2012/03/20

#366 世界の体育(Physical Education) (1)

また、大袈裟なタイトルのシーリーズを打ち立ててしまいました…

“世界”と言っても、Terry Bird の扱える範囲は限られていますので、気楽にお読みください!

現在、日本の教育現場(学校)は、中学校の“武道必修化”で混乱・困惑しています。…周知の通り、その本質は“柔道”です。…Terry Bird も中・高・大の7年間に体育の授業で柔道を教わった経験があります。…その経験から“そんなに危険か?”と思っていますが、それはしかるべき先生(有段者)から指導を受けたからでしょう。…某N体育大学柔道部元主将の経歴をお持ちの先生からも教わりました。(K先生、怖かった~)

…ですので、教育実習で“柔道”を担当させていただいた際には、体育授業での柔道経験をベースにして、とても“手応えのある”授業を展開することができました。“大内刈り”も扱いましたし、乱取もやりました。…要するに、重要なのは、指導者(指導法)の問題だと思います。…柔道経験の浅い体育教員では、授業全体を安全かつ有意義にコントロールすることは難しいでしょう。…ましてや、武道必修化の背景にある国(文科省他)の本来の意図を生徒たちに伝えることはできないでしょう。

さて、本題です。

カナダには PHE Canada、ニュージーランドには PENZ という体育関係者で構成される全国的な非営利団体があり、自国の学校体育を充実させるための活動を行っています。…中央政府がイニシアチブを握っているのではなく、当事者たちが政府やスポーツ団体の協力を得ながら民間レベルで“体育”を作り上げているようです。

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