スポーツ政策研究を志す学生・院生たちへ③
今日(5/2)、妻 Peach と人間ドッグに行く予定ですが、夜更かしして大丈夫だろうか…
さて、研究テーマの設定について、独論を吐きます!
Terry の場合は、卒論構想発表時に、当時所属していたゼミ(体育経営学)で、身の程知らずのテーマ設定をしました。「日本の金メダル獲得数を増やすにはどうしたら良いか?」というようなテーマだっだと思います。……レジュメを作り、自信を持って発表しました。……どうだ!……と思っていたところ、学生・院生・教官からの集中砲火が待っていました。……テーマがでかすぎる!、お前にそんなことができるか!、そんな方法じゃダメだ!……など雨あられでした。
その後も、先輩院生たち4~5人を相手に、深夜、大激論を繰り広げ、「効果的リーダーシップ行動に関する研究~大学テニス部をモデルとして~」というテーマに落ち着き、卒論を書くことになりました。補足しますと、同論文は、大学テニス部の競技成績を向上させるためのキャプテンのリーダーシップ行動について明らかにするもので、当初のテーマの縮小版、あるいは最下層に位置づく研究に当たり、一応、初志は貫徹できたと思っています。
スポーツ政策は「競技力向上」のみではありませんが、実のところ、Terry のメイン研究テーマは「カナダのスポーツ法・政策」ではなく、卒論構想時に抱いた“思い”に連なるものなのです。
結論です!
研究テーマを設定する際、まずは、どでかい構想(大テーマ)を打ち上げて下さい……そして、その核となる、基礎となる、種のような、双葉のような、縮小されたテーマを見つけ出して下さい。
次回は、同僚 Coach K さん(現役院生)の例を挙げて、研究テーマ設定における、その逆のパターンを独論しま~す。取材しなきゃ!
0 件のコメント:
コメントを投稿