いよいよ出発の日(17:10成田発)を迎えました。2007年9月以来のカナダ行きになります。その時は23日間でトロント、モントリオール、オタワ、バンクーバーを資料収集等しながら周りました。懐かしいです。
(資料収集に明け暮れたオタワにてホテルの窓から撮影 2007.9.13)
今までブログなんて書くものか…と思っていたにもかかわらず、SMJブログを開設するに至ったのも、この「現地調査2011」でカナダに行くことになったからです。旅行記を書きたいと以前から考えていました。ただし、研究調査旅行記のことなのですが……
政策、施策等を立案する際に、諸外国の成功事例をそのまま鵜呑みにして日本に当てはめることがあると思います。そのようなケースでは、あまり上手くいっていないことの方が多いのではないでしょうか。もし、そうだとすると、参考にした事例の表層部分しか見ていなかったからなのでしょう。
2010年バンクーバー五輪でカナダはメダル獲得数において大躍進を遂げました。スポーツ界では「カナダの国際競技力は向上した」と言います。その際、カナダの「Own the Podium(OTP)」という取組みが機能したからだ…と説明ないし紹介されます。カナダは莫大な資金を選手強化に投入した、選手の競技種目を変更させたことでメダルを獲得した、などのように……
OTPに限らず、カナダのスポーツ政策、施策、プログラム等についてはインターネット(HP)を通して概略を知ることができます。けれども、それらの真の姿は、何らかの問題意識を持った上で関係者・機関から情報収集しないと把握できないと考えます。そして、その他の諸施策との関連も踏まえるなどして、分析・咀しゃくする必要があります。そのような意味で、差し障りのない範囲ではありますが、研究調査の一部をSMJブログで公開することで、日本のスポーツ関係者・機関の方々に有益となるような情報を発信できればと思います。
インターネット環境にもよりますが、可能な限り現地報告します!
……技術面で少し不安……
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