一国のスポーツ政策の全体像を把握するということは、“3次元パズルを解くようなもの”と何度もSMJブログで書いてきました。
Terry はカナダのスポーツ政策の全体像を把握しました!
……と言っても、100%ではありません。……その構造が何となく分かってきた…程度のものです。50%、40%、30%、いや、20%といったところでしょうか……今後もカナダ研究をライフワークとして、①日々進歩し続けるカナダのスポーツ政策の後追い、②各施策・機関・組織等についてのさらなる理解、③それらの連関・効果・機能等の解明、④個別テーマの研究、⑤定期的な現地調査、⑥その他、を積み重ねることにより、その把握度を高めていくことになります。
外国スポーツ政策研究を通じて、曲がりなりにも一国(カナダ)のスポーツ政策の全体像を把握した結果、次のようなものを得ることができました。
★国のスポーツ政策の在り方に関する一つのモデル、スタンダード及びスケール★
すなわち、①日本のスポーツ政策について考える際の比較対象、②日本のスポーツ政策を分析・考察する際の基準、③日本のスポーツ政策を評価する際の尺度となる“研究ツール”のようなものを得ることができたのです。
その研究ツールに照らし合わせて日本のスポーツ政策を概観すると、今のところ……と言わざるを得ません。日本のスポーツ政策研究だけでは見えてこない日本のスポーツ政策の問題点や改善すべき点の幾つかが、外国スポーツ政策も研究していることによりハッキリと見えてくるのです。
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