最近の日本人は“政策通!?”です。
以前でしたら、「スポーツ政策の研究をしていま~す」…と言うと、「何それ」のような顔をされたものでしたが、今では、「政策(policy)」についての何らかのイメージを、多くの人がお持ちのようですので、すんなり、その後の会話に移行できるようになりました。また、政策について語り合うことも多くなりました。
テレビのワイドショー番組では、ほとんど毎日、専門家、キャスター、芸能人らが「政策」について語っておられます。“菅さん(民主党)の政策ではダメだ”、“与党は政策立案能力がない”、“日本の原子力政策は失敗だ”、“○○○な政策にすれば良い”など……批判的なコメントが90%以上でしょうか……
いずれにしても、テレビ番組の影響で日本人は“一億総政策通”になりつつあります。
(現政権を弁護する訳ではありませんが…)政策を批判するのは簡単ですが、政策を立案すること、そして、その政策により結果を出すことは、とても、とても大変な作業である…ということは理解しておいてほしいものです。ただし、政治家や官僚だけに任せておくのはダメで、政策研究者が積極的な働きかけをしていかなければなりません。“御用学者”に任せていてはダメです!
日本のスポーツ政策について、ボチボチ語っていきたいと思います。(つづく)
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