“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その3~
“子どもの体力向上に関する施策”を、大雑把にまとめさせていただきました。
① 調査・研究
② 学校体育の充実
③ 広報・啓蒙
①は、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」、「体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動の在り方に関する調査研究」等が該当します。前者の「体力・運動能力調査」については昭和39年から実施され、平成11年度の同調査からは「新体力テスト」が導入されています。後者の調査研究については、その報告書が文科省のウェブサイトで公開されています。……昭和39年と言えば Terry が生まれた年ですので、「体力・運動能力調査」には親近感がもてます。資料的価値も高いことでしょう。
②は、“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が主要テーマになっています。平成20年に改訂された中学校学習指導要領に基づき、平成24年度から完全実施される中学校における武道・ダンスの必修化に向けた諸施策です。想像していた以上に、周到に準備が進められている印象をもちました。
③は、「子どもの体力向上推進事業」の一環として行われている広報・啓蒙関連事業(委託)です。公益財団法人日本レクリエーション協会が「子どもの体力向上ホームページ」 (http://www.recreation.or.jp/kodomo/) の運営を委託されています。また、公益財団法人日本体育協会が「子どもの発達段階に応じた体力向上プログラム」の開発を委託され、「アクティブ・チャイルド・プログラム」の“ガイドブック・DVD”が作成されています。
……えっ、こんなのあったの?……っていう感じです。
(つづく)
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