解決策を探索する…
問題(の本質)が探索できたら、解決策を探索することになります。…日本のスポーツの主要問題の1つである“日本人のスポーツに対する理解が乏しい(問題)”を題材にして話を進めていきます。
その前に、問題の構造をご説明します。(ヒアリング議事録から抽出したデータにより明らかになった範囲での話です!)
“日本人のスポーツに対する理解が乏しい”と…
① 障害者スポーツについての認識・理解・関心
② スポーツの意義・価値に対する認識
③ 健康・体力づくり、心の健康状態
④ スポーツ指導の在り方
などにマイナスの影響を及ぼす…という関係性が浮き彫りになりました。
なお、上記①~④は、その他の問題に影響を及ぼす関係性も浮き彫りになっています。したがって、日本人のスポーツに対する理解を深めるような方策を考え、実施することが“日本のスポーツ問題の解決”につながるものと考えられます。
では、どのようにして解決策を探索すれば良いのでしょうか?…問題解決ソフトにデータを入力して、答え(方策)がポッと出てくれば良いのですが…。残念ながら、ここから先は人為的な(思考)作業をせざるを得ません。1人よりは2人、3人…6人ぐらいまででしょうか…各自の知識や経験をフル活用して幾つかの方策を出し合います。…もちろん1人でもできないことはありませんが、“客観性”や“妥当性”を担保するためにも複数人で取り組むことが重要です。…仮説やテーマを設定して方策を出し合う方法もあります。
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