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2012/01/12

#310 SPI2のソルビングメソッド (5)

SMJブログ#308からの続きです…

学生にSPI2(速さの問題)のソルビングメソッド(解法)をレクチャーした後、練習問題を解かせているときに“落とし穴”を発見しました。…分かってはいましたが…学生の“計算(算数)力の無さ”は想像以上のものでした。

公式を L = VT とした場合、V = L/T や T = L/V への変形がおぼつかない。
32 = 5T + 7T の一次方程式が解けない。
8/3時間を2時間40分に置き換えることができない。

また、学生から質問のあった問題では、L/3 + L/5 = 4 の一次方程式を解く必要がありましたが、これが解けない学生がかなりいました。…仮に解けたとしても、数種類の解き方を説明できる学生はほとんどいないように感じました。…TSUは特にこの傾向が強いと思いますが、計算(算数)力の乏しさは今日の多くの大学生に当てはまるのではないかと思います。

学生の将来を考えた時、SPI2(就職)目的だけではなく、計算力をつけてあげることも大学教育において必要になってきたのでしょう。…1~2年次にやるべきことが見えてきました!

2012/01/10

#308 SPI2のソルビングメソッド (4)

SMJブログ#307の練習問題の解法です!

問題文を読みながら以下のような図を描きますが、
   ポイントは“T時間後に出会う”とするところでしょう。
図から 32 = 5T + 7T という方程式を作って、それを解きます。

     32 = 12T → 12T = 32 → T = 32/12 → T = 8/3

すなわち、8/3時間後に2人は出会うことになります。

よって、正解は“2時間40分後”です!

Terry の基本パターンは、地点間を結んだ線の下側に「距離(L)」・上側に「時間(T)」を記し、最上部に「速度(V)」を記します。…描き方は人それぞれで良いと思いますが、基本パターンは固定しておいた方が良いでしょう。…ただし、図を描かない方が早く解ける場合もありますので、臨機応変に解き方を選択してください!

…と、これで“終了”となるはずだったのですが…(つづく)

2012/01/09

#307 SPI2のソルビングメソッド (3)

「S地点からT地点までの32kmを、 AさんはS地点から時速5kmでT地点に向かって、 BさんはT地点から時速7kmでS地点に向かって歩き始めました。AさんとBさんが出会うのは出発してから何時間何分後でしょうか。」

上記の問題について、“型”に当てはめて機械的に解いていけば、2分以内で答えを得ることができます。…もしその場で考えながら解いていくと5分ぐらいかかるでしょう。

日本の1月第2月曜日は「成人の日」(祝日)です。…気分転換に是非チャレンジしてみてください!

…ところで、このような問題を学力試験として課すような人事採用システムは、諸外国にはあるのでしょうか? いかにも日本的なもののように感じます。…でも、避けるわけにはいきませんので…

2012/01/08

#306 SPI2のソルビングメソッド (2)

SPI2(非言語系)の問題で得点を上げるためには…

可能な限り、出題されるジャンルごとの“ソルビングメソッド”を修得することです!…要するに、問題を解く上での“型”をもつことです。…自分なら“こうして解く”という手順、方法等を固めておくことです。…もちろん、そのような“型”を作ることができないジャンルもありますが、そのような問題は後回しにすれば良いのです。

昨今、多くの大学が、カリキュラム内外でSPI2等の就職試験対策プログラムを実施するようになってきました。…“非言語系”の場合についてですが…もし、その内容が「問題を解かせた後に、問題ごとの(一般的な)模範解答を説明する」だけのようなものでしたら要注意です!…おそらく実践場面ではほとんど役に立たないでしょう。…この点について、大学関係者はあまり気付いていないと思われます。…就職試験対策プログラムを導入すれば“学生の学力等が向上”して“就職率も上がる”と単純に思い込んでいるのでしょう。…盲点です…落とし穴です!

学生がいくら模範解答を理解したとしても、それはその問題の“解き方”を理解したに過ぎません。練習問題を通じて“解く型”を理解することを反復しなければ決して“型”は身につかず、良いパフォーマンスにも結びつかないのです。

学生の様子を見ていると、まるでテニス初心者がサーブを打っているようです。

2012/01/07

#305 SPI2のソルビングメソッド (1)

Terry Bird は数学の専門家ではありませんが…“昔とった~”で…数年前から担当している「キャリアデザインⅡ」という授業の中で「SPI2のソルビングメソッド(解法)」を解説しています。…SPI2レベルの数学(算数)問題であれば“スポーツ的訓練法”で勉強を進めていくことにより、確実に点数を稼ぐことができるようになると確信しています。

 因みに…恥ずかしながら…我が大学の現状ですが……やはり、言えな~い!

授業では、模擬試験(30問:40分)を10分延長して実施し、その結果を踏まえ、比較的容易に解けるにもかかわらず正答率の低かった3つのジャンル(「場合の数」「確率」「速さ」)について2回の授業を使って“Terry Bird の解法”をTSU学生向けにアレンジして伝授しました。

昨日のテーマは「速さの問題」でした。以下は3つのポイントです。

 公式を覚えましょう!
 単位をそろえましょう!
 図を描きましょう!

公式は「L=VT」として暗記させました。…それでも「み・は・じ」や「き・は・じ」で解こうとしている学生がいました…是非、おやめください…応用が利きません!

SPI2(非言語系)はスポーツだ!…という少々強引な持論との繋がりで、SMJブログにおいて、そのソルビングメソッドについて取り上げていくことにします。