2011/01/15

#6 日本とカナダの比較①

日本とカナダは、近代国家の道を歩み始めた年(1867年) と 国(連邦)レベルのスポーツ法が制定された年(1961年)が、奇しくも同じなんです。前者は日本での大政奉還(→明治政府の誕生)、カナダでの連邦結成(コンフェデレーション)、そして、後者は日本のスポーツ振興法、カナダのフィットネス・アマチュアスポーツ法がそれらに当たります。

したがって、日本とカナダともに、国(連邦)レベルのスポーツ法制定から今年で50年になります。その間、カナダでは2003年に新しいスポーツ法として身体活動・スポーツ法が制定されましたが、日本では、スポーツ振興法に代わる新しい法律としての「スポーツ基本法」の国会審議が、ようやく始まろうとしている段階です。

カナダのフィットネス・アマチュアスポーツ法(1961年)の国会(下院・上院)議事録を以前翻訳しましたが、400字詰め原稿用紙400枚程度の分量でした。また、身体活動・スポーツ法(2003年)は、1961年法の3~5倍ぐらいの分量でしょうか。

スポーツ基本法の国会審議の中身が原稿用紙何枚ぐらいになるのか、期待して見守りたいと思っています。

50枚、いや30枚ぐらいかなぁ・・・

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