、失敗しているとも、何とも評価しがたい段階にありますので、まだまだ海外で胸を張ってアピールすることはできません。

…そこで、「好循環」について色々と探ってみることにしました。…何が出てくることやら…

2011/10/17

#249 日本のスポーツ政策の良いところ (17)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その16~

このシリーズはまだ終わっていません。SMJブログ#238からの続きです!

文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”について、インターネット情報をもとにその内訳を調べてみた結果、どうしても168億円になってしまったことは前回の通りです。…その後、もう少し調べてみました。結論のみ書きます。

Terry Bird の把握した平成22年度の“国際競技力向上関係予算(168億円)”のうち施設整備などのハード面の予算は約37億5千万円(約22.3%)で、国際競技力向上関連事業、関連団体への補助金、関連施設・機関の運営費などソフト面の予算は約130億5千万円(約77.7%)でした。(※163億円の本当の内訳は文科省の人に聞かないと分かりません…)

以前、同じような計算をした時には、ハード面の予算の割合がソフト面の予算を大幅に上回っていましたが、JISSが設立され、NTCが整備されてきたことにより、日本の国際競技力向上関係予算もようやくソフト面に大きく配分されるようになってきました。…ただし、カナダ民族遺産省スポーツ局(Sport Canada)の予算配分とは差異がありますし、その他の国の予算配分とも異なっているのではないかと思います。諸外国の競技力向上関係予算との比較研究をするのも面白いかもしれません。(つづく)

2011/10/04

#238 日本のスポーツ政策の良いところ (16)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その15~

SMJブログ#232からの続きです。文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”の内訳がどうしても把握したくなり、また調べました。…関係者に聞けば良いものを…

以下は、現時点で判明している項目です。

平成22年度の国際競技力向上関係予算(一部:約87億円分)

 競技力向上ナショナルプロジェクト (2,411,661千円)
 競技者・指導者等のスポーツキャリア形成支援事業 (89,839千円)
 ジュニアエリート支援プログラム (20,584千円)
  ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設高機能化事業 (611,373千円)
 日本オリンピック委員会補助 (2,588,214千円)
 日本体育協会補助 (501,800千円)
 日本武道館補助(42,407千円)
 国民体育大会開催事業 (400,000千円)
 ドーピング防止活動の推進 (443,213千円)
  国際競技力の向上のための施設整備に必要な経費 (1,634,918千円)
                                 (計)8,744,009千円

163億円のうちの残りの部分(約76億円)は、NAASH(独立行政法人日本スポーツ振興センター)関連で、国立競技場、国立スポーツ科学センター、ナショナルトレーニングセンター等の運営費等のために充てられていると思われます。(8,063,777千円???

Terry Bird によるインターネット情報だけでの国際競技力向上関係予算の内訳把握ですが、前回(#232)より少し誤差が縮まって、上記の合計総額は16,807,786千円となりました。…それでも、約5億円の差があります。当初予算と補正後も詳細に見ないといけないですかねぇ~ もういいかぁ~

何となく、日本の国際競技力向上関係予算の内訳が見えてきました。(つづく)

2011/09/27

#232 日本のスポーツ政策の良いところ (15)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その14~

SMJブログ#230の続きです。文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”の内訳を解明してやろうと思い、インターネット情報のみで資料収集しましたが、無理でした。諦めました。すいません! もちろん、関係者に聞けば簡単なことなのですが、これ以上の深入りは止めておきます。…必要な時はやりますが…

文部科学省の平成22年度「スポーツ振興費(8,891,333千円)」について2通り(★☆)の内訳が示されてありました。

★スポーツ振興費(8,891,333千円)
 1. 諸謝金 (17,512千円)
 2. 職員旅費 (7,864千円)
 3. 外国旅費 (13,183千円)
 4. 委員等旅費 (12,883千円)
 5. 庁費 (65,310千円)
 6. スポーツ振興事業委託費 (4,885,680千円)
 7. 地方スポーツ振興費補助金 (601,691千円)
 8. 政府開発援助民間スポーツ振興費等補助金 (5,906千円)
 9. 民間スポーツ振興費等補助金 (3,126,515千円)
10. 世界ドーピング防止機構拠出金 (154,789千円)

☆スポーツ振興費(8,891,333千円)
 ① 子どもの体力の向上に必要な経費 (1,195,181千円)
 ② 生涯スポーツ社会の実現に必要な経費 (565,562千円)
 ③ 国際競技力の向上に必要な経費 (7,130,590千円)

○その他
(a) スポーツ振興施設費 (1,634,918千円)
   ※ナショナルトレーニングセンターの施設整備
(b) 独立行政法人日本スポーツ振興センター一般勘定運営費交付金 (5,944,738千円)
(c) 独立行政法人日本スポーツ振興センター施設整備費補助金 (2,119,039千円)

③+(a)に、それらしき項目((b)+(c))を足してみると16,829,285千円(約168億円)になってしまいます。 5億円多い! 詳しい方、教えて下さい! Terry はここまでにしておきます。(つづく)

2011/09/22

#230 日本のスポーツ政策の良いところ (14)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その13~

 国際競技力向上関係予算についてです。

文部科学省ウェブサイトの情報では、平成22年度のスポーツ関連予算は過去最高の227億円で、その内の“国際競技力向上関係予算”163億円であると説明されていました。大雑把な説明ですので、実態がよく掴めません。……したがって、いつもの作業をするしかないようです。……パズルを解くようなものですが……

参考までに、「カナダ民族遺産省スポーツ局(Sport Canada)」の2010 年度予算は約172億円(2億500万カナダドル)でした。

もう少し、調べます!

2011/09/16

#225 日本のスポーツ政策の良いところ (13)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その12~

長旅が続きますが、いよいよ最後のテーマ「国際競技力の向上」になります。

著名なスポーツジャーナリストをはじめ元スポーツ選手、スポーツ団体関係者などが、よく「日本にはスポーツ政策がない!」、「日本のスポーツ政策は遅れている!」とかコメントされていますが、おそらく日本の国際競技力向上策について、その無策を指摘されているのだと思います。

敢えて言わせていただくと、日本にはスポーツ政策はありますし、Terry はその政策が決して遅れているとは思っていません。また、日本の国際競技力は決して低いとも思っていません。……現に8月のVMT(SMJブログ#219参照)では、日本は“ロンドン五輪総メダル獲得数ランキング”が8位となっています。

このテーマは Terry のメイン研究テーマですので、文科省の資料をもとにじっくり確認作業をしていきたいと思います。(つづく)

2011/09/15

#224 日本のスポーツ政策の良いところ (12)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その11~

現在の日本のスポーツ政策の2つ目の柱である「スポーツ環境の整備充実」に関わる施策について文科省のウェブサイト情報他で見てきましたが、特徴的(日本独特)なのは“総合型地域スポーツクラブ中心主義”と言えるのではないでしょうか。

文科省の「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」(平成7年度~15年度)にはじまり、今日に至るまで、かなりの資金や労力が投下されてきたと思います。最近では、「地域再生」のみならず「新しい公共」や「好循環」も絡んできました。ある資料では「婚活」の二文字も見られます。……ある意味、現代社会の多くの問題を“総合型地域スポーツクラブ”で解決しようとしていると思われます。“行政主導による地域スポーツクラブ整備”という国家的プロジェクトなのでしょう。

日本は欧州諸国のスポーツクラブを理想として地域スポーツクラブの整備を図っていますが、日本の行政主導による(※人工的?!な)これらの一連の取組みが“成功”した場合、いわゆる“スポーツ後進国”が地域スポーツクラブの整備を図ろうとする際の“モデル”になるものと考えられます。

Terry は不勉強のため最近になって知りましたが、“総合型”とは「多種目」「多世代」「多志向」の3つの多様性を意味しているとのことです。(つづく)

2011/09/12

#221 日本のスポーツ政策の良いところ (11)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その10~

SMJブログでこのシリーズを書きはじめてから“アクセス数”が急落してしまいました。日本のスポーツ政策に対する興味・関心がないのか、SMJが飽きられてきたのか……。でも、Terry Bird は自分のために書き続けます!(ホンネは…)

さて、平成23年度新規事業「スポーツコミュニティの形成促進」(約5.7億円)についてです。文科省のウェブサイト資料をもとにして、同事業の把握に努めます。

● 目的・趣旨
 スポーツを普及・定着させ、スポーツを人々にとって身近なものとするためには、地域スポーツクラブ、学校、地方公共団体、スポーツ団体、企業などが組織の違いを超えて連携することにより、トップスポーツと地域スポーツの垣根をなくし、人材の「好循環」を生み出すことが必要である。
 併せて、「新しい公共」という観点においては、地域住民が行政に依存するのではなく、主体的に学校の体育活動も含めた地域のスポーツ環境の形成を図り、スポーツを通して地域の課題(子育て等)の解決に資する取組を促進することが必要である。また、小学校においては、学校の小規模化や教員の高齢化等により、体育の授業において児童に手本を見せるのが難しい場合があり、民間人の活用を含めた地域での教育支援体制の強化が必要である。
 このため、地域住民が主体的に運営するスポーツ活動の場である総合型地域スポーツクラブ(以下「総合型クラブ」)等の拠点となる総合型クラブ(拠点クラブ)に配置された以下の取組を行うスポーツ人材を活用し、スポーツを通じて新しい公共を担うコミュニティ(スポーツコミュニティ)の形成を促進する

● 内容
(1)スポーツコミュニティの形成促進
  トップアスリート等の活用による地域スポーツの支援
  プロジェクトリーダーによる巡回指導等の調整と地域の課題解決への取組の実践
 小学校体育活動コーディネーターの派遣による支援
(2)実施状況調査の実施等
 ・事業趣旨に沿った適切な事業の実施についての調査

……文科省は、同事業(H23年度)の委託先として、①②③または②③を実施する「総合型地域スポーツクラブ(拠点クラブ)」を19クラブ、②③を実施する「小学校体育活動支援実施クラブ」を16クラブ選定したようです。(つづく)

※引用資料
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/07/__icsFiles/afieldfile/2011/07/29/1309056_4_1.pdf

2011/09/08

#217 日本のスポーツ政策の良いところ (10)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その9~

Terry がユニークだと感じた「スポーツコミュニティの形成促進」事業についてです。……平成23年度からの新規事業です。

多くの方々にとっては“単なるスポーツ事業”かもしれませんが、色々調べていくと、現在の国(日本)の政治や政策における“大きな動き・流れ”と連動している場合もあるのです。同事業はそれに該当することが分かってきました。

以下は同事業を把握するための主な“キーワード”です。

 「新しい公共(New Public Commons)」  「『新しい公共』円卓会議」
 「元気な日本復活特別枠」  「元気な日本スポーツ立国プロジェクト」  など

色々、勉強になります。長旅は続きます…

2011/09/05

#215 日本のスポーツ政策の良いところ (9)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その8~

Terry がユニークだと感じた“スポーツ大会拠点づくり推進事業”についてです。……ただし、同事業への賛否は分かれているようです。

同事業の実施要綱(H.16.9.5 ※H.21.12.4改正)を確認したところ、正式名称が「スポーツ拠点づくり推進事業」ということが判明しました。その趣旨は以下の通りです。

「小・中・高校生が参加する各種スポーツの全国大会を継続的に開催しようとする市町村(東京都23特別区を含む。以下同じ。)及びスポーツ団体の取組みを支援することにより、全国各地に、青少年があこがれ、目標とするスポーツ毎の拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生を推進するものとする。」(要綱より)

Terry なりに要約すると、「全国各地に小・中・高校生が憧れ目標とする“甲子園的”なスポーツ大会を増やし、地域に根付かせようとする(地域再生にも資する)施策」ということになりますでしょうか。

総務省所管の“財団法人地域活性化センター”が総務省及び文部科学省との連携のもと同事業を“地域づくり助成等支援事業(スポーツによる地域振興助成事業費)”として実施しています。同センターが事務局を務める「スポーツ拠点づくり推進委員会」が年1回程度選考を行い、同センターにより「承認スポーツ大会」へ助成金が交付されます。平成17年度から選考・助成がスタートし、初年度は上限1,000万円、2年目以降は上限500万円が原則10年間助成されるようです。これまで計65大会が選定されています。平成23年度は募集されないようです。

助成金の主たる原資は「宝くじの収益(日本宝くじ協会助成金)」です。同助成金収入の平成22年度補正後予算額は2億4,200万円でしたが、平成23年度予算は約3,725万円と大幅に減っていました。参考までに、平成22年度は「スポーツによる地域振興助成事業費」として、約3億1,693万円が支出されていました。

平成16年5月の小泉元総理の指示を受けて始まった事業のようですが、その経緯の詳細については省略します。(つづく)

2011/09/03

#213 日本のスポーツ政策の良いところ (8)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その7~

前回(#212)からの続きです。ここ数年、日本のスポーツ政策についてウォッチしていなかったこともあり、えっ、こんな施策あったの! …と驚かされることがあります。

“スポーツ環境の整備充実”に関する施策等の中では「スポーツ大会拠点づくり推進事業」「スポーツコミュニティの形成促進」事業がそれにあたり、“ユニークなスポーツ施策”として挙げられそうです。前者は平成17年度から実施されていた事業で、後者は平成23年度からの新規事業です。

まずは「スポーツ大会拠点づくり推進事業」について調べることにします。…キーワードは、「小泉元首相」「宝くじ」「甲子園的」「地域活性」「天下り?団体」等のようです。(つづく)

2011/09/02

#212 日本のスポーツ政策の良いところ (7)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その6~

文科省のウェブサイト情報をもとに「スポーツ環境の整備充実」に資する施策等を“ピックアップ”してみました。(カナダほど気合が入っていませんが…)

 ●総合型地域スポーツクラブの育成、活用等
  「総合型地域スポーツクラブに係る認定NPO法人制度の認定要件の緩和」
  「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」
  「地域スポーツ指導者育成推進事業」
  「今後の総合型地域スポーツクラブ振興の在り方について~7つの提言~」の公表
    ※平成21年8月12日、総合型地域スポーツクラブに関する有識者会議
  「スポーツコミュニティの形成促進」事業 
    ※平成23年度新規
 ●「スポーツ大会拠点づくり推進事業」
    ※文部科学省・総務省の共同実施、合計65大会を選定
 ●「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」
    ※平成23年度(平成24年2月10日、秋田県)
 ●「全国スポーツ・レクリエーション祭」
    ※平成23年度(平成23年11月5日~8日、栃木県)
 ●「スポーツ実施率」の公表
    ※内閣府「体力・スポーツに関する世論調査」に基づく推計
 ●「プールの安全標準指針」の策定
    ※平成19年3月、文部科学省・国土交通省

もちろん、上記だけではありません。「地方スポーツ振興費補助金(体育・スポーツ振興事業)」他も詳細に見ないといけないのですが、省略します。(つづく)

2011/08/31

#211 日本のスポーツ政策の良いところ (6)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その5~

あまり執筆意欲の湧いてこないシリーズですが、Terry 自身の勉強のために投げ出さずに頑張っています。

現在の“日本のスポーツ政策”の2つ目の柱である「スポーツ環境の整備充実」について、文科省のウェブサイト情報をもとにして、その“良いところ”を見つけたいと思います。同サイト内の「生涯スポーツ」(http://www.mext.go.jp/a_menu/05_d.htm)が主たる参考情報になります。以下は、列挙されている項目です。

 総合型地域スポーツクラブ
 スポーツ拠点づくり
 生涯スポーツ全国会議
 全国スポーツ・レクリエーション祭
 スポーツ実施率
 水泳等の事故防止について

これだけでは、何が何だか分かりません。実態が掴めませんので、いつものような作業をしていきます。(つづく)

2011/08/27

#208 日本のスポーツ政策の良いところ (5)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その4~

SMJブログ#206では、“子どもの体力向上に関する施策”を3分類し、その概要把握に努めました。…よく、日本のスポーツ政策は遅れているとか、不十分だと言われることがありますが、そんなことはなかったです。幼少年期の体力向上策等がエビデンスに基づき的確に立案されている印象を Terry はもちました。

文科省が指摘しているような、子どもの体力問題が将来的な国民全体の体力低下生活習慣病の増加等につながり、ひいては社会全体の活力が失われる…という危機感は、いわゆる先進国の共通の問題であると言えるでしょう。……もちろん Terry  の研究対象のカナダにおいても、この種の問題解決は主要政策課題として位置付けられています。

 以下、概観した結果のまとめです。

小・中・高にわたる「学校体育の充実」を通じて“子どもの体力向上”を図ろうとしている点は、日本の“特徴”であり“良さ”でもあるのではないでしょうか。……教育の管轄が州にあるカナダのような連邦制を敷く国や学校体育に重きを置いていない国などでは限界があると思いますが、この種の問題解決を図る上での鍵となる方策ではないかと Terry は考えます。

ただし“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が直接的に「子どもの体力向上」につながることを説明するのは難しいですが…(つづく)

2011/08/25

#206 日本のスポーツ政策の良いところ (4)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その3~

“子どもの体力向上に関する施策”を、大雑把にまとめさせていただきました。

 調査・研究
 学校体育の充実
  広報・啓蒙

①は、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」、「体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動の在り方に関する調査研究」等が該当します。前者の「体力・運動能力調査」については昭和39年から実施され、平成11年度の同調査からは「新体力テスト」が導入されています。後者の調査研究については、その報告書が文科省のウェブサイトで公開されています。……昭和39年と言えば Terry が生まれた年ですので、「体力・運動能力調査」には親近感がもてます。資料的価値も高いことでしょう。

②は、“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が主要テーマになっています。平成20年に改訂された中学校学習指導要領に基づき、平成24年度から完全実施される中学校における武道・ダンスの必修化に向けた諸施策です。想像していた以上に、周到に準備が進められている印象をもちました。

③は、「子どもの体力向上推進事業」の一環として行われている広報・啓蒙関連事業(委託)です。公益財団法人日本レクリエーション協会が「子どもの体力向上ホームページ」 (http://www.recreation.or.jp/kodomo/) の運営を委託されています。また、公益財団法人日本体育協会が「子どもの発達段階に応じた体力向上プログラム」の開発を委託され、「アクティブ・チャイルド・プログラム」の“ガイドブック・DVD”が作成されています。
……えっ、こんなのあったの?……っていう感じです。

(つづく)

2011/08/24

#205 日本のスポーツ政策の良いところ (3)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その2~

結局、カナダのスポーツ政策に関する報告書を書くための作業と同じことを繰り返しています。Terry Bird はどれほど暇な男なのでしょう。……“良いところ”を見つけるためには、やはり全体像を把握する必要がありました。

ここから先は、文部科学省のウェブサイトを主たる資料として書いていきます。学術論文ではないので、気楽にお読みください!

近い将来どうなるか分かりませんが、現在の日本のスポーツ政策の3本柱は、スポーツ振興基本計画(2006年改定)で掲げられている「子どもの体力向上」「スポーツ環境の整備充実」「国際競技力の向上」と言えるでしょう。……そこで、まず始めに“子どもの体力向上に関する施策”について整理してみました。

とても複雑(※ややこしい作業)でしたが、何となく“概略”が掴めました。(つづく)

2011/08/23

#204 日本のスポーツ政策の良いところ (2)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その1~

安易に“新シリーズ”を立ち上げてしまい、後悔しています。……実は、Terry が日本のスポーツ政策を理解していなかったことが判明しました。…ですので、この企画を取り下げます!…と言いたいところですが…。

他国のスポーツ政策から学ぼうとする時、そのポイントについて考えてみました。

 公表されている“スポーツ政策”から学ぶ
  ①に基づく個々の“スポーツ施策”から学ぶ
  ①に直接基づかないその他の“スポーツ施策”から学ぶ
  ①~③の“システム”全体から学ぶ
  ④を支える諸要素から学ぶ
  その他

SMJブログでは、日本の②について整理したいと思います。

“長旅”になりそうです!