SMJブログ#308からの続きです…
学生にSPI2(速さの問題)のソルビングメソッド(解法)をレクチャーした後、練習問題を解かせているときに“落とし穴”を発見しました。…分かってはいましたが…学生の“計算(算数)力の無さ”は想像以上のものでした。
・公式を L = VT とした場合、V = L/T や T = L/V への変形がおぼつかない。
・32 = 5T + 7T の一次方程式が解けない。
・8/3時間を2時間40分に置き換えることができない。
また、学生から質問のあった問題では、L/3 + L/5 = 4 の一次方程式を解く必要がありましたが、これが解けない学生がかなりいました。…仮に解けたとしても、数種類の解き方を説明できる学生はほとんどいないように感じました。…TSUは特にこの傾向が強いと思いますが、計算(算数)力の乏しさは今日の多くの大学生に当てはまるのではないかと思います。
学生の将来を考えた時、SPI2(就職)目的だけではなく、計算力をつけてあげることも大学教育において必要になってきたのでしょう。…1~2年次にやるべきことが見えてきました!
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