SMJブログ#135のつづきです。
Terry は、国力を「ある国の各分野の国際競争力の総和」と仮定義しました。そして、日本の将来において、「少子化による人口減少に伴う国力の低下が危惧される」的なことを書きました。
2002年12月の日本体育・スポーツ政策学会第12回大会シンポジウムで、Terry は「国際競技力」は「国力の一要素」であるとの考えを初めて示しました。……当時、フロアの反応は???だったように記憶しています。……それ以来、この件を Terry の研究第一テーマに掲げ、今日に至っています。……なかなか前に進んでいませんが、第二テーマの「カナダのスポーツ法と政策」が一段落しそうなので、ボチボチ再開できそうです。
Terry は、拙稿(2003、2008)において「国際競技力とは、ある国の競技スポーツ分野の国際競争力を示すものであり、オリンピック競技大会、競技別世界選手権大会等の国際競技大会における競技成績等を指標として表した、国家間を比較しうる相対的競技水準のことである。国際競技力は、①国際総合競技力、②特定国際競技力の2つの観点から表わすことができる」と定義しています。
……これ以上は、企業秘密!? ですので書けませんが、数年のうちに完結させ、論文として公表したいと考えています。スポーツを通じて日本の国力を維持・向上するための方策を実証的に明らかにしたいです!
※引用:「スポーツ政策の現代的課題」日本評論社、2008年
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