大学体育会テニス部の指導法②
そもそも、「体育会とは何か?」というところから書かせていただきます。
大学入学後、大学でスポーツをしようと思った時に迫られる選択が「体育会」か「同好会(サークル)」のどちらの団体に属するか……ということでしょう。
多くの大学には体育系団体等を統括する組織として「○○大学体育会」が存在します。大学によって学友会、校友会など名称は様々ですが……要するに、その大学を代表して学生競技連盟等に加盟が認められる学内唯一のスポーツ団体を統括する学内組織を意味します。そして、そのような統括組織に属する運動部を「体育会○○部」といいます。
体育会の運動部と聞くと、「厳しい(挨拶、上下関係等)」「きつい(練習量・質、役割分担、大学の威信・歴史を背負う重圧等)」「拘束される(練習時間、各種大会・行事等)」の3Kのイメージが頭に浮かび、多くの場合敬遠されます。また、体育会の学生は「熱い」「汗臭い」「頭(脳みそ)が筋肉」の3Aのレッテルを貼られがちです。
ただし、就職活動の際はアピールポイントになるとともに、企業等が求める人材適性にも合致している部分が多く、後々、恩恵を被ることもあります。また、所属団体のOBや試合等で知り合った関係者等の人脈も大きな財産になります。
テニス以前の話になりますが、Terry が考える「体育会運動部の基本3原則」は以下の通りです。
1. 時間管理
2. 声の瞬発力
3. 気配り
……つづく
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