運動部活動を通じた学校活性化プロジェクト
―もしP・コトラーが高校の校長になったら―⑥
P・コトラーとマーケティング3.0…
P・コトラー(1931-)について
1931年、アメリカ(シカゴ)生まれ。現在、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授。「マーケティングの権威(Marketing Guru)」として世界的に広く知られている。大著『マーケティング・マネジメント』は12版を重ねている。また、製品管理に焦点を合わせたマーケティング1.0、製品中心から顧客志向のマーケティング2.0、そして人間志向及び価値主導のマーケティング3.0へと時代の変化に応じて先進的なマーケティング理論を公表している。(コトラー他 2010)
コトラーのマーケティング3.0
マーケティング3.0とは、価値主導のマーケティング理論である。その特徴は、市場(消費者)をマインド、ハート及び精神を持つ全人的存在ととらえ、企業等が世界をより良くするミッション、社会的コーズ(大義)等に基づき活動するところにある。時代の変化(「参加の時代」「グローバル化のパラドックスの時代」「クリエイティブ社会の時代」)に応じて構築されたマーケティング理論であり、「協働マーケティング」「文化マーケティング」「スピリチュアル・マーケティング」が融合したマーケティングである。(コトラー他 2010)
※Sport Policy for Japan 2012 におけるTeam TSU 発表抄録より抜粋(一部修正)
※ コトラー他(2010) 『コトラーのマーケティング3.0』 朝日新聞出版
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