客観的に探索するということ…
“問題の探索”および“解決策の探索”をする際、100%客観的に探索することは不可能ですが、できるだけ主観的な要素を排除することが重要です。
以前、Terry ゼミで取り組んだ「日本のスポーツ政策の課題-その本質を探る-」を例に挙げて説明しますと……問題を探索するためのデータを「スポーツ立国戦略(2010)」の策定に向けて実施された“ヒアリング調査”の議事録から収集しました。……14名のスポーツ関係者と11のスポーツ関係団体の代表者の発言内容から“日本のスポーツの問題点”を抽出したのです。……欲を言えば、地域レベルのスポーツ愛好家、ボランティアスポーツ指導者、民間スポーツ施設のスタッフなど、より幅広くデータ収集したかったのですが……
いずれにしても、収集されたデータの整理・分析の結果、3つの主要問題と1つの本質的課題が浮き彫りになったことについてはSMJブログ(#239, 241~245)でご紹介したとおりです。
そこで、解決策の探索の題材として、主要問題の1つの“日本人のスポーツに対する理解が乏しい(問題)”を取り上げることにします。
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