立候補ファイル(全3巻)は面白い!
先日(1/7)、「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」(以下、招致委員会)がIOCに「立候補ファイル」を提出しましたが、ようやく日本でも2020五輪の招致ムードが盛り上がってきました。…招致委員会のウェブサイトのトップページには「開催都市決定まであと241日」とありました。…古い話ですが、宇宙戦艦ヤマトのエンディングを思い出します。
さっそく、日本語版の「立候補ファイル(全3巻)」に目を通してみました。…実に面白い!…スポーツマネジメントの観点からもとても勉強になります。…メガ・スポーツイベントの企画の仕組み(全体像)が詳細に描かれています。
…まずもって、招致委員会が目指しているいるのは「組織委員会」への名称変更でしょう。すなわち、「(2020年の)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee for the Olympic and Paralympic Games:TOCOG)」に格上げ(改組)されるということです。…通称「TOCOG(トコッグ?)」と呼べる日が来るでしょうか…
実際に提出されたファイルは英語・仏語版ですが、日本語版はIOCからの各項目質問文が記載されてあったり、解説文のようなものもあったりしますので、とても分かりやすいです。…スポーツマネジメントの教材としても活用できそうです。
色々書かれてありましたが、斜め読みする中で目に留まったのが「07 マーケティング」の箇所の「オリンピックくじ」でした。以下はその概要(抜粋)です。
● 2020年東京大会の資金に充てるための宝くじについては、2017年から2020年までの4年間にわたり発行し、計100億円(114百万米ドル)の収入を見込んでいる。
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当せん金付証票法の規定により全ての売上金は公共事業の費用の財源に充てられることとなっており、当該収入は、オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、大会関係施設の建設・整備費用などに充当される。
…是非、ご一読を!
※資料
http://tokyo2020.jp/jp/plan/candidature/index.html
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