ゼミ生 :
「先生、日本のスポーツ政策の問題・課題が漠然としていて、よく分かりません!」
Terry :
「じゃ、スポーツ立国戦略の策定の際に実施されたヒアリング調査の記録(議事録)を読んでみたらいいんじゃないの。スポーツ関係者たちが様々な問題点を指摘しているよ!」
……こうして、ゼミ生たちの研究が始まったのです! (つづく)
(参考)
※SPJ2011のレジュメ「2. 研究の方法」より
「スポーツ立国戦略(2010)」を踏まえ、1961年制定の「スポーツ振興法」が50年ぶりに全面改正され「スポーツ基本法(2011年)」が制定された。この日本のスポーツ(政策)における大きな節目に際して、「スポーツ立国戦略」は重要な方向性を示した。したがって、本研究では、同戦略の策定作業の一環として実施されたヒアリング調査に着目し、スポーツ関係者から如何なる問題・課題が指摘されたかについて分析を行った。文部科学省のウェブサイト内の議事録を資料とし、各発言者の記録(発言内容)から日本のスポーツに関する問題・課題に該当する箇所を抜き出し、カードに記載し、KJ法を用いて全体像の把握と本質的課題の探索を行った。
①分析資料
文部科学省ウェブサイト(http://www.mext.go.jp/)情報
「スポーツ立国戦略策定までの経緯(ヒアリング開催実績)」
②分析方法
2010年3月10日から4月20日までに開催された5回のヒアリングにおいて調査対象となった14名11団体の発言内容(議事録)から日本のスポーツ政策に関する問題点の指摘のあった箇所を抽出・分類し、KJ法を用いて分析した。
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