報告書では最も伝えたいポイントが…
残念ながら、カナダのパティシパクションに関して最も伝えたかったポイントが紙幅の関係で割愛されています。
カナダのスポーツ政策上、パティシパクションが多大な貢献をしてきたにもかかわらず、その活動が中断されていた期間(約6年間)がありました。当時、Terry はパティシパクションはなくなったと理解していましたが、2007年に復活を果たしたのです。以下、割愛した文章(下線部)です。
パティシパクションは、国際的にも評価を受けた「チャレンジデー」だけではなく、カナダ国内において、マスメディアを効果的に活用した様々な魅力的なインパクトのある健康づくりに関する広報・啓蒙活動を展開してきた。そして、その名称とロゴは、パティシパクションの意義の浸透とともに広くカナダ国民に知られるようになった。しかしながら、連邦政府からの補助金が削減されたことにより、30年間の功績があるにもかかわらず、2001年にパティシパクションは“クローズド”された。ただし、クローズドされた後も、パティシパクションの理事及びスタッフの多くは、正式な会議を開くことはなかったが理事会(board of directors)を残して、ボランティアで“ParticipACTION”の名称とロゴを維持した。
パティシパクションの関係者(民間人)たちの“身体活動を通じてカナダ人を健康にしよう!”という情熱(passion)と“ParticipACTION(名称・ロゴ)”に対する強い思い入れや誇り……自らつくろうとする意識・ボランティアスピリット……学ぶべき点だと思います。
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