2011/11/06

#267 Terry Bird の問題解決学 (7)

“客観性”を貫くことの意味…

問題解決を図る上で大切なことは、「問題の探索」「解決策の探索」などの作業または思考プロセスにおいて“客観性”を貫くことです。

直感、思いつき、経験、思い込み、固定観念、しがらみ、打算、意地、こだわり等などの要素が入り込んでくると、その度合によっては問題解決できる確率も低くなってしまうと考えます。…もちろん、問題解決の職人さんのような人もいますので、その職人さんの直感的意見によって解決に導かれることも多々あると思います…が、職人さんの頭の中では知識、経験等に基づく“客観的な思考”がなされていることでしょう。

 では、具体的な話をします。

SMJブログでも紹介しましたが、「日本のスポーツ政策の本質的課題」は何ですか…と問われたら皆さんは何と答えるでしょうか? スポーツ愛好家、体育教員、研究者、役人、スポーツ団体関係者、オリンピック選手、プロスポーツ選手、スポーツ産業関係者など、それぞれの置かれている立場によって、それに対する答えは相当異なってくる思います。(つづく)

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