2011/11/14

#274 日本体育・スポーツ政策学会第21回大会 (3)

12月3日(土)に TSU で開催される標記学会大会の「基調講演(keynote address)」のポイントをご紹介します。ゲストスピーカーは、ジーン・ハーベイ教授(オタワ大学)です。

ハーベイ教授とは今年1月のカナダ現地調査の際に初めてお会いしました。とてもフレンドリーな方で、SMJブログ#19「カナダスポーツ政策調査:現地報告⑤」でも書きましたように、ヒアリング調査の後、世界最長の天然スケートリンク(※ユネスコ世界文化遺産に登録)である「リドー運河」に連れて行って下さいました。(滑ってはいませんが…)

ビーバー・テイルという揚げパンを買ってくれているハーベイ教授です!
 さて、カナダにおける現在の連邦スポーツ政策は「Canadian Sport Policy(2002-2012)」ですが、2012年4月に向けて新しい連邦スポーツ政策の改定作業が進められています。11月9日・10日(現地時間)には、トロントのデルタチェルシーホテル(マウントバッテン宴会場)を会場として「カナダ連邦スポーツ政策改定に関する全国会議」が開催されました。この会議は招待者オンリーの会合で、ディスカッションペーパー(改定草案)の検討が行われ、意見がまとめられることになっていました。ハーベイ教授もこの会議に招待されておられますので、基調講演では世界に先駆けて、カナダのスポーツ政策の動きの最新情報に触れることができると思います。

なお、カナダのスポーツ政策研究を専門としている Terry としては、一国のスポーツ政策を策定あるいは改定するプロセスが他国ではどうなっているのかということにも関心を示していただければと思っています。

学会大会専用ブログNo.7より加筆転載

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