2011/09/30

#234 TSU講義ノート (5)

「SMJブログ#161」以来の“TSU講義ノート”です。厳密に言うと、講義ノートではありませんが…

何年もキャリア関連の授業を担当していると、専門外であったとしても“本質”が見えてきます。また、学生に影響を及ぼせる範囲、限界等も見えてきます。

明日からの「キャリアデザイン実習Ⅱ(後期演習)」を前にして、全面的にシラバスを見直しました。コンセプトは“さりげなくビルドアップ”です! 以下は、今回の授業で扱う項目です。

 インターンシップ報告会
 パーソナル・プロファイル・シート
 フィフティQAE
  ビルドアップ・プラン
  ステップアップワーク
 マンツーマン・エバリュエーション・ドリル
 ソルビングメソッド
 総合テスト
 特別講義

ほとんどオリジナルです。…この分野に転職しようとは思っていませんが…

2011/09/29

#233 大学教育・雑感 (16)

インターンシップ派遣 ゴール間近!~その3~

すでに後期授業がスタートしています。明日(30日)の1限からは「キャリアデザイン実習Ⅱ(選択、3単位)」という授業が始まります。……正確に言うと、夏季休業期間中のインターンシップ(2単位分)がありましたので、残りの1単位分の演習授業(全15回)ということになります。

あと2名の学生から報告書の提出があれば「TSUインターンシップ報告書2011」を冊子化します。現時点で47名の学生から合計すると約4万字の報告書が届いています。…編集作業が大変ですが…

気になるのは、「インターンシップに行ったから、後期の授業はもういいか」と言って、履修を取りやめる学生が数名出てきたことです。「オイ、オイ、これからが本番だよ」と思いましたが・・・。

後期の授業は「道場○○」として進めていく予定です!……何、それっ?

2011/09/27

#232 日本のスポーツ政策の良いところ (15)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その14~

SMJブログ#230の続きです。文科省のウェブサイトに示されていた平成22年度の“国際競技力向上関係予算(163億円)”の内訳を解明してやろうと思い、インターネット情報のみで資料収集しましたが、無理でした。諦めました。すいません! もちろん、関係者に聞けば簡単なことなのですが、これ以上の深入りは止めておきます。…必要な時はやりますが…

文部科学省の平成22年度「スポーツ振興費(8,891,333千円)」について2通り(★☆)の内訳が示されてありました。

★スポーツ振興費(8,891,333千円)
 1. 諸謝金 (17,512千円)
 2. 職員旅費 (7,864千円)
 3. 外国旅費 (13,183千円)
 4. 委員等旅費 (12,883千円)
 5. 庁費 (65,310千円)
 6. スポーツ振興事業委託費 (4,885,680千円)
 7. 地方スポーツ振興費補助金 (601,691千円)
 8. 政府開発援助民間スポーツ振興費等補助金 (5,906千円)
 9. 民間スポーツ振興費等補助金 (3,126,515千円)
10. 世界ドーピング防止機構拠出金 (154,789千円)

☆スポーツ振興費(8,891,333千円)
 ① 子どもの体力の向上に必要な経費 (1,195,181千円)
 ② 生涯スポーツ社会の実現に必要な経費 (565,562千円)
 ③ 国際競技力の向上に必要な経費 (7,130,590千円)

○その他
(a) スポーツ振興施設費 (1,634,918千円)
   ※ナショナルトレーニングセンターの施設整備
(b) 独立行政法人日本スポーツ振興センター一般勘定運営費交付金 (5,944,738千円)
(c) 独立行政法人日本スポーツ振興センター施設整備費補助金 (2,119,039千円)

③+(a)に、それらしき項目((b)+(c))を足してみると16,829,285千円(約168億円)になってしまいます。 5億円多い! 詳しい方、教えて下さい! Terry はここまでにしておきます。(つづく)

2011/09/24

#231 大学教育・雑感 (15)

インターンシップ派遣 ゴール間近!~その2~

5月初旬から始めた“インターンシップ派遣プロジェクト”も間もなくフィナーレを迎えることになります。授業の一環としてのインターンシップ希望者が69名、実際に参加したのが53名、報告書未提出者が5名です。全員から報告書が提出されたら「TSUインターンシップ報告書2011」として冊子化する予定です。

スポーツ政策研究者が何でキャリア教育なの?…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現代の大学教員の果たすべき役割の1つに“キャリア教育”が加わっているのです。

TSUの学生だけではないと思います。多くの若者(大学生)がもがいています。

研究と授業以外の仕事も大切です。

2011/09/22

#230 日本のスポーツ政策の良いところ (14)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その13~

 国際競技力向上関係予算についてです。

文部科学省ウェブサイトの情報では、平成22年度のスポーツ関連予算は過去最高の227億円で、その内の“国際競技力向上関係予算”163億円であると説明されていました。大雑把な説明ですので、実態がよく掴めません。……したがって、いつもの作業をするしかないようです。……パズルを解くようなものですが……

参考までに、「カナダ民族遺産省スポーツ局(Sport Canada)」の2010 年度予算は約172億円(2億500万カナダドル)でした。

もう少し、調べます!

2011/09/21

#229 大学教育・雑感 (14)

インターンシップ派遣 ゴール間近!~その1~

Terry Bird のもう一つの顔は“キャリア教育”のスペシャリスト!? です……と言っても、この分野は全くのド素人ですが……Terry お得意の貧乏くじを引いて、この関連授業を受け持っています。

ただし、何年もやっていると、学内では「キャリアデザイン=○○先生」になってしまいました。ホンネは早く足を洗いた~い!

特に今年度は、大変でした。授業の一環として“インターンシップ”に参加する学生(「キャリアデザイン実習Ⅱ」履修学生)が、例年の10名前後からイッキに69名にジャンプアップしたからです。……例年、事務局(キャリア支援担当)に派遣業務をお任せしていましたが、もともと授業としてのインターンシップでしたので、これを機に教員(Terry)が責任をもって派遣業務を担うことにしました。

そこで、5月初旬から“TSUインターンシップ派遣プロジェクト”に着手し、派遣業務を行ってきました。……色々苦労しましたが、周囲に助けられ、ゴール間近です!……現在、報告書を提出させています。今年の報告内容はとても充実しています。(つづく)

2011/09/19

#228 Bird's メモ (1)

昨日(18日)、浅草で久しぶりに悪友2人と再会しました。Kid さん Masa さんです。2人とは20数年前の教育実習(「保健体育科」)の際に知り合いました。体育の教員を目指し、某都立高校で1ヶ月間苦労を共にした同志であり、それ以来の悪友です。

Kid さんは約20年間高校教員をした後に転職を図り現在は大学の教員を、Masa さんは名古屋市で教員をしています。2人とも色々な経歴と実績をもつ“ツワモノ”です。……ですので、いつも勉強させてもらっています。

昨晩は色々な話をしましたが、“保健体育科の教員養成”について熱く語り合いました。以下、「Bird's メモ」です。

“大学で陸上競技の授業をするにはどの程度の施設・設備を準備すればいいですかねぇ”
“整地されたグラウンド(更地)で充分じゃないの、あと砂場と走路はいるねぇ”
“えっ、タータンのトラックはいらないの”
“1回目の授業はラインの引き方から教えないとねぇ”
“そんなの大学の授業で教わった記憶ないで~”
“でも、現場じゃ何もないグラウンドにライン引くことは良くあることやなぁ”
“昔、三平方の定理使ってテニスコートのラインの引き方を独自に考えたけどなぁ”
“ライン引き、集団行動は、体育教員の「いろは」の「い」やねぇ”

“勉強になるわ、メモしとこう!”

2011/09/18

#227 Happy Sports Day, Canada !

SMJブログで簡単にご紹介して来ましたように、9月17日は、カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada)でした。数時間前にCBCの関連番組の放送が終わったと思います。

現地の盛り上がりに少しでも触れよう(確認しよう)と思って、色々手を尽くしましたが、その実態を肌で感じることはできませんでした。

唯一、ライブ感覚を味わえたのは、オフィシャルサイト(http://sportsday.cbc.ca/)内の「Twitter #sportsday」コーナーが絶え間なく更新されていたのを眺めていた時です。

数日前、カナダの“スポーツイベント”は凄い!…と書きましたが、最先端のマルチメディア技術をうまく取り入れてイベントを盛り上げていこうとする工夫が、同サイトでも随所にありました。数十年前の施策を従前どおりに繰り返すのではなく、現代に即したイベントにイノベートしていく勇気も必要かなぁ……と感じたところです。

2011/09/17

#226 Happy National Jersey Day !

他国(カナダ)の“スポーツの日”をお祝いするのもなんですが……カナダ・スポーツデー(9月17日)の前日である9月16日(金)は「ジャージー・デー(National Jersey Day)」が設定されています。

現地(カナダ:東部)は、サマータイム時期(-13時間)なので、ちょうど16日の午後4時ぐらいです。……本当に、多くの人が職場、学校、地域で運動着(ジャージー)を着たのでしょうか?……どの程度、盛り上がっているのでしょうか?

Yahoo ! Canada  のニュースコーナーをチェックしましたが、関連情報を見つけることができませんでした。

日本の「体育の日」が諸外国から注目されるようになれば良いのですが…

2011/09/16

#225 日本のスポーツ政策の良いところ (13)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その12~

長旅が続きますが、いよいよ最後のテーマ「国際競技力の向上」になります。

著名なスポーツジャーナリストをはじめ元スポーツ選手、スポーツ団体関係者などが、よく「日本にはスポーツ政策がない!」、「日本のスポーツ政策は遅れている!」とかコメントされていますが、おそらく日本の国際競技力向上策について、その無策を指摘されているのだと思います。

敢えて言わせていただくと、日本にはスポーツ政策はありますし、Terry はその政策が決して遅れているとは思っていません。また、日本の国際競技力は決して低いとも思っていません。……現に8月のVMT(SMJブログ#219参照)では、日本は“ロンドン五輪総メダル獲得数ランキング”が8位となっています。

このテーマは Terry のメイン研究テーマですので、文科省の資料をもとにじっくり確認作業をしていきたいと思います。(つづく)

2011/09/15

#224 日本のスポーツ政策の良いところ (12)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その11~

現在の日本のスポーツ政策の2つ目の柱である「スポーツ環境の整備充実」に関わる施策について文科省のウェブサイト情報他で見てきましたが、特徴的(日本独特)なのは“総合型地域スポーツクラブ中心主義”と言えるのではないでしょうか。

文科省の「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」(平成7年度~15年度)にはじまり、今日に至るまで、かなりの資金や労力が投下されてきたと思います。最近では、「地域再生」のみならず「新しい公共」や「好循環」も絡んできました。ある資料では「婚活」の二文字も見られます。……ある意味、現代社会の多くの問題を“総合型地域スポーツクラブ”で解決しようとしていると思われます。“行政主導による地域スポーツクラブ整備”という国家的プロジェクトなのでしょう。

日本は欧州諸国のスポーツクラブを理想として地域スポーツクラブの整備を図っていますが、日本の行政主導による(※人工的?!な)これらの一連の取組みが“成功”した場合、いわゆる“スポーツ後進国”が地域スポーツクラブの整備を図ろうとする際の“モデル”になるものと考えられます。

Terry は不勉強のため最近になって知りましたが、“総合型”とは「多種目」「多世代」「多志向」の3つの多様性を意味しているとのことです。(つづく)

2011/09/14

#223 日本体育・スポーツ政策学会第21回大会 (1)

実施要項が公表されました!

Terry が実行委員長を務めさせていただくことになった標記学会大会の実施要項です。多くの方々のご来場をお待ちいたしております!

 ★日本体育・スポーツ政策学会第21回大会のご案内

1.会 期: 平成23年12月3日(土)
2.会 場: 東京成徳大学八千代キャンパス
        〒276-0013 千葉県八千代市保品2014 TEL 047-488-7111(代表)
          (京成線「勝田台駅」/東葉高速線「東葉勝田台駅」下車A3出口から
           スクールバスで約10分)
3.主 催: 日本体育・スポーツ政策学会
4.日 程 :
        9:00~ 受付
        9:30~ 9:50 理事会
       10:00~11:00 一般研究発表
       11:00~11:45 総会
       11:45~13:00 昼食
       13:00~14:30 基調講演
            『カナダの連邦スポーツ政策の改定:問題と課題』
                    ジーン・ハーベイ(オタワ大学教授)
       14:45~17:30 シンポジウム
            『スポーツ政策とスポーツ報道』
              司会: 森川貞夫 (日本体育大学名誉教授)
                  左近允輝一 (帝京平成大学教授・元朝日新聞記者)
              シンポジスト:
                  落合博 (毎日新聞論説委員)
                  佐伯年詩雄 (筑波大学名誉教授)
                  佐野慎輔 (サンケイスポーツ代表)
       18:00~20:00 懇親会
                東京成徳大学食堂2F「カフェテリア」
5.参加申し込み:
          (1)締切期日 平成23年10月14日(金)
          (2)所定の申込書
          (3)参加費 会員 3,000円 会員以外 5,000円 懇親会 3,000円
             ※シンポジウム(一般公開)への参加者…500円(資料代)
6.お申込み・お問合せ先
       〒276-0013 千葉県八千代市保品2014 東京成徳大学(出雲輝彦)
            TEL:047-488-7103 FAX:047-488-7204
            E-mail:mrizumo@tsu.ac.jp

2011/09/13

#222 カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada) (1)

カナダ・スポーツデーの関連プログラムが始まっています!

SMJ#181でご紹介しましたが、カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada)9月17日(土)に開催されます。カナダ・スポーツデーは、カナダ全土を巻き込む“スポーツイベント”で、2010年から始まりました。日本の「体育の日イベント」に相当するものですが、それとは比較にならない程の“凄~い”イベントのようです。……日本の行政主導のイベントとは異なり、カナダ・スポーツデーは民間主導のイベントです。……関連する数多くのアイディアは、とても参考になります。……世界屈指の“スポーツデー”かもしれません!

「ParticipACTION」「True Sport」「CBC Sports」の主催で、各地域でのイベント等は中央競技団体やそれらのネットワーク(コーチ、選手等)等からなる組織、地域またはイベントごとの実行委員会によって企画・運営されます。(#181より転載)

現在、 「コミュニティ参加(Community Engagement)」週間(9/10~9/17)が始まっています。この1週間で、カナダ中の数千のスポーツ関係団体が地域レベルで“スポーツを祝う”イベントを開催することになっています。
 (※各地域イベントは http://sportsday.cbc.ca/home で確認できます!)

今後の予定としては、多くの学校、職場、地域等が9月16日(金)の「ジャージー・デー(Jersey Day)」に取組み、9月17日(土)にはカナダ・スポーツデー当日を迎えます。当日は、CBC Sports が終日“カナダ・スポーツデー関連番組”を放送するようです。

過大評価かもしれませんが、カナダの“スポーツイベント”は凄い!

ジャージー・デー用のトレーナー? 欲しい! by Terry 

2011/09/12

#221 日本のスポーツ政策の良いところ (11)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その10~

SMJブログでこのシリーズを書きはじめてから“アクセス数”が急落してしまいました。日本のスポーツ政策に対する興味・関心がないのか、SMJが飽きられてきたのか……。でも、Terry Bird は自分のために書き続けます!(ホンネは…)

さて、平成23年度新規事業「スポーツコミュニティの形成促進」(約5.7億円)についてです。文科省のウェブサイト資料をもとにして、同事業の把握に努めます。

● 目的・趣旨
 スポーツを普及・定着させ、スポーツを人々にとって身近なものとするためには、地域スポーツクラブ、学校、地方公共団体、スポーツ団体、企業などが組織の違いを超えて連携することにより、トップスポーツと地域スポーツの垣根をなくし、人材の「好循環」を生み出すことが必要である。
 併せて、「新しい公共」という観点においては、地域住民が行政に依存するのではなく、主体的に学校の体育活動も含めた地域のスポーツ環境の形成を図り、スポーツを通して地域の課題(子育て等)の解決に資する取組を促進することが必要である。また、小学校においては、学校の小規模化や教員の高齢化等により、体育の授業において児童に手本を見せるのが難しい場合があり、民間人の活用を含めた地域での教育支援体制の強化が必要である。
 このため、地域住民が主体的に運営するスポーツ活動の場である総合型地域スポーツクラブ(以下「総合型クラブ」)等の拠点となる総合型クラブ(拠点クラブ)に配置された以下の取組を行うスポーツ人材を活用し、スポーツを通じて新しい公共を担うコミュニティ(スポーツコミュニティ)の形成を促進する

● 内容
(1)スポーツコミュニティの形成促進
  トップアスリート等の活用による地域スポーツの支援
  プロジェクトリーダーによる巡回指導等の調整と地域の課題解決への取組の実践
 小学校体育活動コーディネーターの派遣による支援
(2)実施状況調査の実施等
 ・事業趣旨に沿った適切な事業の実施についての調査

……文科省は、同事業(H23年度)の委託先として、①②③または②③を実施する「総合型地域スポーツクラブ(拠点クラブ)」を19クラブ、②③を実施する「小学校体育活動支援実施クラブ」を16クラブ選定したようです。(つづく)

※引用資料
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/07/__icsFiles/afieldfile/2011/07/29/1309056_4_1.pdf

2011/09/11

#220 スポーツ政策ニュース (第16号)

「Sport Policy for Japan 2011」~大学3年生によるスポーツ政策会議~

先日、笹川スポーツ財団(SSF) から標記イベント(SPJ 2011)のプレスリリースを送信していただきました。Team TSU も参加(研究発表)します。以下、SPJ 2011 の概要です。(※加筆転載)

● 日時 平成23年10月1日(土)13:00~17:30  10月2日(日)10:00~15:30
● 会場 早稲田大学 東伏見キャンパス79号館STEP22(205大教室他)
       東京都西東京市東伏見2-7-5 ※西武新宿線「東伏見駅」徒歩1分 
● 参加大学 11大学 19チーム 約100名
         神奈川大学、慶應義塾大学、産業能率大学、順天堂大学、
         尚美学園大学、多摩大学、東海大学、東京成徳大学、一橋大学、
         立教大学、早稲田大学(五十音順)
● 内容
      10月1日(1日目)
        1.基調講演 13:00~14:00
           友近聡朗氏(参議院議員民主党スポーツ議員連盟事務局長)
        2.政策提言発表 14:15~16:40
           ★会場A(201教室):3組目(15:30~16:00) Team TSU の発表
              「日本のスポーツ政策の課題-その本質を探る-」
      10月2日(2日目)
        1.政策提言発表 10:00~12:00
        2.パネルディスカッション「女性スポーツの課題」 13:00~15:00(予定)
            パネリスト 山口香氏(筑波大学大学院准教授)
                   成田真由美氏(パラリンピック競泳金メダリスト)
                   鯉川なつえ氏(順天堂大学准教授)
            コーディネーター 工藤保子氏(SSF)
        3.表彰式
● 審査員: 玉木正之氏(スポーツジャーナリスト)、大坪正則氏(帝京大学教授)、
        三谷哲夫氏(文部科学省スポーツ青少年局)、渡邉一利氏(SSF 常務理事)
● 観覧申込: FAXまたはホームページ(http://www.ssf.or.jp/spfj/index.html
         ※観覧申込書あり (申込締切9月27日(火)17:00必着)
● 観覧料: 無料
● 定員:   200名(定員になり次第募集終了)
● 問合先: Sport Policy for Japan 事務局(SSF内) 
          東京都港区虎ノ門 1-15-16 -5F
            TEL:03-3580-5854   FAX:03-3580-5968
            E-mail:spj@ssf.or.jp

2011/09/10

#219 仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング (1)

日本の金メダル獲得数(予想)が“10個”にダウン!

「仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table for London 2012:VMT)」についての簡単な説明はSMJブログ#188をご参照ください。

USA Today の「Olympic Medal tracker」が9月7日付で更新されました。以下、最新の国別メダル獲得予想(総獲得数10傑)です。※順位・国名・(金, 銀, 銅:合計)・前月順位

 1. アメリカ    (40, 22, 27 :89) 1 →
 2. 中国      (32, 36, 21 :89) 2 →
 3. ロシア     (25, 24, 34 :83) 3 →
 4. イギリス    (15, 19, 24 :58) 4 →
 5. ドイツ      (16, 17, 20 :53) 5 →
 6. オーストラリア (11, 17, 14 :42) 7 ↑
 7. フランス    (12, 14, 11 :37) 6 ↓
 8. 日本      (10, 13, 9 :32) 8 → ※前月(14, 9, 10 :33)
 9. イタリア     (11, 8, 12 :31) 9 →
10. 韓国      (4, 7, 13 :24) 10 →

★ 日本の金メダル獲得者(予想)内訳:

「柔道(6)」
 Daiki Nishiyama(Men's 90kg) Takamasa Anai(Men's 100kg) Tomoko Fukumi(Women's 48kg) Misato Nakamura(Women's 52kg) Kaori Matsumoto(Women's 57kg) Yoshie Ueno(Women's 63kg)

「レスリング・フリースタイル(2)」
 Saori Yoshida(Women's 55kg) Kaori Icho(Women's 63kg)

「体操競技(1)」
 Kohei Uchimura(Men's Individual All-Around)

「射撃(1)」
 Tomoyuki Matsuda(Men's 50m Pistol)

今後、どのように推移していくか…来月が楽しみ!

2011/09/09

#218 スポーツ政策ニュース (第15号)

鈴木寛(すずきかん)文部科学副大臣退任の影響

この度の“野田政権誕生”に伴い、鈴木寛文部科学副大臣が退任されました。在任期間は平成21年9月18日~平成23年9月2日でした。新しい副大臣は奥村展三衆議院議員と森ゆうこ参議院議員のお二人です。なお、奥村副大臣と城井崇(きいたかし)大臣政務官がスポーツ担当のようです。

「スポーツ立国戦略」の策定(2010年)や「スポーツ基本法」の制定(2011年)という日本のスポーツにとって節目となる大切な時期に、鈴木前副大臣は数多くのスポーツ関係の学会(講演、シンポジウム)でご登壇されるなどして、スポーツ界の意見に耳を傾ける姿勢を大いに示してくれました。…スポーツ界がどの程度その期待に応えられたか、あるいは鈴木氏がどの程度スポーツ行政に影響力を及ぼしたかについては分かりませんが…

Terry にとっては、鈴木氏が「学会(研究者)の側から具体的な方策を示してくれたら行政(政策)は動く」と言われたことが強く印象に残っています。例えば、“日本のスポーツ関連税制のあり方”、“スポーツを通じた地域再生の方策”など、エビデンスに基づく具体案を行政側は求めているようです。

 鈴木氏の期待(挑発)に応えねば…

(民主党政権が続けば)いずれ再登場されると思いますが……2年間お疲れさまでした!

2011/09/08

#217 日本のスポーツ政策の良いところ (10)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その9~

Terry がユニークだと感じた「スポーツコミュニティの形成促進」事業についてです。……平成23年度からの新規事業です。

多くの方々にとっては“単なるスポーツ事業”かもしれませんが、色々調べていくと、現在の国(日本)の政治や政策における“大きな動き・流れ”と連動している場合もあるのです。同事業はそれに該当することが分かってきました。

以下は同事業を把握するための主な“キーワード”です。

 「新しい公共(New Public Commons)」  「『新しい公共』円卓会議」
 「元気な日本復活特別枠」  「元気な日本スポーツ立国プロジェクト」  など

色々、勉強になります。長旅は続きます…

2011/09/06

#216 スポーツ政策ニュース (第14号)

第8回JISSスポーツ科学会議について

本日、Terry は夏季休業期間中のオフィスアワー当番で大学の研究室に終日いました。大学の夏季休業期間中にオフィスアワーを設定している国はあるのかと、疑問に感じてしまいますが、職務命令!?ですので仕方ありません。……因みに、同僚・職員以外誰も訪ねてきませんでした。……確実に10日以上大学に来る教員は免除してほしいものです。

愚痴はさておき、そんな一日でしたが良い発見もありました。研究棟1Fの事務室に用事で行った際、大きなポスターが置いてありました。国立スポーツ科学センター(Japan Institute of Sports Sciences:JISS)「第8回JISSスポーツ科学会議」の案内ポスターでした。

 開催日 2011年10月20日(木)
 場所   国立スポーツ科学センター 
 時間   9:30 受付開始~10:00 開会~16:40 終了

Terry Bird が関心のあるプログラム

 特別講演(11:10~12:30)
   「カナダにおけるオリンピックに向けた活動」(ロジャー・ジャクソン)
    ※オウン・ザ・ポウディアム(OTP)初代CEO、カナダオリンピック協会(COC)元会長

JISSさん、ありがとうございます! お邪魔させていただきます!

2011/09/05

#215 日本のスポーツ政策の良いところ (9)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その8~

Terry がユニークだと感じた“スポーツ大会拠点づくり推進事業”についてです。……ただし、同事業への賛否は分かれているようです。

同事業の実施要綱(H.16.9.5 ※H.21.12.4改正)を確認したところ、正式名称が「スポーツ拠点づくり推進事業」ということが判明しました。その趣旨は以下の通りです。

「小・中・高校生が参加する各種スポーツの全国大会を継続的に開催しようとする市町村(東京都23特別区を含む。以下同じ。)及びスポーツ団体の取組みを支援することにより、全国各地に、青少年があこがれ、目標とするスポーツ毎の拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生を推進するものとする。」(要綱より)

Terry なりに要約すると、「全国各地に小・中・高校生が憧れ目標とする“甲子園的”なスポーツ大会を増やし、地域に根付かせようとする(地域再生にも資する)施策」ということになりますでしょうか。

総務省所管の“財団法人地域活性化センター”が総務省及び文部科学省との連携のもと同事業を“地域づくり助成等支援事業(スポーツによる地域振興助成事業費)”として実施しています。同センターが事務局を務める「スポーツ拠点づくり推進委員会」が年1回程度選考を行い、同センターにより「承認スポーツ大会」へ助成金が交付されます。平成17年度から選考・助成がスタートし、初年度は上限1,000万円、2年目以降は上限500万円が原則10年間助成されるようです。これまで計65大会が選定されています。平成23年度は募集されないようです。

助成金の主たる原資は「宝くじの収益(日本宝くじ協会助成金)」です。同助成金収入の平成22年度補正後予算額は2億4,200万円でしたが、平成23年度予算は約3,725万円と大幅に減っていました。参考までに、平成22年度は「スポーツによる地域振興助成事業費」として、約3億1,693万円が支出されていました。

平成16年5月の小泉元総理の指示を受けて始まった事業のようですが、その経緯の詳細については省略します。(つづく)

2011/09/04

#214 TSUテニス部指導記録 (7)

関東大学テニスリーグ(男子第7部第3戦)・結果

 TSU vs 自由学園大学

9月2日(金)、TSUコートでリーグ戦(第3戦)が行われました。第2戦の敗戦で“7部シード校入り”が困難になった事もあり、今後を見越してダブルスペアを3組とも変更し第3戦に臨みました。最悪でもダブルス2対1、シングルス3対3の計5対4で勝てると予想していましたが、予想以上に相手校のダブルスが上手く、ダブルスで負け越してしまい、残念ながら Team TSU は計4対5で負けてしまいました。その結果、電通大が3勝でブロック1位、その他の3大学が1勝2敗で並び、勝ち試合数11のTSUが2位ということになりました。不本意な結果でしたが、7部ベスト32という最低限の目標はクリアしました。まだまだ実力不足です。以下は結果です。

 ダブルス(1-2)
  No.1  ○ 6-2 6-3
  No.2  ● 3-6 3-6
  No.3  ● 2-6 4-6
 シングルス(3-3)
  No.1  ○ 3-6 6-3 6-4 
  No.2  ○ 6-0 6-1
  No.3  ● 2-6 2-6
  No.4  ● 6-2 6-7 3-6
  No.5  ○ 6-1 6-1
  No.6  ● 2-6 3-6

選手6人でフルに戦いましたので、みんな身体がボロボロのようです。しばらく“フリー”としました。お疲れ様でした!

2011/09/03

#213 日本のスポーツ政策の良いところ (8)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その7~

前回(#212)からの続きです。ここ数年、日本のスポーツ政策についてウォッチしていなかったこともあり、えっ、こんな施策あったの! …と驚かされることがあります。

“スポーツ環境の整備充実”に関する施策等の中では「スポーツ大会拠点づくり推進事業」「スポーツコミュニティの形成促進」事業がそれにあたり、“ユニークなスポーツ施策”として挙げられそうです。前者は平成17年度から実施されていた事業で、後者は平成23年度からの新規事業です。

まずは「スポーツ大会拠点づくり推進事業」について調べることにします。…キーワードは、「小泉元首相」「宝くじ」「甲子園的」「地域活性」「天下り?団体」等のようです。(つづく)

2011/09/02

#212 日本のスポーツ政策の良いところ (7)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その6~

文科省のウェブサイト情報をもとに「スポーツ環境の整備充実」に資する施策等を“ピックアップ”してみました。(カナダほど気合が入っていませんが…)

 ●総合型地域スポーツクラブの育成、活用等
  「総合型地域スポーツクラブに係る認定NPO法人制度の認定要件の緩和」
  「総合型地域スポーツクラブ育成状況調査」
  「地域スポーツ指導者育成推進事業」
  「今後の総合型地域スポーツクラブ振興の在り方について~7つの提言~」の公表
    ※平成21年8月12日、総合型地域スポーツクラブに関する有識者会議
  「スポーツコミュニティの形成促進」事業 
    ※平成23年度新規
 ●「スポーツ大会拠点づくり推進事業」
    ※文部科学省・総務省の共同実施、合計65大会を選定
 ●「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」
    ※平成23年度(平成24年2月10日、秋田県)
 ●「全国スポーツ・レクリエーション祭」
    ※平成23年度(平成23年11月5日~8日、栃木県)
 ●「スポーツ実施率」の公表
    ※内閣府「体力・スポーツに関する世論調査」に基づく推計
 ●「プールの安全標準指針」の策定
    ※平成19年3月、文部科学省・国土交通省

もちろん、上記だけではありません。「地方スポーツ振興費補助金(体育・スポーツ振興事業)」他も詳細に見ないといけないのですが、省略します。(つづく)

2011/08/31

#211 日本のスポーツ政策の良いところ (6)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その5~

あまり執筆意欲の湧いてこないシリーズですが、Terry 自身の勉強のために投げ出さずに頑張っています。

現在の“日本のスポーツ政策”の2つ目の柱である「スポーツ環境の整備充実」について、文科省のウェブサイト情報をもとにして、その“良いところ”を見つけたいと思います。同サイト内の「生涯スポーツ」(http://www.mext.go.jp/a_menu/05_d.htm)が主たる参考情報になります。以下は、列挙されている項目です。

 総合型地域スポーツクラブ
 スポーツ拠点づくり
 生涯スポーツ全国会議
 全国スポーツ・レクリエーション祭
 スポーツ実施率
 水泳等の事故防止について

これだけでは、何が何だか分かりません。実態が掴めませんので、いつものような作業をしていきます。(つづく)

2011/08/30

#210 TSUテニス部指導記録 (6)

関東大学テニスリーグ(男子第7部第2戦)・結果

 TSU vs 電気通信大学

8月29日(月)、TSUコートでリーグ戦(第2戦)が行われました。残念ながら Team TSU は計0対9で“完敗”しました。オーダーは読み通りで、ダブルス2対1、シングルス3対3の計5対4での勝ちを狙いましたが、やはり全ての面で電通大チームの方が勝っていました。4人の1年生部員は“大学テニス”の厳しさを味わったと思います。

ダブルスNo.1 (TSU選手のリーターン)

電通大は、我が部員たちにとって“体育会テニス部の見本”となるような、とても良いチームでした。以下は結果です。

 ダブルス(0-3)
  No.1  ● 0-6 6-4 4-6
  No.2  ● 0-6 1-6
  No.3  ● 1-6 1-6
 シングルス(0-6)
  No.1  ● 0-6 0-6 
  No.2  ● 3-6 0-6
  No.3  ● 3-6 1-6
  No.4  ● 2-6 0-6
  No.5  ● 1-6 0-6
  No.6  ● 6-3 1-6 4-6

第3戦の相手は自由学園大学で、9月2日(金)にTSUコートで行われます。

2011/08/28

#209 スポーツ法ニュース (第7号)

「調査と情報-ISSUE BRIEF-No.722」 刊行される!

“国立国会図書館”では、様々な情報を入手することができます。

同ウェブサイト「国会サービス関連情報」コーナーで、国政上の重要課題についての背景・経緯・問題点等を簡潔にとりまとめている小冊子「調査と情報-ISSUE BRIEF-」を閲覧(ダウンロード)することができます。

この度、2011年8月24日の「スポーツ基本法」の施行を受け、8月25日付で以下の情報が公開(刊行)されていました。

 『スポーツ政策の現状と課題 ―「スポーツ基本法」の成立をめぐって― 』
                            (「調査と情報」第722号)
   著者:文教科学技術課 澤田大祐 氏

  ※http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0722.pdf

とても参考になります。

2011/08/27

#208 日本のスポーツ政策の良いところ (5)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その4~

SMJブログ#206では、“子どもの体力向上に関する施策”を3分類し、その概要把握に努めました。…よく、日本のスポーツ政策は遅れているとか、不十分だと言われることがありますが、そんなことはなかったです。幼少年期の体力向上策等がエビデンスに基づき的確に立案されている印象を Terry はもちました。

文科省が指摘しているような、子どもの体力問題が将来的な国民全体の体力低下生活習慣病の増加等につながり、ひいては社会全体の活力が失われる…という危機感は、いわゆる先進国の共通の問題であると言えるでしょう。……もちろん Terry  の研究対象のカナダにおいても、この種の問題解決は主要政策課題として位置付けられています。

 以下、概観した結果のまとめです。

小・中・高にわたる「学校体育の充実」を通じて“子どもの体力向上”を図ろうとしている点は、日本の“特徴”であり“良さ”でもあるのではないでしょうか。……教育の管轄が州にあるカナダのような連邦制を敷く国や学校体育に重きを置いていない国などでは限界があると思いますが、この種の問題解決を図る上での鍵となる方策ではないかと Terry は考えます。

ただし“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が直接的に「子どもの体力向上」につながることを説明するのは難しいですが…(つづく)

2011/08/26

#207 TSUテニス部指導記録 (5)

関東大学テニスリーグ(男子第7部第1戦)・結果

 TSU vs 駿河台大学 (ブロックシード校)

8月25日(木)、雨の中、駿大コートで行われたリーグ戦(第1戦)で Team TSU  は計7対2“勝利”し、幸先の良いスタートを切ることができました。駿河台大学はブロックシード校でしたが、今年のチームは選手が4人しかいませんでした。以下は結果です。

 ダブルス(2-1)
  No.1  ● 1-6 4-6
  No.2  ○ 6-3 7-5
  No.3  ○   W.O.
 シングルス(5-1)
  No.1  ○ 6-2 7-6 
  No.2  ● 1-6 0-6
  No.3  ○ 5-7 7-6 6-0
  No.4  ○ 6-0 6-2
  No.5  ○   W.O.
  No.6  ○   W.O.

第2戦の相手は強豪校の電気通信大学で、8月29日(月)にTSUコートで行われます。

2011/08/25

#206 日本のスポーツ政策の良いところ (4)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その3~

“子どもの体力向上に関する施策”を、大雑把にまとめさせていただきました。

 調査・研究
 学校体育の充実
  広報・啓蒙

①は、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」、「体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動の在り方に関する調査研究」等が該当します。前者の「体力・運動能力調査」については昭和39年から実施され、平成11年度の同調査からは「新体力テスト」が導入されています。後者の調査研究については、その報告書が文科省のウェブサイトで公開されています。……昭和39年と言えば Terry が生まれた年ですので、「体力・運動能力調査」には親近感がもてます。資料的価値も高いことでしょう。

②は、“中学校武道・ダンスの必修化に向けた条件整備”が主要テーマになっています。平成20年に改訂された中学校学習指導要領に基づき、平成24年度から完全実施される中学校における武道・ダンスの必修化に向けた諸施策です。想像していた以上に、周到に準備が進められている印象をもちました。

③は、「子どもの体力向上推進事業」の一環として行われている広報・啓蒙関連事業(委託)です。公益財団法人日本レクリエーション協会が「子どもの体力向上ホームページ」 (http://www.recreation.or.jp/kodomo/) の運営を委託されています。また、公益財団法人日本体育協会が「子どもの発達段階に応じた体力向上プログラム」の開発を委託され、「アクティブ・チャイルド・プログラム」の“ガイドブック・DVD”が作成されています。
……えっ、こんなのあったの?……っていう感じです。

(つづく)

2011/08/24

#205 日本のスポーツ政策の良いところ (3)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その2~

結局、カナダのスポーツ政策に関する報告書を書くための作業と同じことを繰り返しています。Terry Bird はどれほど暇な男なのでしょう。……“良いところ”を見つけるためには、やはり全体像を把握する必要がありました。

ここから先は、文部科学省のウェブサイトを主たる資料として書いていきます。学術論文ではないので、気楽にお読みください!

近い将来どうなるか分かりませんが、現在の日本のスポーツ政策の3本柱は、スポーツ振興基本計画(2006年改定)で掲げられている「子どもの体力向上」「スポーツ環境の整備充実」「国際競技力の向上」と言えるでしょう。……そこで、まず始めに“子どもの体力向上に関する施策”について整理してみました。

とても複雑(※ややこしい作業)でしたが、何となく“概略”が掴めました。(つづく)

2011/08/23

#204 日本のスポーツ政策の良いところ (2)

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探す旅~その1~

安易に“新シリーズ”を立ち上げてしまい、後悔しています。……実は、Terry が日本のスポーツ政策を理解していなかったことが判明しました。…ですので、この企画を取り下げます!…と言いたいところですが…。

他国のスポーツ政策から学ぼうとする時、そのポイントについて考えてみました。

 公表されている“スポーツ政策”から学ぶ
  ①に基づく個々の“スポーツ施策”から学ぶ
  ①に直接基づかないその他の“スポーツ施策”から学ぶ
  ①~③の“システム”全体から学ぶ
  ④を支える諸要素から学ぶ
  その他

SMJブログでは、日本の②について整理したいと思います。

“長旅”になりそうです!

2011/08/21

#203 日本のスポーツ政策の良いところ (1)

SMJブログの“新シリーズ”です。

先日、12カ国のスポーツ政策に関する調査研究報告書が文科省のウェブ上で公開されました。……“諸外国のスポーツ政策”から学ぼうとする意図があるから、そのような調査研究が行われたのでしょう。

 確かに、Terry が担当した“カナダ”だけでも、非常に多くの学ぶべき点があります。

そこで、Terry は考えました。……では逆に、世界(他国)は日本のスポーツ政策から何かを学ぼうとしているのか? 日本には、世界(他国)が学ぼうとするような“スポーツ政策”があるのか?

“日本のスポーツ政策の良いところ”を探したいと思います!

企画倒れにならないと良いのですが…

2011/08/19

#202 TSUテニス部指導記録 (4)

TSUテニス部の夏季強化合宿4日目の朝です。……雨模様です!

全国的に猛暑が続いているようですが、峰の原高原(長野県)は標高が1500mほどあるようで、非常に快適な気候です。強化練習がたっぷりできています。部員の疲労は、相当たまってきていますが……

宿泊先は、Terry が1991年以来20年間テニス合宿等で利用させていただいている「うどのP.」です。高校陸上部の合宿も幾つか手掛けておられ、学校等のスポーツ合宿にはお勧めです。

写真は、3日目の朝食のスープです。


お忙しい中、計7人のOB・OGが参加してくれています。……感謝!

2011/08/17

#201 スポーツ政策ニュース (第13号)

The Canadian Sport Policy の改定について~その1~

TSUテニス部の夏季強化合宿(於:長野・峰の原高原)の引率・指導のため、落ち着いてSMJブログがアップできない状態ですが、カナダの次の“連邦スポーツ政策(The Canadian Sport Policy)”についての最新情報を得ました。

現在、日本では「スポーツ振興基本計画」(2000年策定、2006年改定)の改定作業が進められているところですが、カナダでも2002年に策定された“連邦スポーツ政策(2002-2012)”の改定作業が進められています。……カナダの新しい“連邦スポーツ政策”は2012年4月に策定される予定です。

そこで、今年度の“日本体育・スポーツ政策学会第21回大会”では、カナダ人研究者J・H教授を招聘して、カナダの新しい“連邦スポーツ政策”に関連したテーマで「基調講演」をしていただく予定です。

J・H教授とメールで色々と打合せをしていまして、前回のメールにより、カナダでは2012年4月に“2種類”の連邦政策が策定される予定であることが判明しました。(※最新情報

関心のある方は、12月3日(土)にTSUにお越しください!

長野・峰の原高原 から北アルプス方面を望む

2011/08/16

#200 SMJブログの目指すもの (4)

SMJブログ 第3ステージ突入!

早いもので、SMJブログ#200を書くことになりました。
ご愛読いただいている皆様、感謝申し上げます。

節目には、Sport Matters JAPAN の“ベールに包まれている部分”を、少しずつご披露しています。何故 Terry Bird なのかについては#150で書きましたが、何故 Sport Matters JAPAN なのかについては、まだ公にしていません。最大のヒントは「スポーツ政策調査研究報告書」の“カナダ”にあります。文部科学省のウェブサイトからアクセスできますので、そちらで“謎解き”して下さい。

 現在、TSUテニス部の夏季強化合宿で長野(峰の原高原)にきています。

時間を見つけてアップしますので、今後ともSMJをよろしくお願い申し上げます。

                             Terry Bird (SMJ Writer)

2011/08/14

#199 回顧録:今だから話します! (4)

『スポーツ政策の現代的課題』の編集を通じて~その3~

まず、どのような経緯で「日本評論社」さんに出版していただけることになったかについて、簡単に書きます。

Knob 先生を中心とするの研究グループの一員でもあった“森の石松先生”のご友人であった“兄貴”(※某新聞販売店社長)から「某スポーツ新聞社」の上層部の方をご紹介していただく。……兄貴はその場で同社のX氏にTELをしてくださり、X氏を介して「日本評論社」の当時の社長Y様に取り次いでいただく。……企画書をFAX送信!
            ↓
後日、日本評論社に出向きY様に企画書を見ていただく。……様々なアドバイスをいただくとともに販売計画をシミュレーションしていただく。
            ↓
同社で検討していただいた結果、数日後、出版可のお返事をいただく。(以下は、出版契約の概要です。)

初版部数○○○○を“2年間”でさばく。 ※テキスト使用の企画のため
2年後、在庫が○○○部以上あった場合は、一定割合でその在庫を買取る。日本評論社側の在庫は廃棄される……あぁ~

以下は、Terry の把握している範囲での販売結果です。

 ● 出版時に編・著者が“443冊”購入
 ● 大学等教育機関図書館が“184冊”所蔵
 ● 国立国会図書館はじめ全国の公共図書館が“48冊”所蔵
 ● 2年目以降の授業等で“??冊”テキスト販売
 ● 店頭、インターネット等で“??冊”販売

約3年4カ月で出版社在庫が“0”となりました!…廃棄されずに済んで良かったぁ…

なお、shopterry には“15冊”ほど在庫がありま~す!

2011/08/13

#198 スポーツ政策ニュース (第12号)

「スポーツ政策調査研究」報告書が公開される!

やっとこの時がやってきました。少々大袈裟ですが、“こんな報告書見たことがない”…と、驚かれると思います。

文部科学省HP → スポーツ → スポーツ振興 → スポーツ政策調査研究について
→ 諸外国および国内におけるスポーツ振興施策等に関する調査研究 の順にクリックしてみてください。(http://www.mext.go.jp/) 

SMJブログ#200までに報告書の公開が実現して、Terry お得意の“無計画の計画性”を、またまた実感することができました。(意味不明!)

何故このような世界的に例のない報告書が誕生したかと言いますと、SSF のこれまでの諸外国スポーツ施策に関する調査の実績と親分(委員長)であった Prof. Ken さんの妥協しない研究者としての姿勢があったからだと考えています。

関係者の皆様! Terry が自画自賛(誇張)し過ぎている“歴史的報告書”を是非とも一度ご覧ください。……“電話帳”とお呼びください。

12カ国のスポーツ政策・施策を網羅的に把握できる同報告書は、あくまでも基礎資料です。したがって、同報告書を今後の日本のスポーツ政策にどのように活かしていくか……という第2段階の作業(研究)が始められなければなりません。……誰がやるのだろう?……

2011/08/12

#197 回顧録:今だから話します! (3)

『スポーツ政策の現代的課題』の編集を通じて~その2~

そもそも、同書出版の企画は恩師 Knob 先生のご退職を記念してのものでした。……よくあることですが…。そこで、弟子3人を中心に話を進めていった結果、どうせ刊行するなら“自費出版”のようなものではなくて、“流通(市場)”に耐えうるものにしましょう!……ということになり、Terry が編集事務局を担当することになったのです。……そこからが“苦難”の始まりでした!

何事も勉強ですね。色々学びました。出版社が首を縦に振ってくれるところまで到達するのが最大の関門だということを身をもって理解することができました。企画内容に加え、出版後の販売の見通しがしっかりしていないとダメなようです。このご時世、本はそう簡単に売れないということも分かりました。

例えば、初版発行部数2,000とした場合、皆さんならどのような販売計画をシミュレーションされますでしょうか? 何冊も出版本を手掛けてこられた方あるいは業界の方からは、そんな初歩的なこと書くな!……と、言われそうですが……(つづく)

2011/08/11

#196 回顧録:今だから話します! (2)

『スポーツ政策の現代的課題』の編集を通じて~その1~

 完売 御礼! で~す。

Terry が生まれて初めて編著者として、その編集事務局を担当し出版まで漕ぎつけた『スポーツ政策の現代的課題』(日本評論社、2008年4月、2,940円)が、どうやら完売したようです。

数日前まで Amazon に在庫(1冊)がありましたが、どなたかが購入して下さり、現在は中古本の出品のみです。また、出版元の「日本評論社」の在庫も“品切”になっていました。すなわち、同書の初版1刷が完売したと言えるでしょう。……2刷から印税が入ることになっていましたが、増刷する予定はありません。(残念!)……ただし、shopterry には「新品(未読品)」の在庫が○○冊あるようです……

日本評論社の皆様! その節は大変お世話になりました。……っと、その前に、ご購入いただいた皆様! 編・著者を代表しまして、心より御礼申し上げます。

 今だから話します! (つづく)

2011/08/09

#195  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (10)

ロンドン五輪とリスクマネジメント!

無計画の連載でしたが、本シリーズの最終回にします。……Terry 自身のロンドン五輪理解のために、思考を整理しながら書いてきました。……勉強になりました。……最終回のテーマとして何が良いのかあれこれサーフィンし、その結果、やはり Risk Management にたどり着きました。

……ただし、SMJブログ内でコンパクトにまとめることは断念しました。どなたか論文でもお書き下さ~い!

London 2012 Olympic and Paralympic Safety and Security Strategy
  (Home Office, July 2009)
London 2012 Olympic Safety and Security Strategic Risk Asessment (OSSSRA) and Risk Mitigation Process - summary Version 2 -
  (Home Office, January 2011)
London 2012 Olympic and Paralympic Safety and Security Strategy
  (Home Office, March 2011)
London 2012: Olympic Risk, Risk Management, and Olymponomics
  (William Jennings, August 2008)
Risk Adviser:London 2012 Olympic Games – one year to go
  (MARSH, July 2011)

①~③はイギリス政府(内務省)の資料、④はマンチェスター大学ジェニングス博士の学術論文、⑤は保険ブローカー・リスクコンサルティング会社であるマーシュの資料です。もちろん、その他にも多数あります。

特に、ジェニングス博士(Hallsworth Research Fellow)は関連論文を幾つか書いています。このテーマでは第一人者と言えそうです。

因みに、②で示されていたリスクの大項目です。
 ● Terrorism(テロ行為)
  Serious and organised crime(重大及び組織犯罪)
  Domestic extremism(国内過激派行為)
  Public disorder(治安びん乱)
  Major accidents and natural events(大事故及び自然災害)

“深み”にはまる前に、終わりにしま~す!

2011/08/08

#194  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (9)

テニス競技で気になること!

ロンドン五輪のテニス競技は“ウィンブルドン(Wimbledon)”で開催されます。正確には、All England Lawn Tennis and Croquet Club(AELTC)が会場となります。テニスの4大大会の一つである“ウィンブルドン選手権(The Championships)”と同じ会場ということです。

2012年のウィンブルドン選手権は6月25日~7月8日に開催され、その約3週間後の7月28日~8月5日にロンドン五輪テニス競技が開催される予定です。

Terry が気になるのは、ウィンブルドン選手権が AELTC と LTA(Lawn Tennis Association:イギリステニス協会)の主催であるのに対して、ロンドン五輪テニス競技は LOCOG(London Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games:ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会)の主催であることです。

周知の通り、ウィンブルドン選手権に出場する選手は“白を基調としたウエア”で試合に臨むことになっています。これは、テニス界の慣習のようにも思えますが、主催者側から“predominantly white clothing rule for The Championship”というガイドラインが示されていることもあるからです。

懸念されるのは、…(一種の楽しみでもあるのですが)…ウィンブルドン選手権ではないロンドン五輪テニス競技がAELTCで開催される時、出場する選手たちは何色のウエアでプレーするか?…ということです。

ウィンブルドンをリスペクトして“白を基調としたウエア”で試合に臨むか? 選手が個性をアピールするか? それとも、特別ルールが設けられるか? …… Terry にとっては、とても興味深いです!

2011/08/07

#193  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (8)

ロンドン五輪の Olympic Truce について

オリンピックトゥルース(Olympic Truce)をご存知の方はかなりの“オリンピック通”です!

Olympic Truce = ekecheiria(エケケイリア)と聞けば……あっ、分かった!

古代ギリシャでは約1200年(776B.C.~A.D.392)の間に計293回のオリンピア祭典競技が行われたと言われています。クーベルタンは、このオリンピア祭典競技をヒントにして近代オリンピックの復興を提唱し、その第1回大会が1896年にアテネ(ギリシア)で開催されました。それ以降、戦争による3度の中止はありましたが、現在のオリンピックに至っています。110余年の間でさえ3度の中止があった事を考えると、オリンピア祭典競技が、都市間の争いが絶えなかった時代にほぼ4年に一度のペースで開催され続けたことは驚異です……が、それを可能のしたのがエケケイリア(聖なる休戦)という tradition(伝承?)があったからだと考えられています。(※詳説は省略)

現代のオリンピックでも、1993年以降、各大会開催年の前年に国連総会において Olympic Truce が決議されることになりました。Olympic Truce は「オリンピック停戦」と訳されています。オリンピック期間中、この決議(resolution)に同意した国は「紛争を中断する」というものです。……なかなか理想通りにはいっていないようですが……

ロンドン五輪(パラリンピック含む)についての「オリンピック停戦決議」は第66回国連総会(2011年9月~)で10月中に採択される予定です。

2011/08/06

#192 スポーツ政策ニュース (第11号)

「スポーツ政策調査研究」のウェブ公開 間近!

SMJブログ誕生のきっかけでもあった「外国スポーツ政策調査研究」の報告書がもうすぐ文部科学省のウェブサイトで公開されるようです。

文部科学省HP → スポーツ → スポーツ振興 の順にクリックしていくと、下記項目が並んでいます。

スポーツ基本法
スポーツ振興基本計画
スポーツ振興くじ(toto)
スポーツ立国戦略について
スポーツ政策調査研究について

まだ、ハイパーリンクされていません。……おそらく準備中ということなのでしょう。

公開前ですが、報告書はあくまでも“過去のもの”です。各国のスポーツ政策は日々進化し続けていることを念頭に置きお読みください。…日本のスポーツ政策も進化させましょう!

ウォッチするのは大変ですが、今回の仕事でそのベースができているので、多少は楽になっています。……SMJブログ#200までに公開されるかなぁ……

2011/08/04

#191  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (7)

陸上王国“USA”の復活なるか!

前回(#190)、チケット代から人気競技を探りました。……オリンピックの華は、やはり“陸上競技”のようです。……そして、その競技で君臨しているのがUSAであることは、誰も否定しないと思います。

そんなUSAなのですが、オリンピック(陸上競技)での競技成績について、USATF(米国陸上競技連盟)は危機感を持っているようです。……メダルを23個(金7、銀9、銅7)しか獲得できなかった2008年北京オリンピック後に、その結果を分析するための特別調査委員会(Task Force)を設けたほどです。……なお、2009年2月に報告書(「Project 30 Task Force Report」)が公表されていました。

その後、同委員会の委員長を務めたUSATFの前CEOダグラス・ローガン(Douglas G. Logan)とUSATF間に何らかの事情(※そこまで把握できませんでした…)があったようで、同報告書の扱いや位置づけはオフィシャルなものでなくなったようです……が、“Project 30”の精神は受け継がれており、2012年ロンドン五輪の陸上競技においてUSATFはメダル獲得数30の目標を設定しています。

以下は、過去4大会のUSAのメダル獲得状況(陸上競技)を概観したうえでの Terry なりの解釈です。(参考:databaseOlympics.com)

 1996年 アトランタ 23個(金13、銀5、銅5) 
 2000年 シドニー   18個(金8、銀4、銅6)   
 2004年 アテネ    25個(金8、銀12、銅5)   
 2008年 北京     23個(金7、銀9、銅7)

過去4大会を見る限り、北京でのメダル獲得数がUSATFの危機感を募らせたとは思えません。その本質は “超花形”種目である男女の「4×100m リレー」の不振にあるのではないでしょうか?

もう一つの「4×400m リレー」については男女ともに4大会連続で金メダルを獲得していますが、「4×100m リレー」については次の通りです。

男子(1996:銀 2000:金 2004:銀 2008:なし)
女子(1996:金 2000:銅 2004:なし 2008:なし)

2012年ロンドン五輪・陸上競技(リレー種目)においてTeam USAは注目です!……バトンミスさえなければ、王国復活!?……

2011/08/03

#190  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (6)

チケット代からロンドン五輪を探る!

ロンドン五輪オフィシャルサイト内の “Ticket prices and competition schedules” で、競技ごとのチケット代(AA席、A席)をチェックしました。……Terry はロンドンに行く予定はありません。……でも、一度はオリンピックを生で観戦してみたい!

★ロンドン五輪の人気競技: チケット代の比較から 
         ※1ポンド=125円で換算 ※AA席の値段で順位付け(同額の場合はA席を考慮)
         ※下記金額は変更される可能性がありますのでご注意を!


 725ポンド(90,625円) 「陸上競技」
 450ポンド(56,250円) 「体操」
 450ポンド(56,250円) 「ビーチバレー」 「飛込み」 「競泳」
 425ポンド(53,125円) 「バスケットボール」
 395ポンド(49,375円) 「ボクシング」
 325ポンド(40,625円) 「自転車(トラック)」
 225ポンド(28,125円) 「テニス」
 185ポンド(23,125円) 「バレーボール」
 185ポンド(23,125円) 「サッカー」
 150ポンド(18,750円) 「ボート」
 125ポンド(15,625円) 「自転車(MBX)」

なお、開会式(7/27)のAA席は2,012ポンド(約25.2万円)、A席は1,600ポンド(20万円)で、閉会式(8/12)のAA席は1,500ポンド(約18.8万円)、A席は995ポンド(約12.4万円)です。

2012年のオリンピックだから開会式のチケット代(AA席)を 2012 ポンドにしたのでしょうか?

2011/08/02

#189  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (5)

五輪代表選手選考とJSAA

「日本スポーツ仲裁機構(Japan Sports Arbitration Agency:JSAA)」のウェブサイトを確認したところ、オリンピック代表選手選考に絡む2つの事件の仲裁判例が掲載されてありました。

①2004年アテネオリンピック「障害馬術」代表選考
 X選手が、日本馬術連盟アテネオリンピック派遣人馬選考委員会の決定を不服として、決定内容の取り消し、自身の選出等を求めてJSAAに仲裁を申し立てたものであるが、JSAAによって棄却の判断が下される。ただし、連盟側にもオリンピック代表選手選考についての意識について問題がったとして、申立料金5万円と仲裁費用50万円は連盟の負担とされた。(2004/7/14)

②2008年北京オリンピックアジア地区最終予選会「女子カヤック」出場選手選考 
 X選手が、日本カヌー連盟の決定したカヌーフラットウォーターレーシング北京オリンピックアジア地区最終予選会「女子カヤック4」への出場選手の取り消し、自身の選出等を求めてJSAAに仲裁を申し立てたものであるが、JSAAによって棄却の判断が下される。なお、連盟に対して、選手選考等にあたっては選手への配慮、選考方法等の周知等に努めることが求められた。(2008/5/8)

JSAAのウェブサイトの仲裁判例集が増えないことを願います……

2011/08/01

#188  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (4)

Virtual Medal Table for London 2012

最近、ニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いと思います。

“仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表”とでも訳しましょうか……でも、長ったらしいので、SMJブログ内では“仮想ランキング表(or VMT)”としておきます。

この仮想ランキング表は、もし今日にでもロンドンオリンピックが開催された場合の競技成績予測に基づく国別のメダル獲得状況及び順位を示したもので、毎月更新されます。オランダに本社がある「インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)」のスポーツメディア事業のうちの一つです。現在、VMTは「USA Today」「The Times (UK)」「The Australian」 というそれぞれの国の主要新聞紙(オンライン含)上で公開(毎月更新)されているようです。

同社は、各スポーツの様々な国際競技大会等の競技成績をデータベース化し、その膨大な情報を統計処理、分析等してVMTを作成していますので、それなりの根拠はあります。

USA Today の「Medal tracker updated July 26, 2011.」を見ると、7月時点での、日本のメダル獲得状況(予測)は以下の通りになっていました。

日本 第8位 (金14 銀9 銅10 計33) ※前月も第8位

今後、どのように推移していくか……

2011/07/31

#187  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (3)

日本のロンドン五輪・目標

当然、メダルの獲得状況がその指標とされています。…(その是非はさておき)…

「スポーツ振興基本計画」(2006年改定)では、オリンピックにおけるメダル獲得率が、夏季と冬季合わせて3.5パーセントとなることを目標としていました。このメダル獲得率とは、直近に開催された夏季及び冬季オリンピック競技大会におけるメダル獲得数の合計を、それらのオリンピック競技大会における総メダル数の合計で除したものです。金・銀・銅のメダル数の合計が「実施種目数×3」ではないこともありますが、計算上それほど大きな問題ではないので、以下では「総メダル数=実施種目数×3」で「メダル獲得率」を算出しました。

 3.43 ソルトレークシティー(2002)~ アテネ(2004)
 3.29 アテネ(2004)~ トリノ(2006)
 2.25 トリノ(2006)~ 北京(2008)
 2.58 北京(2008)~ バンクーバー(2010)

なお、現在、その位置づけがとても曖昧ですが、「スポーツ立国戦略」(2010年8月)において、新たな目標が設定されています。以下、引用します。

「今後の夏季・冬季オリンピック競技大会について、それぞれ過去最多(夏季37(アテネ)、冬季10(長野))を超えるメダル数の獲得を目指す。また、オリンピック競技大会及び各世界選手権大会において、過去最多(オリンピック競技大会では、夏季52(北京)、冬季25(ソルトレークシティー))を超える入賞者数を目指す。さらに、将来を見据えた中・長期的な強化・育成戦略を推進する観点から、各ジュニア選手権大会のメダル獲得数の大幅増を目指す。」

…大した違いはありません。分かり易くしただけなのでしょう。

2011/07/30

#186  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (2)

五輪テーマソングの力

NHKの北京オリンピック(2008)テーマソングを覚えていますでしょうか?
もし、即答できた方がいらっしゃったら、かなりの“オリンピック通”です! 

  一番きれいな色ってなんだろう?
  一番ひかってるものってなんだろう? 

当時、どれだけ多くの人がこの歌詞から始まるMr. Childrenの「GIFT」を耳にしたことでしょうか……おそらく、練習中や試合前などに、この歌を聴くオリンピック日本代表選手も多かったと思います。

この歌に影響されたせいか、同大会において、メダル獲得後の日本選手のコメントに、「金メダルは獲れなかったが、このメダルの色は私にとって金色です。」というものが目立ちました。1番にはなれなかったが、ベストを尽くした結果が銀メダルや銅メダルであったので、自分にとっては納得のいく結果であり、喜んでそれを受け入れたいということだったのでしょう。

晴れやかな表情でそうコメントする選手たちを見ていると、オリンピックに向けて、やるべきことは全て妥協せずにやり尽くした壮絶な準備プロセスがあったことが感じ取れます。

一方、悲願のオリンピック金メダルを獲得した女子ソフトボール日本チームのエース上野選手は、「金メダルを獲りたい気持ちは、私が一番強かった。」とコメントしていました。これは、オリンピックに向けての練習時のみならず、大会中も「絶対金メダルを獲ってやる」という強い気持ちをモチベーションにして連戦連投していたということなのでしょう。もしもアメリカとの決勝戦に負けていた場合、上野選手からは「私にとっては金色です。」とのコメントは絶対聞かれなかったでしょう。まさに、上野選手にとっての一番きれいな色は、金色だったのです。

五輪選手を鼓舞しつつも、平常心を保たせてあげられる、とても素晴らしい歌だったと言えるのではないでしょうか。

ロンドンでも、このようなメッセージ性の強い影響力のある五輪テーマソングを期待しています!

※「TSUテニス部年報(№4)“‘08リーグ戦を前にして思うこと”」を修正・転載

2011/07/29

#185  ロンドンオリンピック(2012)に向けて (1)

ロンドンオリンピック(2012)が、2012年7月27日~8月12日までの17日間の日程(現地時間)で開催されます。……ちょうど1年前になります。……今度は、どんなオリンピックになるのでしょうか……

Terry は東京オリンピックの年に生まれましたが、オリンピックについての記憶の始まりは、1972年札幌オリンピックと同年のミュンヘンオリンピックでした。……当時の日本は、スキージャンプ、体操競技など“お家芸”があり、子供ながら「日本のスポーツは凄い!」と思わせてくれていました。

まさか、数十年後にスポーツ政策の研究、特に競技力向上政策関連を“研究第一テーマ”にしているとは……Terry 少年にとっては想像もつかなかったと思います。

オリンピックについては、書きたいこと、書けることが幾つかあります!……ということで、本シリーズを設けることにしました。

今回はどんな曲が流行るのだろう……北京(2008)は ○○○ だったなぁ……(つづく)

2011/07/28

#184 スポーツ法ニュース (第6号)

「スポーツ基本法」関連情報②

文部科学省のウェブサイトの「スポーツ基本法」関連情報がアップされていました!
 ※以下、追加されていた項目です。

 スポーツ基本法の施行期日を定める政令(平成23年政令第231号)(条文)
 スポーツ基本法施行政令(平成23年政令第232号)(条文)
 スポーツ基本法施行令新旧対照表
 主な検討経緯
 関連提言
 国会における審議経過
                       ※2011年7月28日現在

Memo  (by Terry)

『スポーツ基本法』関連
 ① 2011年8月24日から施行 
 ② 文部科学大臣 → 中央教育審議会へ諮問
     ・スポーツ振興基本計画策定等について
     ・スポーツ団体への補助金交付ついて

素朴な疑問ですが……「基本法」に基づき「政令」が制定され、「政令」で定められた「施行期日」に「基本法」の効力が生じる、また、「政令」は「基本法」の施行の日から施行される……「基本法」はニワトリ or タマゴ ? ……法律はややこしい!

2011/07/27

#183 カナダ・スポーツ政策ウォッチ (5)

カナダ下院に“スポーツ関連法案”が提出(6/22)されました!

Bill C-252:
    An Act to amend the Income Tax Act (physical activity and amateur sport fees)
   ※1st Session, 41st Parliament, 60 Elizabeth II

ピーター・ストファー下院議員(ノバスコシア州サックビル-イースタンショア選挙区、新民主党)が議員立法(Private Member’s Bill)として提出した法案で、身体活動やアマチュアスポーツをするために支払った費用(年度総額)について所得税控除を認めるように「連邦所得税法(Income Tax Act)」を改正するというものです。……例えると、Terry と妻 Peach が某スポーツクラブに毎月支払っている会費(17,400円)の年間総額(約21万円)が所得税控除できるようにするための“所得税法改正法案”です。

調べたところ、ストファー氏は過去にも類似の法案を数回提出していますが、第二読会まで進んだのが最高で、いずれも廃案になっているようです。彼のライフワークなのでしょうか?

ただし、5月の総選挙前に、ハーパー首相が「成人フィットネス税額控除(Fitness Tax Credit for Adults)」の導入について発言していることもあり、多少、以前とは状況が異なってきています。

なお、カナダには「児童フィットネス税額控除(Children's Fitness Tax Credit)」があります。

2011/07/26

#182 カナダ・スポーツ政策ウォッチ (4)

Special Olympics Canada への補助金が増額される!

カナダ連邦政府は、スペシャルオリンピックス(知的発達障がいのある人たちのスポーツ)のナショナルプログラム(国内本部組織)である「スペシャルオリンピックス・カナダ(Special Olympics Canada:SOC)」への補助金(2011-2012年度)を80万カナダドル増額し、約300万カナダドル交付することを発表しました。(2011/6/17)

これは、2011年6月25日から7月4日までアテネで開催された「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」への選手派遣費用を考慮したものです。なお、2010-2011年度のSOCに対する補助金は、約247万カナダドル交付されていました。

カナダでは、今年度、SOCに約2億4,900万円の補助金が交付されることになります。

※1カナダドル=83円で換算

2011/07/25

#181 カナダ・スポーツ政策ウォッチ (3)

今年も "Sports Day in Canada" が開催(9/17)されます!

「カナダ・スポーツデー(Sports Day in Canada)」は、カナダ全土を巻き込む“スポーツイベント”で、2010年から始まりました。日本の「体育の日イベント」に相当するものですが、それとは比較にならない程の“凄~い”イベントのようです。……日本の行政主導のイベントとは異なり、カナダ・スポーツデーは民間主導のイベントです。……関連する数多くのアイディアは、とても参考になります。……世界屈指の“スポーツデー”かもしれません!

「ParticipACTION」「True Sport」「CBC Sports」の主催で、各地域でのイベント等は中央競技団体やそれらのネットワーク(コーチ、選手等)等からなる組織、地域またはイベントごとの実行委員会によって企画・運営されます。

本シリーズで紹介できるような単純なイベントではありませんので、余力があればSMJブログ内でシリーズを設けたいと思います。関心のある方は、カナダ・スポーツデーのウェブサイトを直接ご覧ください。(http://sportsday.cbc.ca/home)

なお、関連企画として「Jersey Day - Friday, September 16」があり、また、主要テーマとして「The power of sport」が掲げられています。……おそらく、9月16日(金)はカナダ中の職場、学校等で運動着(ジャージー)姿の人々が見られることでしょう!

2011/07/24

#180 カナダ・スポーツ政策ウォッチ (2)

今年度の Athlete Assistance Program の交付総額が決定!

カナダには、連邦政府が民族遺産省スポーツ局(Sport Canada)を通じて、世界水準のカナダ人競技者に直接資金提供する「競技者援助プログラム(Athlete Assistance Program:AAP)」があります。

AAP とは、カナダ人アマチュアスポーツ競技者がそれぞれの学業上および職業上の目標達成を諦めることなく国際競技大会で優秀な成績が収められるように、連邦政府が競技者に対して補助金(grant)を交付するプログラムです。

シニアレベルの競技者には月額1,500カナダドル(年間18,000カナダドル)、育成レベルの競技者には月額900カナダドル(年間10,800カナダドル)が交付されます。日本円に換算すると、前者には月額124,500円、後者には月額74,700円が交付されます。

2011-2012会計年度の AAP の交付総額は2,670万カナダドル(22億1,610万円)で、1,800人超の競技者への補助金交付が予定されています。なお、障害(physical disabilities)の有無によって異なる基準はありません。

※資料:スポーツカナダ「News Releases / Statements (2011-07-14)」
※1カナダドル=83円で換算

2011/07/22

#179 カナダ・スポーツ政策ウォッチ (1)

新・スポーツ担当国務大臣(Minister of State (Sport))誕生!

文科省の報告書執筆が一段落していたり、TSU インターンシップ派遣関連業務にエネルギーを割かれていたため、かなり油断していました。……カナダ研究をされている方から怒られてしまいます!

気がついたら“カナダ下院総選挙”が終わっていました。2011年中にはあるだろうと報告書にも書いておきましたが、5月2日(月)に投開票が行われ、ハーパー・カナダ首相率いる保守党が過半数を獲得し、勝利していました。

そして、5月18日にカナダ連邦新内閣が発足し、新しいスポーツ担当国務大臣(Minister of State (Sport))が誕生しました。バル・ゴサル下院議員(The Honourable Bal Gosal)です。ゴサル氏は今回の下院総選挙でオンタリオ州ブラマリー–ゴール–モルトン(Bramalea–Gore–Malton)選挙区から初当選し、初入閣を果たしました。

カナダ・スポーツ政策上の影響については、前スポーツ担当国務大臣の私的諮問組織であったOwn the Podium の位置づけが、新大臣誕生によってどうなるかが気になるところです。……おそらく、引き継がれると思いますが……

2011/07/21

#178 スポーツ政策:独論 (5)

久しぶりに、独論を吐きます! ※独論とは#100で説明してあります!

将来、大学教員になりたいのなら…

ドクターを取ることですねぇ……と言いたいところですが、Terry はそう思いません!……でも、あるに越したことはないですねぇ……オイ、コラッ、どっちやねん!

7月18日・19日に妻 Peach と“北軽井沢”に行ってきました。オテンバ娘 Kaena は幼稚園のお泊まりで湯沢に、ワンパク坊主 Saint は実家に預かってもらい……久しぶりの夫婦水いらずでした。

北軽井沢は、大学時代はテニス部の合宿で、大学院時代~数年前までは恩師 Knob 先生の研究室の夏季研究合宿で汗を流した“思い出”の場所です。……この“汗”の意味、お分かりになりますでしょうか?……そう言えば、大学院2年目の時、学会事務局のお手伝い他のストレスで“十二指腸潰瘍”になったこともあったなぁ……

“研究”だけで飯を食える大学教員はほとんどいないと思います。教育(授業、学生指導)のみならず、各種委員会の仕事、学会の仕事、学会誌の編集、論文の査読、社会貢献活動などがあり、TSU のような大学では、定員確保に資するプラスアルファの取組もしなければなりません。

Terry の考える大学教員の資質として、若い時にどれだけ汗をかいた経験があるか、そして、大学教員になってどれだけ汗がかけるかを、第一に挙げたいと思います。……ドクターの有無は二の次です!……Terry が偉くなったら、そうします!……偉くならなかったら、どうしましょう……ただし、研究能力もないとダメですけど……

軽井沢のアウトレットで“OAKLEY(オークリー)”のサングラス(キズ有)他を買ってしまいました。……44,000円が16,537円でした!

Terry Bird です!
独論です。

2011/07/20

#177 スポーツ政策ニュース (第10号)

今年の学会大会にカナダ人研究者を招聘します!

Terry は英語が苦手です……が、研究のためには避けて通ることができず、日々目の前の英語上の課題を処理し続けています。……現在抱えている課題は、カナダ人研究者を下記学会に招聘するための“英文メール”のやりとりです。

★日本体育・スポーツ政策学会第21回大会
    ・日程:12月3日(土)  ・会場:TSU

ここ数年、学会大会の「基調講演(keynote address)」に外国から研究者・関係者を招聘することが恒例になっています。

 2008年 イギリス
 2009年 フランス
 2010年 韓国
 2011年 カナダ ※予定

詳細は、学会ウェブサイトで公表後、SMJブログでも紹介します。

当日の「午後プログラム(基調講演、シンポジウム)」は一般公開しますので、関心のある方は是非お越しください! ※資料代:500円(予定)

2011/07/19

#176 スポーツ政策ニュース (第9号)

『スポーツ政策調査研究報告書』はどこで入手できるか?


SSFから文科省に納品された“現物”は数百冊しかないので、よほどの関係者でない限り入手は困難だと思います。……執筆者としての恩恵を被り、Terry のもとには1冊贈っていただきました!……電話帳みたいですが……

では、どうすれば入手できるのかと言いますと、SSFからの情報では、1ヶ月後を目途に文科省とSSF双方のウェブサイトで何らかの形で公開されるとのことです。

この調査研究に一部参画した者が言うべきことではありませんが、“歴史的な報告書”だと思います。……ただし、報告書の作製はゴールでなく、これをどのように日本のスポーツ政策に反映していくかが、今後の課題であると言えます!

2011/07/18

#175 スポーツ政策ニュース (第8号)

スポーツ振興に関する特別委員会(第1回)の開催

SMJブログは文部科学省の広報の場ではありませんが……標記委員会が2011年7月25日(月)10時~12時に開催されるようです。

以下、スポーツ政策・行政に詳しい方には“釈迦に説法”になります。……(英文では Teach your grandmother to suck eggs. のようです!)

昔でしたら、文部大臣の諮問機関と言えば「保健体育審議会」(略して、「保体審」)でしたが、中央省庁等改革の一環として、他の審議会とともに「保体審」の機能は、2001年1月6日付けで「中央教育審議会」(略して、「中教審」)に整理・統合されました。……現在、「スポーツ・青少年分科会」が旧保体審の機能を果たしています。

同分科会には次のような部会、委員会等があります。(※文科省HPより)

 ● スポーツ振興投票特別委員会
 ● 食に関する指導体制部会
 ● スポーツ振興小委員会
 ● 学校健康・安全部会
 ● スポーツ振興に関する特別委員会
 ● 青少年教育特別委員会
 ● 青少年の体験活動の推進の在り方に関する部会

第1回会議(7/25) の議題です。

 委員長の選任等
 スポーツ基本法について
  スポーツ振興基本計画の達成状況と課題について

Terry Bird として“傍聴”にでも行ってみようかなぁ…

2011/07/17

#174 スポーツ政策ニュース (第7号)

祝 刊行! 『スポーツ政策調査研究報告書』


概要:
 書名 文部科学省委託調査 『スポーツ政策調査研究』 報告書 (平成23年7月)
 著作権者 文部科学省 スポーツ・青少年局
           スポーツ・青少年企画課スポーツ政策企画室
 発行元  公益財団法人 笹川スポーツ財団
 全583ページ
    Ⅰ 諸外国におけるスポーツ振興施策等に関する調査研究 pp.5-426.
       イギリス ・ ドイツ ・ フランス ・ イタリア        
       スウェーデン ・ デンマーク ・ アメリカ ・ カナダ
       オーストラリア ・ ニュージーランド ・ 韓国 ・ 中国 
    Ⅱ 国内におけるスポーツ振興施策等に関する調査研究 pp.427-563.
    Ⅲ 資料編 pp.565-583.

思い起こせば、本調査研究でカナダ現地調査(2011.1.23~1.30)に行かせていただいたことが、「Sport Matters JAPAN」スタートのきっかけでした。……もちろん Terry が、カナダ (pp.274-310.)を担当(執筆)してま~す!

2011/07/16

#173 カナダ・スポーツ政策に学ぶ (6)

ショットガン(shotgun)かライフル(rifle)か?~その5~

「カナダ・スポーツ政策に学ぶ」というシリーズの趣旨は、SMJブログ#168に書いてありますのでご確認ください!

 Terry は何を学んだか?

カナダ・スポーツ政策史研究上“1968-1972年”期の研究は意義深い。
ショットガン・アプローチとライフルアプローチはマーケティング・マネジメント用語である。
アメリカの経営学者フィリップ・コトラー(Philip Kotler)が、②の提唱者かもしれない。

そこで、

①については、なるべく早い段階で研究してみたいですが……今のところ、余力が……
②③については、何故かもう少し調べてみたいという欲求が湧いてきました!

…で、大枚をはたいてアマゾンで注文してしまいました!!!

★コトラー&ケラー『マーケティング・マネジメント(第12版)』
  (Pearson Education Japan for JP、2008年、8,925円) 

ついでに、『たまごっちiDL もりもり育成ブック 』も注文してしまいました…

2011/07/15

#172 カナダ・スポーツ政策に学ぶ (5)

ショットガン(shotgun)かライフル(rifle)か?~その4~

1968年~1972年の時期は、カナダのスポーツ政策において“変革の時代”として位置づけられています。……その後のカナダのスポーツ政策の在り方が方向づけられたとともに、関連する制度的枠組みの基礎が構築されました。……詳細は別の機会で紹介しますが、何となくイメージしていただけるように要点のみ書きます。

1. 審議会(NAC)の役割の変化
   → 準執行機関的位置づけから、本来の諮問機関に戻る。
   → 連邦政府(担当部局)がイニシアティブを発揮するようになる。

2. フィットネス・アマチュアスポーツの必要性の再定義と具体的方策の提言
 (a) 特別調査委員会報告
 (b) P.S.ロス報告
 (c) モンモランシー委員会
 (d) ジョン・ムンロ大臣による2つの政策声明

3. 独立組織等の創設
 「カナダコーチング協会」「スポーツ・パティシペーション・カナダ」
 「カナダスポーツ医学会」「ホッケーカナダ」
 「スポーツ・レクリエーション中央管理センター」

4. 特徴
 (a) 連邦政府のフィットネス・アマチュアスポーツ分野への関与の高まり
 (b) 全国的及び国際的に意義のあるプロジェクトの増大
 (c) レクリエーション及びフィットネスの強調
 (d) エリート競技者、学生競技者等の個人への支援の始まり
 (e) 担当部局の強化(2課の設置)
    「スポーツカナダ」
    「レクリエーションカナダ」

カナダにおいて、この4年間は“ライフル・アプローチ”の時期と特徴づけられました! 
……すなわち、フィットネス・アマチュアスポーツ分野における連邦政府の関与の在り方が明確化され、政策に対応した施策等をピンポイントで打ち出そうとされた時期だったのです。(つづく)

2011/07/13

#171 カナダ・スポーツ政策に学ぶ (4)

ショットガン(shotgun)かライフル(rifle)か?~その3~

「フィットネス・アマチュアスポーツ法」(以下、1961年法)の執行及び関連施策の実施過程を研究するための史料として、Terry はフィットネス・アマチュアスポーツ担当部局の Annual Report 他を収集しました。……SMJブログで度々紹介している Library and Archives Canada (国立図書館・公文書館)で、コピーしまくりました!

1961年法は“政治的な必要性の認識”のもと制定されたこともあり、当時、誰も同法に基づくフィットネス・アマチュアスポーツ関連プログラムの実施方針についての明白な考えを持ち合わせていなかったようです。……要するに、500万カナダドルを1961年法の趣旨を踏まえて効果的に活用する方針、考え方等がなかったと言えます。

そのため、1961年~1967年の期間、“全国フィットネス・アマチュアスポーツ諮問審議会(NAC)”“担当部局(Directorate)”は、政府内外からの求め(提案)に応じて、皆に気に入られるように補助金等を配分することになりました。……すなわち、求められるがままに、散弾銃的に関連プログラム等への資金提供がなされた期間であり、この期間は“ショットガン・アプローチ”と特徴づけられました。

以下は、この期間の関連プログラムです。……NAC と 担当部局の役割の違いはありますが、省略しま~す!

(a) 中央競技団体(NSO)等への補助金
(b) 連邦-州間費用分担協定
(c) 研究支援
(d) 奨学金
(e) 教育・啓蒙資料作製

2011/07/12

#170 カナダ・スポーツ政策に学ぶ (3)

ショットガン(shotgun)かライフル(rifle)か?~その2~

カナダにおいて1961年に制定された「フィットネス・アマチュアスポーツ法(The Fitness and Amateur Sport Act)」はどのような法律だったかと言いますと……

正式名称
 フィットネス及びアマチュアスポーツを奨励する法律
 (An Act to encourage fitness and amateur sport)

内容
 第1条(略称)、第2条(解釈)、第3条・第4条(目的・権限)、第5条・第6条(連邦-州間費用分担協定)、第7条~第9条(全国フィットネス・アマチュアスポーツ諮問審議会)、第10条~第14条(雑則)

特徴
 同法第10条で、一会計年度中総額500万カナダドルを超えない金額がフィットネス・アマチュアスポーツ関連に支出できることが規定された!

目的
:カナダにおけるフィットネス(健康づくり)及びアマチュアスポーツを奨励、振興及び発展すること!
 ① アマチュアスポーツへの参加向上のための援助
 ② 指導者養成
 ③ 指導者・研究者養成のための奨学金・研究費の支給
 ④ フィットネス・アマチュアスポーツに関する調査・研究の企画・援助
 ⑤ 関連する全国・地方会議の企画
 ⑥ 表彰・顕彰
 ⑦ フィットネス・アマチュアスポーツ情報の提供
 ⑧ 関係団体との連携
 ⑨ 連邦政府内(省庁間)の活動調整
 ⑩ フィットネス・アマチュアスポーツ関連プロジェクトへの取組み
 ⑪ フィットネス・アマチュアスポーツ関連機関・団体等への補助金交付

……端的に(少々乱暴に)言ってしまうと、連邦政府からの資金提供を求めるスポーツ関係団体の働きかけにより成立した“スポーツ法”でした。……(つづく)

2011/07/11

#169 カナダ・スポーツ政策に学ぶ (2)

ショットガン(shotgun)かライフル(rifle)か?~その1~

目の前の課題を解決しようとする時、あなたはショットガン(shotgun)またはライフル(rifle)のどちらを用いるタイプでしょうか?

例えば、「あるイベントで150人を集める!」というノルマが提示された時、あなたはどういった手法でアプローチし、結果を出そうとするでしょうか?……手当たり次第に、あるいはピンポイントに?

カナダでは、1961年に「フィットネス・アマチュアスポーツ法」が制定されました。…同法の成立過程研究の中で明らかになった、同法成立の政治的・社会的・スポーツ的背景についてはSMJブログ#39~41で解説済みです。

そして、同法の執行及び同法に基づくプログラムの実施過程について調べている最中に、Terry は“ショットガン・アプローチ”“ライフル・アプローチ”という考え方に出会いました。

マーケティング・マネジメントの分野では、知っていて当たり前の“考え方”のようですが…
 (つづく)

2011/07/10

#168 カナダ・スポーツ政策に学ぶ (1)

Terry Bird という男 …… 多分、ポジティブ人間です。……この性格は“一長一短”なのですが……自身の経験を“知恵”や“発想”に転換する姿勢が旺盛だと、自己分析しています。

TSUの“健康・スポーツ心理学科”『ポジティブ心理学』という領域を柱の1つにしています。……ポジティブになりたい方は、どうぞTSUへ!

さて、SMJブログ“新シリーズ”です!

カナダのスポーツ政策研究を通じて、Terry は多くのことを学んでいます。……もちろん政策・施策そのものから学ぶことは多いのですが、埋もれるほどの資料を読み込んでいく過程で、研究上関係のない事柄について学ぶことも多々あります。新シリーズ「カナダ・スポーツ政策に学ぶ」では、主としてその後者について書かせていただきます。

第一弾は、以下のテーマで展開していきます。

 ショットガン(shotgun)かライフル(rifle)か?

お楽しみに!

2011/07/09

#167 大学教育・雑感 (13)

一昨日(7/7)、Coach K さんのマネジメントにより、TSU歓送迎会が某料亭!? で催されました。Terry は会計係を担当しました。……就任以来、全教(職)員に声掛けして催された“懇親会”は今回で3回目だと思います。

組織を良くするため、さらに組織のパフォーマンスを高めるためには、①チームワーク、②リーダーシップ、③フォロアーシップが重要な要素だと考えますが、それを機能的にするためには構成員間の強い凝集性が不可欠です。

今回のイベントが、そのようなことにつながっていけば…と期待します。

最近、さらに忙しくなってきました……首が回りません……でも、借金じゃないですよ!

2011/07/06

#166 スポーツ法ニュース (第5号)

「スポーツ基本法」関連情報①

文部科学省のウェブサイトに「スポーツ基本法」関連情報が続々と公開されています。

 スポーツ基本法(平成23年法律第78号)(条文)
 スポーツ基本法の公布について(通知)
 スポーツ基本法のあらまし
 スポーツ基本法新旧対照表
 スポーツ基本法案提案理由説明
                       ※2011年7月6日現在

Memo  (by Terry)

『スポーツ基本法』
 第177回国会(常会)において平成23年6月17日に成立
  平成23年6月24日に「平成23年法律第78号」として公布
 公布の日から起算して6月を超えない範囲内において政令で定める日から施行

成文法の効力は施行の時から生じますので、「スポーツ振興法」(昭和36年法律第141号)は、まだ生きてま~す!
 

2011/07/05

#165 スポーツ政策ニュース (第6号)

文科省『スポーツ政策調査報告書』について

Terry が、文部科学省「スポーツ政策調査研究」諸外国調査委員会の委員を務め、“カナダのスポーツ政策”部分を担当(執筆)した標記報告書が、近日中に文科省から公表されます。……歴史的な報告書だと思います。……世界的にみても、このような報告書を取りまとめた例はないのではないでしょうか……

報告書の姿は、公表前と言うこともあって、明らかにすることはできませんが……とんでもない報告書です!……と、Terry は「目次」を見て感じました。

昨晩、最後の著者校正を終え、SSF担当者に送信しました。

現地(カナダ)でのヒアリングの際、その趣旨とともに12カ国の調査であることを説明すると、カナダのスポーツ関係者からは、決まって“Wow(ワオッ)!”と驚かれました。

2011/07/04

#164 TSUテニス部指導記録 (3)

対抗戦: TSU vs 千葉大学(B) 試合結果

      複  0-2
      単  1-4 
      計  1-6 ● 

千葉大学は関東大学テニスリーグ男子第4部に所属する強豪校です。昨日は、Bチームの皆さんが対戦相手になってくれました。写真は、開会式の模様です。

TSU 対 千葉大学(B)  開会式 (2011.7.3) 
どちらがTSUか一目瞭然ですよね。……千葉大チームは、さすが伝統のあるまとまった、レベルの高い競技集団でした。……1~2年生チームで臨んだTSUは、全ての面で劣っていました。……しかし、我がチームにとっては意味のある敗戦でした!

また、ゼロからチームを作っていきます。

Terry は、何度かチーム作りを手掛けてきましたが、以前との違いはOB・OGの力が借りられるということです。……昨日は、TSUテニス部の伝統は途絶えていなかったということを実感することができました。……数年後には、彼らの果たせなかった目標を達成して、次の目標が設定できるようにしたいです。

Terry は「スポーツ指導、スポーツマネジメント等」を、スポーツ政策研究者の“実践力”の確認の場として捉えています。……自分自身を高める場にもなっている訳です!

2011/07/03

#163 TSUテニス部指導記録 (2)

SMJブログ#65以来の“TSUテニス部指導記録”です!

本日(7/3)は、部にとって再スタートの日です。……対抗戦(※団体戦)を行います。

Terry が TSU テニス部を指導するようになってから今年で15年目です。体育会テニス部として、本格的にその基礎固めに着手しはじめたのは2003年からでした。それから部員たちの頑張りもあって、順調にチーム力を高め、所属する関東大学テニスリーグ男子第7部のシード校(ベスト16)入りまで“あと一歩”のところまで来ていました。

しかしながら、最大11人いた男子部員も、主力の集中していた学年が、卒業に伴い2年続けてゴソッと抜けてしまったため、2009年度のリーグ戦では団体戦を組めるギリギリの人数(6名)にまで落ち込んでしまい、2010年度のリーグ戦は選手不足で参加することができませんでした。……その結果、せっかく築き上げてきたものがリセットされてしまいました。

今年、新入部員が4名加わりました。全員経験者です! ……復活の予感がします!

4年生が就職活動のため、本日は大学テニスの団体戦未経験者の1~2年生だけで対抗戦に臨みます。団体戦前の準備、開会式・閉会式の仕方、エールの交換の仕方、オーダー用紙の書き方、プラクティスの仕方など細々とした指導をしなければなりません。……ひとたび伝統が途切れると失うものは大きいです。

幸いにも OB ・OG 達が集結してくれて後輩たちを助けてくれます!
……得たものの方が大きいということでしょうか……

2011/07/02

#162 回顧録:今だから話します! (1)

まず、SMJブログ#18を参照してください!
 http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/01/182011-onsite-survey-in-canada.html

Terry は文科省「外国スポーツ政策調査研究」のカナダを担当し、2011年1月23日から30日まで現地調査に行きました。……今だから話しますが、トロントからオタワに移動した3日目から体調を崩し、悪寒・発熱・下痢の症状が帰国する直前まで続きました。……何度トイレに行ったことか……トロントでの寒さ(-15~17度)にやられたのでしょうか……

トロント現地調査(ヒアリング3カ所)は Terry 単独(+通訳者 Naka さん)、オタワ現地調査(ヒアリング4カ所)は SSF の Max 氏(通訳兼ねる)と二人でした。

オタワ調査1日目の午前、最大の山場である「Sport Canada (民族遺産省スポーツ局)」でのヒアリングを終えた直後、体調の悪さがピークに達しました。そこで、残りの調査への影響あるいは帰国困難の事態を避けるために、不本意ですが、その日の午後の「カナダオリンピック委員会(COC)」でのヒアリングを Max 氏単独で行っていただくことにしました。……今思うと、彼がいてくれて良かったです。……もし、あの時 Terry 一人だけでしたら、そのまま強行せざるを得ず、更に悪化していたと思います。……その日の午後の数時間の仮眠により、残りの調査を何とか乗り切ることができ、無事帰国することもできたのです。

……あの時の下痢・発熱は何だったのか原因不明です。……毎日20回以上もホテル他のトイレにお世話になりました。……辛かったぁ……次回の現地調査では、体調を整えて、必ずリベンジします!

2011/07/01

#161 TSU講義ノート (4)

今日の講義 『スポーツ心理学特講Ⅰ(現代社会とスポーツ)』 の準備をしていました。

この授業は、日本体育協会の「公認スポーツ指導者資格」に関わる授業なのでテキストをもとに講義を展開しています。今回から「共通科目Ⅱ」のテキストになり、本日の講義テーマは「①社会の中のスポーツ」です。次回は「②我が国のスポーツプロモーション」です。

先ほど①範囲の要約が完了し、内容を理解しました。……とても勉強になりました。

“地域スポーツ指導者がその指導やマネジメントを通じて「参加者の満足度」を高めるとともに「コミュニティ創造」にも貢献していくことが望まれている”ということを、スポーツと社会との関わり等を踏まえてレクチャーすることになります。その他、“スポーツの政治的・経済的機能”や“スポーツ文化とスポーツ産業”についても扱います。

少し仮眠!? して、大学に行ってからパワーポイントを作ります。

なお、次回の範囲になりますが、テキストp.23の表1に「カナダ・スポーツ政策(Canadian Sport Policy):2000年」と記載されていましたが“2002年”ですので、関係者の皆様、訂正をお願いいたします!

おやすみなさい…

2011/06/30

#160 日本のスポーツ政策考 (20)

「スポーツ基本法」成立後に必要なもの⑥

きりが良いので、もう1つだけ、書いちゃいます!

 ★ 実行可能かつ効果的な Action Plan(新スポーツ振興基本計画)の策定 ★

SMJブログ#158にも書きましたように、今後の約10年間の日本のスポーツ政策(Japanese Sport Policy:JSP)は「スポーツ立国戦略」であり、同戦略の法的裏付けとなるものが「スポーツ基本法」で、JSPを具現化するための行動計画(Action Plan)が「新スポーツ振興基本計画」である……と、Terry は解釈しています。

以下は、JSPの5つの政策の柱(重点戦略)です。

 ライフステージに応じたスポーツ機会の創造
 世界で競い合うトップアスリートの育成・強化
 スポーツ界の連携・協働による「好循環」の創出
  スポーツ界における透明性や公平・公正性の向上
  社会全体でスポーツを支える基盤の整備

そして、上記5つの重点戦略の下には「目標」と「施策」が示されています。……施策については、詳細過ぎるぐらいですが……まるで、JSP の中に Action Plan が既に示されているようです。……と言うことは……

「新スポーツ振興基本計画」の予想策定パターン

 その1:「スポーツ立国戦略」が一部手直しされて「スポーツ基本法(第9条)」に基づく
     「スポーツ振興基本計画」として生まれ変わる!
 その2:「スポーツ立国戦略」に示されている「目標」を達成するための「施策」ごとの
      Action Plan が詳細に立案され、それらが記載される!

“その3”もあるかもしれませんが、“その2”であれば冒頭の★★の通りです。……ただ、“その1”ではないかと、このSMJブログを書きながら思うようになってきました……

2011/06/29

#159 日本のスポーツ政策考 (19)

「スポーツ基本法」成立後に必要なもの⑤

必要なものって、何だと思いますか?
Terry Bird には、それらが幾つか見えるようです! Terry さーん、教えて!

 うーん …… じゃ、1つだけ書きます。

 ★ スポーツ関係者の Japanese sport policy についての的確な理解 ★

例えば、Terry が研究している“カナダのスポーツ政策”に関連した同国の印象ですが、カナダのスポーツ関係者(※説明省略)の多くは、自国のスポーツ政策に対して“批判的”に捉えるのではなく“ポジティブ”に捉え、“カナダ(のスポーツ)を良くしていくため”に同じ方向を向いて、それぞれの置かれている立場でやるべきことに専心しているように見受けられました。そして、それを支えているのが“スポーツ関係者の多くが Canadian Sport Policy を的確に理解していること”だと Terry には感じ取れました。

「スポーツ基本法」成立後の日本のスポーツにとって、『スポーツ政策(論)』を授業、講習会等で教える者の責任は大きいと思います。単に、各種関係資料やウエブサイトで書かれていることを紹介するだけの内容では“的確な理解”には結びつかないでしょう。

もちろんスポーツ関係者も自ら勉強する必要があります! ……SMJブログをよろしく!

2011/06/27

#158 日本のスポーツ政策考 (18)

「スポーツ基本法」成立後に必要なもの④

Terry なりの解釈ですが……「スポーツ立国戦略」の法的裏付けとなるものが「スポーツ基本法」で、同戦略を具現化するための(同法第9条に基づく)実施計画が「(新)スポーツ振興基本計画」である……と、まとめることができます。日本のスポーツ政策において、今までにない、何と合理的な“枠組み”なのでしょう!

 …学者の経歴もある文部科学副大臣のリーダーシップの影響なのでしょうか?…

要するに……(これまた Terry の解釈ですが)……政策(Policy)が「スポーツ立国戦略」であり、その実施計画ないし行動計画(Action Plan)が「(新)スポーツ振興基本計画」である……と、見なすことができるでしょう。

関係者の皆さんにとっては周知の事実かもしれませんが、ここ数回のSMJブログで書いてきた一連の関連性についてクリアに理解しているスポーツ界の人間は、Terry を含めそれほど多くなかったと思います。

取りあえず整理できました。ようやく本題に入れそうです! (つづく)

2011/06/26

#157 日本のスポーツ政策考 (17)

「スポーツ基本法」成立後に必要なもの③

「スポーツ立国戦略(The Strategy for Sports Nation)」(2010年8月26日文部科学大臣決定)は何のために策定されたのか?

同戦略 “はじめに”(p.1) のところで、以下のように記述してあります。

……文部科学省では、現在の「スポーツ振興法」を見直し、新たにこれに代わる「スポーツ基本法」の検討を視野に入れ、今後の我が国のスポーツ政策の基本的な方向性を示す「スポーツ立国戦略」の策定に向けた検討を進めてきた。……

また、同戦略 “Ⅳ.スポーツ立国戦略実現のための国の体制整備と今後の進め方”(p.20) のところで、以下のように記述してあります。

……今後、本戦略を踏まえ、「スポーツ基本法」等の検討に取り組むとともに、短期的に実現すべき施策については、財政運営戦略を踏まえた平成23年度の概算要求や、スポーツ振興くじ・スポーツ振興基金の助成内容に反映させる。また、中長期的に取り組むべき施策については、今後新たに策定するスポーツ振興基本計画において具体的な実施計画を示すこととする。……

Terry がまとめる(解説する)必要はありません。冒頭の問いに対する答えは、同戦略の中でハッキリと説明されています!

※引用:http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/09/16/1297203_02.pdf

2011/06/25

#156 日本のスポーツ政策考 (16)

「スポーツ基本法」成立後に必要なもの②

Terry だけが理解していないのでしょうか? 

スポーツ振興基本計画(The Basic Plan for the Promotion of Sports)」(2000年9月策定・2006年9月改定)、「スポーツ立国戦略(The Strategy for Sports Nation)」(2010年8月26日策定)、2011年6月17日に成立した「スポーツ基本法(The Basic Sports Act)」および今年度中に策定されるであろう「(新)スポーツ振興基本計画」の関連が、Terry の頭の中で整理しきれていません。……(そんなことも理解していないの?)……お恥ずかしい!

周知の通り、スポーツ振興基本計画は2001年度からの概ね10年間で実現すべき政策目標とそれを達成するために必要な施策を示したもので、スポーツ振興法第4条に基づき策定されました。そして、昨年策定されたスポーツ立国戦略は、今後概ね10年間で実施すべき5つの重点戦略、政策目標、重点的に実施すべき施策等を示しています。

例えば、スポーツ振興基本計画の政策目標の1つに「成人の週1回以上のスポーツ実施率が50パーセントとなることを目指す」がありましたが、スポーツ立国戦略では「成人の週1回以上のスポーツ実施率が3人に2人(65パーセント程度)、成人の週3回以上のスポーツ実施率が3人に1人(30パーセント程度)となることを目指す」という上方修正した目標値が示されています。

スポーツ立国戦略は新しいスポーツ振興基本計画なのか?……そう疑問に思っているスポーツ関係者は案外多いのではないでしょうか……

実は、違うようです! スポーツ立国戦略は何のために策定されたのか? (つづく)

2011/06/23

#155 日本のスポーツ政策考 (15)

「スポーツ基本法」成立後に必要なもの①

日本に“スポーツ庁”が必要なのか、Terry は甚だ疑問です。……だれか納得のいく説明をして下さい。……それよりも、“危機管理庁”を新設した方が、今後の日本のためには良いのではないでしょうか……アメリカのFEMA(Federal Emergency Management Agency)が参考例として良く挙げられていますが……

スポーツ庁を設置すれば“スポーツ予算が増える”とか、“スポーツ関連行政の縦割りによる弊害が解消される”とか、“競技力向上策が展開しやすくなる”とか、“国民のスポーツへの意識が高まる”とか、色々言われています。また、“競技スポーツ先進国の多くは国が多額のスポーツ予算を配分している”とか、“中央競技団体(NSO)への補助金増が期待できる”とかも言われています。

“スポーツ振興法制定後50年・日本体育協会創立100周年という記念すべき年だから…”という論調もあります。

SMJブログは単なる“政策批判”をするつもりはありません。ただ、日本のスポーツのために本当に必要なことを、ムード(雰囲気)に流されるのではなく、“合理的”な考えのもと執り行っていただきたいだけです!

SMJブログでは、この件について考えていきます!

2011/06/22

#154 スポーツ政策ニュース (第5号)

「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」①

今年度の標記学会大会が Terry の勤務する TSU で開催されます!
Terry が大会実行委員長を務めることになります。

昨年度の大会(於:同志社大)での次回大会実行委員長挨拶で「最寄駅は“成田空港”で~す!」とジョークを飛ばしましたが、真面目に言いますと『勝田台駅』(京成 or 東葉高速)下車スクールバス10分のところにあります。

  開催日  2011年12月3日(土)
  会 場   TSU(八千代キャンパス)

企画等については現在検討中です。近々、SMJブログでもご案内します。

今のところ、基調講演(keynote address)では、外国人研究者(カナダ)を招聘する予定です。またシンポジウムは“ユニーク”かつ“タイムリー”なテーマを考えています。……と言っても、最近、スポーツ基本法関連で新聞に度々登場している Prof. Kenさん にお任せすることにしました。……「○○○○○ と スポーツ政策」のようなテーマです!

今年は、多分、“スポーツ基本法成立後のスポーツ政策”についてのテーマが、主要学会のシンポジウム等で扱われると思いますので、本家本元は一味違うテーマにします!

2011/06/21

#153 解説:カナダのスポーツ法 (6)

SMJブログ#152からの続きです。

上院において修正付で可決された「身体活動・スポーツ法案(C-12法案)」は、再び下院にて審議されることになりました。

★C-12法案:下院(House of Commons):審議経過

  上院から下院へメッセージ送付         2003年2月4日
 下院における上院修正の意見に関する審議 2003年2月27日
  女王裁可                      2003年3月19日

こうして、カナダにおいて「エリザベスⅡ世治世第51-52年議会第2番法律:身体活動及びスポーツを振興するための法律」(※略称:「身体活動・スポーツ法」)が成立しました。

日本人の感覚では、たかがスポーツのこと(法律)で何でここまで議論するの?……と首をかしげてしまうと思います。……英米法(common law)の諸国における法制度の仕組みや考え方が、日本のそれらと大きく異なっているからなのでしょうか?

もう1つ、「国家としてのスポーツの位置づけ」 の違いもあると思います!

2011/06/20

#152 解説:カナダのスポーツ法 (5)

何故、カナダのスポーツ法の内容ではなく、立法経過(legislative history)について解説(紹介?)させていただいてるかと言いますと、今回の「スポーツ基本法」の成立のされ方に、一言“皮肉”を申し上げたいからです。……ただし、成立した以上は、仕方ないので日本のスポーツが良い方向に向かうようポジティブに捉えますが……

★C-12法案:上院(Senate):審議経過

  第一読会       2002年10月10日
  第二読会       2002年10月23日
  社会問題、科学及び技術に関する常任委員会審議
                 2002年11月6日、20日、21日
  委員会報告       2002年11月21日
  委員会報告の審議  2002年11月21日
  第三読会審議     2002年11月26日、27日、28日、12月3日、4日
                2003年2月4日
  第三読会        2003年2月4日 ※C-12法案修正付で可決、下院へ

… まだ、つづく …

2011/06/19

#151 解説:カナダのスポーツ法 (4)

SMJブログ#149からの続きです。

「身体活動・スポーツ法案(C-54法案)」は、下院で可決(2002年6月18日)されたにもかかわらず、第37年議会第1会期が2002年9月16日に閉会されたときに、下院通過後の審議は議事日程表から消滅しました。……(この場合「廃案」と言って良いのか確認中です。)

2002年10月7日、P. DeVillers 国務長官(アマチュアスポーツ担当)により、前会期に下院を通過したC-54法案の再上程が提案され、可決されました。これにより、第37年議会第2会期において、「身体活動・スポーツ法案(C-12法案)」として審議されることになったのです。

2002年10月9日、同長官(P・ドヴィレル)はC-12法案を上程し、前議会閉会時に達していた同じ段階で再上程されることを求め、その提案は採択され第一読会がなされました。その後、同法案は議長の提案に基づき、下院のすべての段階で賛成されたとみなされることになりました。

★C-12法案:審議経過

  第一読会
 第二読会
 カナダ民族遺産に関する常任委員会審議
 委員会報告
  委員会報告の審議
  第三読会
   ※2002年10月9日、下院の全審議段階を終えたとみなされ下院通過

… つづく …

2011/06/18

#150 SMJブログの目指すもの (3)

SMJブログ#150 を記念して、サービスメニューにさせていただきます。
「解説:カナダのスポーツ法」はお休みします。

…人生って面白いですね! 天命なのでしょうか…

でも、Terry は、まだ“不惑”代?! ですので、“知命”には至っておりません。……“惑わずSMJブログを更新し続けている段階”ということだとすると、この先、数年後に本当の意味での天命を知ることになるのでしょうか……

最近、公の場で “Terry Bird です!” と、真顔で自己紹介したこともあり、「何で Terry Bird なんですか?」と以前にも増して聞かれるようになりました。……決して、ふざけている訳ではありません。

実は、尊敬しつつも、乗り越えたい対象としている Ian Bird  という男の存在を意識していることが、その主たる由来なのであります。なお、Terry Bird は、最近、別人格をもったバーチャル人間として独り歩きしているようです。

今後の展開を楽しませていただきます!

2011/06/17

#149 解説:カナダのスポーツ法 (3)

昨日(6/16)、「スポーツ基本法案」が参議院・文教科学委員会で可決されたようです。今日(6/17)にも参議院本会議で可決され、50年ぶりに「スポーツ振興法」が全面改正され「スポーツ基本法」が誕生することになります。

もし、数十年後に日本の「スポーツ基本法」の“成立過程研究”をしようとする外国人研究者がいた場合、とても楽に論文が書けると思います。……主たる資料(史料)となる議会他審議録が、極めて少ないからです。……何故、日本の国会議員は法律を制定する際、とことん議論しないのでしょうか……

議員立法で、かつ超党派の合意を得て提出している法案だから、議論がないのが当たり前なのでしょうか……国会議員は、形式的な質問をするだけの役割で十分なのでしょうか…

やはり SMJブログ#6(http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/01/6.html)に書いたとおりになってしまいました。……それ以下です。

カナダの「身体活動・スポーツ法案(C-54法案)」の下院における審議経過を簡単に紹介します。

★C-54法案:審議経過

  第一読会        2002年4月10日
 第二読会        2002年4月15日
 カナダ民族遺産に関する常任委員会審議
                  2002年5月22日、28日、6月4日、11日
 委員会報告               2002年6月12日
  委員会報告の審議     2002年6月17日
  第三読会                  2002年6月18日 ※C-54法案下院可決

  ※第37年議会第1会期が2002年9月16日に閉会されたときに、
   C-54法案の下院通過後の審議は議事日程表から消滅

… つづく …

2011/06/16

#148 解説:カナダのスポーツ法 (2)

カナダ連邦政府がスポーツ分野に積極的に関与するようになったのは「フィットネス・アマチュアスポーツ法(1961年)」制定以降のことであると言われていますが、それ以前にもスポーツ法的な役割を担っていた法律もありました。以下は、カナダにおける主要なスポーツ法の略称、正式名称です。

 1943年 『全国体力法』 (The National Physical Fitness Act)
  :体力づくりを促進するための全国審議会を設置するための法律
  (An Act to establish a National Council for the purpose of promoting
   Physical Fitness)

 1961年 『フィットネス・アマチュアスポーツ法』 (The Fitness and Amateur Sport Act)
  :フィットネス及びアマチュアスポーツを奨励する法律
  (An Act to encourage fitness and amateur sport)

 2003年 『身体活動・スポーツ法』 (The Physical Activity and Sport Act)
  :身体活動及びスポーツを振興する法律
  (An Act to promote physical activity and sport)

1943年法を「国民体力法」と訳しておられる方もいましたが、Terry は「全国体力法」と訳しています。 (つづく)

2011/06/15

#147 解説:カナダのスポーツ法 (1)

SMJブログでは、「解説:カナダのスポーツ政策」シリーズの中(#39~41)で、カナダの「フィットネス・アマチュアスポーツ法(1961年)」(以下、1961年法)制定の背景について紹介しました。 ※参照:http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/02/393.html

今さらですが…(時期が時期ですので)…カナダの1961年に代わる新しいスポーツ法として2003年に制定された「身体活動・スポーツ法」 (以下、2003年法)について Terry が把握している範囲で紹介していきたいと思います。……今後、その他のスポーツ法について解説することもありますのでシリーズ名を「解説:カナダのスポーツ法」にすることにしました。

奇しくも日本とカナダでは1961年に国家として初めてのスポーツ法が誕生しました。…日本が「スポーツ振興法」、カナダが「フィットネス・アマチュアスポーツ法」です。…その後、カナダでは42年後に「身体活動・スポーツ法」が制定されました。そして、日本では50年後の今、「スポーツ基本法」が制定されようとしています。

日本の場合は、現在国会で審議中の「スポーツ基本法案」にもありますように“スポーツ振興法(昭和三十六年法律第百四十一号)の全部を改正する”という位置づけの新しいスポーツ法の誕生(予定)です。

一方、カナダの場合は、2003年法第39条に規定されているように“フィットネス・アマチュアスポーツ法は廃止される”という位置づけの新しいスポーツ法の誕生でした。 (つづく)

2011/06/14

#146 SMJ アクション2011 ~その1~

Sport Matters JAPAN は、日本のスポーツ問題解決に資する具体的な取組み・行動をしていきます。……「SMJ アクション2011」と命名しました!

★第1弾:スポーツ基本法案前文・冒頭文章を再検討して!

スポーツ基本法案については、衆議院を通過(6/9)し、現在、参議院に送付されているところです。何もなければ、まもなく「スポーツ基本法」が成立することでしょう。

SMJブログ#136に書きましたが、同法案前文の冒頭文章に Terry は違和感をもっています。 ※参照:http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/06/136.html 

そこで、遅きに失したかもしれませんが、国会議員に働きかけ(メール送信)を行いました。

 → 文部科学副大臣(参議院議員、文教科学委員会委員) 様
 → 民主党スポーツ議員連盟事務局長(参議院議員、文教科学委員会委員) 様

 スポーツは、世界共通の人類の文化である。

皆さん! この一文についてどう思いますか? Terry がこだわり過ぎなのでしょうか?
外国(カナダ)スポーツ法を研究している者からすると、とても気になる一文です。

ところで、日本のスポーツ法を研究している外国人研究者っているのかなぁ…

2011/06/13

#145 スポーツ政策研究日誌 (20)

学会報告~その2~

日本スポーツ産業学会・スポーツ法学専門分科会の2011年度第1回研究会(2日目)が、無事終わりました。とても有意義な2日間でした。

★MLBのグローバル戦略
★カナダにおけるスポーツ紛争処理制度について  by Terry
★スポーツ基本法案について

研究者として、学会等で発表することは大切なことだと思っています。不勉強が露呈したり、恥をかくこともありますが、その悔しさがバネになります。……今回も、多くの助言をもらうことができました。

Terry の第3の研究テーマとして「カナダのスポーツ紛争処理制度に関する研究」(仮題)に取組み、12月中旬の日本スポーツ法学会で発表するつもりです。フロアの半分以上は弁護士さんですし、民事訴訟法の専門家も何人かおられるようです。……怖~い!

2011/06/12

#144 スポーツ政策研究日誌 (19)

学会報告~その1~

日本スポーツ産業学会・スポーツ法学専門分科会の2011年度第1回研究会(1日目)が、無事終わりました。こういった合宿形式での研究会は“気合いが”入ります。また、研究者としての“若さ”を取り戻せます……

★栂池高原雪崩事故(2008年2月3日)に関する報告
★アメリカにおけるスポーツ観戦中の観客事故の法的責任に関する考察
★その他

今日の午前中は Terry の発表です!

「鞆の浦山荘」から瀬戸内の島々を望む

2011/06/11

#143 スポーツ政策研究日誌 (18)

SMJブログ#93(4/22)以来のスポーツ政策研究日誌です。
……授業が始まると、なかなか研究が進まないです。……それではダメなのですが……

現在、学会(分科会研究会)に参加するために、新幹線で移動中です!

★日本スポーツ産業学会 スポーツ法学専門分科会
   2011年度第1回研究会 (6/11・12 於:福山市「鞆の浦山荘」)

Terry の発表(※報告)テーマ:
 「カナダのスポーツ紛争処理制度について」

カナダにおいてスポーツ紛争処理を担っているADR(裁判外紛争解決)機関は「カナダスポーツ紛争解決センター(Sport Dispute Resolution Centre of Canada:SDRCC)」です。今回の発表では、カナダにおけるスポーツ紛争処理制度の概要、SDRCCの設立経過、身体活動・スポーツ法(2003年)の関連条項翻訳他について報告し、今後の研究の進め方等について、専門家のご意見をお聞きしたいと考えています。

12月の日本スポーツ法学会での発表、論文投稿までもっていきたいです!

やっぱり、研究のために時間を費やすことは楽しい!

2011/06/10

#142 大学教育・雑感 (12)

大学教員を如何に inspire するか!~その5~

SMJブログご愛読の皆様! お騒がせしました。
「第2回情報交流会」の担当者としての責任は果たしました。

20分のつもりで準備しましたが、30分話してしまい、充分な意見交換をすることができなかったのが心残りです。……おそらく、この種の問題で、Terry から働きかけることはもうないです。職務命令があった場合は別ですが……。

また、いつものSMJブログに戻ります!

ただ今、本日の講義の準備中、そして、明日の学会発表の準備もしなければ……

睡眠不足が続きます~

2011/06/09

#141 大学教育・雑感 (11)

大学教員を如何に inspire するか!~その4~

本日(9日)の“決戦”に向けて、パワーポイントを作りました。
4時間かかりましたが……。
何でこんなことをしているのだろうと、ふと思いました。
Terry の宿命でしょうか? 貧乏くじ? 試練?

★TSU教授会後「第2回情報交流会」

 テーマ: TSU を inspire する! ~あなたは“プロ”の大学教員ですか?~

 担当者: Terry Bird

……頑張ります!

えっ、何を?

2011/06/08

#140 大学教育・雑感 (10)

大学教員を如何に inspire するか!~その3~

 Aパターン → ケンカを仕掛ける!
 Bパターン → 理詰めで迫る!
 Cパターン → さわやかに、さらっと、それとなく!

6月9日の“決戦”に向けて、あれこれ考えています。
SMJブログをお読みいただいている方まで巻き込んで申し訳ありません。……“電車男”ならぬ“大学男”のような感じになってきました。……“電車”は“○ちゃんねる”でしたっけ?

Cパターンが通じるなら、もっと早く良くなっています。また、大学教員は「一国一城の主」「一匹狼」「お山の大将」「頑固」「変なプライドの持ち主」なので、Bパターンだと拒絶されてしまいます。……じゃ、Aパターンしかないかぁ……

学会誌の編集もあるし、週末の学会発表の準備もあるし、授業の準備もあるし、インターンシップ69名の派遣業務もあるし、テニス部の指導もあるし、その他諸々、Terry の人生は“貧乏ヒマなし”のようです!

……SMJブログが更新できているということは、まだまだ“余力”があるのでしょうか?

いや、“人生(仕事)を楽しんでいる”から、処理できる? のだと自己分析しています。
もう一つ挙げるならば“プロ意識”です。

……他人を傷つけないように“Aパターン”するのは難しい……

2011/06/07

#139 大学教育・雑感 (9)

大学教員を如何に inspire するか!~その2~

“Cパターン”でいくことにしました!

巷でよく聞く「2:6:2の法則」が正しいとすると、それに逆らうのは困難のようです。何故なら、必然的にそうなっているからです。……インターネット情報ですが、イタリアの経済学者パレートさんの法則が大本のようです。

上の2割がいなくなっても、下の2割がいなくなっても、結局残りの8割の中で「2:6:2」が形成されるようです。

ならば、それを逆手!?にとって、上の2割の絶対数を増やすことはできないでしょうか?

現在、全体で「2:6:2」が形成されているとするならば、branch ごとで「2:6:2」が形成されるように仕向ければ上手くいくのではないでしょうか!

……でも、逆に減ってしまうケースもあるかぁ……再考します!