策定へ向けての議論はいつから始まったのか?
文部科学省内部の作業がいつから始まったのかは分かりませんが、公開されているインターネット情報から、その原点を探りたいと思います。…ちなみに、SMJブログ#355に書きましたように、現時点で判明しているカナダのそれは2010年7月14日でした。
① 「スポーツ・青少年分科会(第59回)」 ※2011年5月20日
●スポーツ振興に関する特別委員会の設置が決定
② 「スポーツ振興に関する特別委員会(第1回)」 ※2011年7月25日
●スポーツ振興基本計画の評価が当面の作業としてスタート
形式的には「スポーツ基本法」の施行(8月24日)後に、文部科学大臣から中央教育審議会に諮問がなされてから「スポーツ基本計画策定に向けての議論(審議)開始」となりますが、実質的には「スポーツ振興基本計画」の達成状況などの評価作業も「スポーツ基本計画策定に向けての議論の一部」と見なせますので、「スポーツ・青少年分科会(第59回)」において、その議論の場となる「スポーツ振興に関する特別委員会」の設置が決定されたことが、その“原点”ということになるのではないでしょうか。…少々、紛らわしい説明になってしまいました…
すなわち、冒頭の問いに対する答えは“2011年5月20日”と考えます。
日本とカナダにおいて同時期(2012年春ごろ)に策定される“国レベルの政策(計画)”ですが、両国を比較すると、カナダの方が約10カ月前にその作業をスタートしていたことになります。
ただし、「スポーツ立国戦略」(2010年8月26日)の位置づけによっては、Prof. Ken さんに対するヒアリング調査(※諸外国におけるスポーツ法の現状) が行われた2010年1月27日が、その“原点”と言えなくともないですが…そもそも計画外のものですので…
(参考資料)文部科学省HP公開の上記①②会議の議事録
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