2012/12/28

#600 SMJブログの目指すもの (12)

祝! 600回目の更新(投稿)…

いよいよ第7ステージ突入です! 1ステージ100本としていますので、2013年は第7~9ステージということになります。…これらのステージでは、#900からのSport Matters JAPAN の本格スタートに向けての準備プロセスについて書かせていただくことを予定しています。…もちろん今まで通り様々なネタでも書きますが…

これまでSMJの目的・目標についてはオブラートに包んで書いてきましたが、2013年は違います!…2014年1月1日(水)からの新生Sport Matters JAPANに関する具体的な話をバンバン書きたいと思っています。

今後のSMJの展開については、Terry Bird 自身も楽しみにしています。…よろしかったらお付き合いください!

…それでは、皆様、良いお年を!

#599 2012年を振り返る (2)

コツコツと…

2011年1月11日からスタートした Sport Matters JAPAN ブログです。…コツコツと更新(投稿)してきた結果、次回で#600を迎えます。

Terry Bird の2012年を一言で表現するならば“コツコツと…”になると思います。…すべてを読み返すことはできませんが、300近くの「研究日誌+アルファ」をコツコツとしたためてきました。…英会話力向上のために“NHKラジオ英会話”のダイアログをコツコツと暗記してきました。…カナダのスポーツ紛争処理制度に関する報告書をコツコツと翻訳し、研究資料として投稿しました。(間もなく刊行)…TSUの仕事(自己点検評価書、インターンシップ、SPJ、卒研指導、授業等)をコツコツとこなしてきました。…海外派遣プログラムSAの役割を果たすためにコツコツ!?と準備を進め、カナダ現地調査を無事に終えることがてきました。…など

おっと、もう一つありました! テニスのバックハンド・ストロークの技術改良に(秘密裏に)コツコツと取り組んできた結果、最近、ようやくその成果が実践場面で実感できるようになってきました。…数年かかったでしょうか…

ただし、コツコツとできなかった未了の仕事もいくつかあります。…12/30までに終えたいのですが…来年に持ち越しかなぁ~

2012/12/26

#598 2012年を振り返る (1)

2012.1.1にSMJブログで書いたこと…

(SMJブログ#301から一部引用)
穏やかな気持ちで“新年(2012年)”を迎えたのは久しぶりのことです。…毎年、何か大きな仕事を抱え、慌ただしく年越しをしていました。…嵐の前の静けさか?
Terry Bird の2012年は“研究の年”にします。…ただし、最大の仕事はTSU健康・スポーツ心理学科1期生の“輩出”作業になることでしょう。…とりあえず“健スポ1期生100%就職”を目指します!

…2012年は、ここまで297本の投稿をしてきました。月25本×12(年間:300本)のペースを維持してこれました。…今回は元日に書いたブログを振り返ることにします。

やはり、嵐の前の静けさでした。…2/21に「海外派遣プログラム・シニアアドバイザー」への就任要請(打診)をいただいてから「卒業研究指導(12/21締切)」までは怒涛の10か月間でした。

Terry Bird が担任を務めている健康・スポーツ心理学科1期生の進路内定状況は現時点で男子が約80%、女子がほぼ100%です。…残りの男子5名に早く春が来ますように!

2013年こそ本当に“研究の年”にしたいです!

#597 “英会話力”向上プロジェクト (9)

何とか“習慣化”されました…

4月からスタートさせた Terry Bird の英会話力向上のためのプロジェクトです。具体的には“NHKラジオ英会話”の毎月のダイアログ(12個)の丸暗記にチャレンジています。…2012年度分(144個)のダイアログすべてについて“独り英会話”できることを目指しています。

先日、TSUの学生に課した“MTC-12ドリル”についてSMJブログで報告しましたが、まさに Terry Bird にとってのMTC-ドリルです。…12時間どころではありませんが…

取組み始めてから9か月を終えようとしています。もう習慣化されたと言ってもよいと思います。…この調子で残りの3か月分を頑張りたいと思います。…なお、今後の予定としては、2013年度に2012年度分の復習+α をして上記目標をクリアし、2014年度は他のラジオ番組(入門ビジネス英語等)にチャレンジしたいと考えています。

これまでの取組を振り返ると、単に言葉を理解するだけではなく、英語圏の国(人)の生活スタイルや文化などについても、ごく僅かですが知ることができています。…お調子者の Terry Bird ですので、即行動に移すことも度々あり、その矛先は息子 Saint 君(4歳)に向かいます。

…Saint 君! ギブ・ミー・ファ~イブ!

イエ~イ!

機嫌の悪い時は、キブ・ミー・パ~ンチ!! が飛んできますが…

2012/12/24

#596 オンタリオ州のサブリナ法

朝日新聞(12/22)の記事から…

 「給食後、小5女児死亡 食物アレルギーか」

東京都調布市立富士見台小学校で12/20に、給食を食べた直後に小学5年生の女子児童(11歳)が体調を崩し、搬送先の病院で死亡した…とのことです。死因はアレルギーで起きるアナフィラキシーショックの疑いがあるそうです。…何よりもまず、ご冥福をお祈り申し上げます。

…この事故の記事を読み、2012年の大仕事の一つであった「海外派遣プログラム(SA)」の諸準備を通じて知ったカナダ・オンタリオ州の「サブリナ法」のことを思い出しました。…何となく気になっていましたので、カナダ現地調査中(10/29-11/9)のオンタリオ州教育省へのヒアリングの際に、担当者にその州法に関する質問していました。

…オタワ川沿いのペンブローク(Pembroke)にある中学校に通っていたサブリナ・シャノン(Sabrina Shannon)さん(13歳)が、学校のカフェテリアでのランチで“フライドポテト”を食べた後、発作を起こし、病院に搬送されたが不幸にも亡くなられた…という事故がありました。…サブリナさんは自分がフードアレルギーであることを理解しており、エピペン(自己注射用キット)を携行し、摂取する食品の成分についても常に配慮していたようです。…では、なぜ…

原因はフライドポテトを盛るために使ったトングにありました。…“プーティン(poutine)”という薄いクレープにフライドポテトを乗せ、その上にチーズを乗せ、肉汁で作ったソースをかけた(仏系カナダ人の好む)料理を盛るのに使っていたトングでフライドポテトを盛って(盛られて?)しまったようです。…サブリナさんは凝乳?アレルギー(allergic to the curds)でした。…トングに付着していたチーズがサブリナさんの口に入ってしまったようです。

2003年9月30日に最愛の娘を失ったシャノン夫婦らは、同じような悲しみが二度と学校で起きてほしくないという思いから活動を始め、政府、議員等に働きかけを行ったようです。…そして、オンタリオ州の法律として2005年6月13日に成立し、2006年1月1日に施行されたのが「アナフィラキシーの児童・生徒を守るための法律(An Act to Protect Anaphylactic Pupils)」です。…同法はオンタリオ州の全ての教育委員会が学校におけるアナフィラキシーに取り組むための指針または手続きをもつことを保証しています。…そして、同法の略称については、「サブリナ法(Sabrina's Law, 2005)」として規定されました。

<参考資料>
 http://allergicliving.com/index.php/2010/07/02/sabrinas-law-the-girl-and-the-allergy-law/?page=1

2012/12/23

#595 年内最後の授業を終えて…

第1回入学前特別授業

昨日(12/22)は2012年の最後の授業がありました。…1限が「卓球」で午後からは「TSU第1回入学前特別授業」(14:20~15:20 於:大講義室)でした。

来年度のTSU健康・スポーツ心理学科(健スポ)への入学予定者数は、お陰様で定員(60名)の1.29倍に迫る勢いです。…今後のセンター、一般入試他で77名に近づく見込みです。…健スポの同授業には対象64名のうち43名の高校3年生(入学予定者)が参加してくれました。…付き添われた親御さんを含めると全体で70名ぐらいおられたでしょうか…

テーマ
 「健スポのこれまでの4年間と これからの4年間~スポーツキャリアの形成に向けて~」

講義内容
 ①健スポ1期生の“今”~4年後の“あなた”です!~
 ②健スポ1期生の4年間の歩み ~大学生活をイメージしてみよう!~
 ③健スポ1~2年生の学生像
 ④スポーツキャリアの形成に向けて
 ⑤質疑&応答タイム

今回は、凝りに凝った!?パワーポイントを用いて話を進めさせていただきました。…あ~、今年も忙しかったぁ~!…皆様も、お疲れ様でした!…以下の写真はスライド1枚目です。

2012.11.3 Terry Bird 撮影

#594 MTC-12ドリル 終了報告

MTC-12ドリルが終了しました!

先日(12/21)の授業で、Terry Bird が開発したキャリア教育関連プログラム「My Task Complete 12h-Drill」、略してMTC-12ドリルが終了しました。…金曜1限の「キャリアデザイン実習Ⅱ」(3年次対象)という授業で4週かけて実施しました。…詳細につきましてはSMJブログ#572・#573をご覧ください。

4週目にあたる12/21の授業は「達成状況報告・発表会」でした。…12/7に受講生全員の前で「個人課題の宣言(Declaration Time)」をしてからスタートした、延12時間程度での目標達成を目指して取組んだ各自の課題遂行の結果を聞かせてもらいました。…以下は全員(27名)のマイ・タスクです。

ナンプレの目標タイム30分問題をクリアできるようにする カラーコーディネート用語辞典に記載されている290色の色と色名を覚える まるおぼえ心理学一問一答 第5章(284問)全て覚える 1日1曲 洋楽和訳 ブラインドタッチを出来るようにする 介護事務の資格の勉強をしてテキストLesson1~6を終わらせる 保育の心理学 1冊終わらせる 韓国語の単語を1日25個覚える(12日で300個) 企業研究 SPI(確率、割合、食塩水)の問題を解けるようになる 秘書検定のテキスト1冊おわらせる SPIの苦手分野をマスターする 1日1個自分の知らないことを調べてA4用紙1枚にまとめる オリジナル料理を6品考える スポーツメーカーを調べる 百人一首完全マスター 見せます! スーパーイリュージョン 12日間で料理を24品作る!! (和・洋・中)8品ずつ 1日1時間ランニング(6km以上) 日本国憲法前文+重要箇所を覚える 日本の世界自然遺産を学ぶ 一日十善 ワープロ検定2級合格ライン到達!! 四字熟語50個覚えます!! 1日10善12日間 腹直・腹斜・腹横筋を150回ずつ腹筋する。お腹割ります。 食事のマナーを学んで実践・レクチャーできるようにする

…このドリルを通じて、Terry Bird の意図していたものが十分伝わったようです!…実施(前倒し試行)して良かったです!…人生はTCの連続だ~!

2012/12/21

#593 卒業研究 2012 祝 完成!

16:55 にフィナーレを迎えました!

Terry Bird のゼミの卒業研究提出の締切は 2012年12月21日(金)17:00 と決めてありました。…それ以降は、一切受け取らないことにしていました。(本気!)

本日、我がゼミ生全員(6名)の卒業研究の提出を期限内に受理することができました。…最後の学生の成果物(論文)に受理印を押し、固い握手を交わし、本人控え分の論文を手渡したのが 16:55 でした。…感動のフィナーレ!

今日一日だけで、何万、いや十数万の文字を読んだでしょうか。…ゼミ生たちもそうだと思いますが、指導教員も放心状態です! それにしても6名の学生はよく頑張りました。…おそらく来年度のゼミ生は少なくなると思います。…Terry ゼミの卒業研究は“厳しい”という口コミ情報がそうさせることでしょう。

研究とは何か? 論文とは何か? 少しは分かってくれたと思います。

…それが分かったゼミの皆さん! 胸を張って大学を卒業していってください!

ただし、1/10 と 1/17 の卒業研究発表会がまだ残っていますが…

2012/12/20

#592 卒業研究 2012 騒動記

いよいよ明日(12/21)が締切です!

卒業論文、卒業研究等に取り組んでいる大学4年生の皆さん! そして、指導されている先生方! お疲れ様です!

本日(12/20)は、大学の閉門時間(午後8時)まで卒研指導をしていました。…研究室前の廊下がバタバタしていました。…まさに「卒研騒動記」状態です。

Terry Bird のゼミ生6名のうち、1名の卒業研究の提出を受理しました。…よく頑張りました!…と言うことで固い握手を交わしましたが、非常に満足げな顔をしていました。…残り5名です。

明日もギリギリ(午後5時)まで諸作業が続くと思います。…不思議なことに卒研指導を通じ、学生とディスカッションしているうちに、卒研の結果として、思いもよらない新たな発見が得られています。…卒研レベルですが、オリジナリティのあるものとして仕上がりつつあります。

明日は5人の学生との握手を予定しています! T君、そろそろ起きて続きを書こうね~

2012/12/19

#591 卒業研究 2012

もうすぐ提出期間(12/20-21)です!

この時期、大学4年生の多くが悪戦苦闘していることでしょう。…そうです!…卒業論文、卒業研究等の提出時期だからです。…我が健康・スポーツ心理学科1期生(51名)も、現在、最後の仕上げ!?を頑張っているところです。

ちなみに、Terry Bird のゼミで卒業研究に取り組んでいるのは6名で、研究テーマは以下の通りです。
 
 女子スポーツ報道に関する一考察
 日本におけるランニングブームの現状と課題
 日本男子バレーボールの競技力向上策-2016年五輪出場に向けて-
  TSUバスケットボール部主将による2012年リーグ戦結果分析
 車椅子バスケットボールの普及の可能性
  テニスのダブルスゲーム分析-勝敗を決する要因について-

“大学4年間の集大成”と昔はよく耳にしていましたが、今でも言われているのでしょうか?…TSUでは、ほとんど聞いたことがないです。…とは言え、大なり小なり、達成感を味わうことはできると思います。…皆さん、ラストスパートです!

2012/12/18

#590 TTC について (1)

TTC でテニスをする意義

テニス関係者であれば TTC という名前をご存知かと思いますが、それ以外の方には ??? だと思います。…Tennis Training Center です。…正式名称は「公益財団法人吉田記念テニス研修センター」です。

前身と言ってしまうのは、正しくはありませんが、過去に多くのテニスプレーヤーを輩出していた「柏ローンテニスクラブ(KLTC)」が、そもそものルーツです。…Terry Bird が大学院在籍時に同クラブ・ジュニアチームのトレーニングコーチをしていたとき以来ですので、TTCとは20年余り繋がりがあります。…現在は、妻 Peach、娘 Kaena、息子 Saint の3人もお世話になっています。

TTC は、ただテニスをするだけの施設ではありません。…ヨーロッパのスポーツクラブの香りがするテニスのみならずスポーツの奥深さが味わえる環境を備えています。

いずれ、詳しくご紹介したいと思いますが、これからもずっと家族で関わらせていただきたい施設です!…2人の子供たちにはテニス技術だけではなく多くのものを吸収してほしいと思っています。

2012/12/17

#589 政権交代とスポーツ政策

自由民主党のマニフェストを確認しておこう!

昨日(12/16)、日本では第46回衆議院選挙が行われました。自由民主党(以下、自民党)が大きく議席数を伸ばし、自公連立政権として政権が交代されそうです。

民主党政権下でのスポーツ政策の総括については、どなたかにお任せしますが、ちょうどスポーツ振興法制定から50年、またスポーツ振興基本計画の改定時期という節目の時期であったことから日本のスポーツ政策は大きく動きました。…その際、元文部科学副大臣(民主党:参議院議員)のリーダーシップが発揮されたことはスポーツ関係者の多くが感じていると思われます。

新政権下においても政治家のリーダーシップを期待したいものです。…ただし、元スポーツ選手、大学体育会出身者、スポーツ団体関係者等の経歴程度で関与してほしくないです。しっかりと勉強して官僚をリードするぐらいの強いリーダーシップを発揮してください!

以下は、自民党の「総合政策集」のスポーツに関する箇所の抜粋(要約)です。

 85 『 スポーツ基本法』に基づく「スポーツ立国」の実現

『スポーツ基本法』に基づき、「スポー ツ立国」を実現するための諸施策を強力に推進するとともに、スポーツ庁、スポーツ担当大臣を新設する。

スポーツを人間の調和のとれた発育に役立てるため、文化や教育と一体として捉え、競技的価値のみならず、教育・健康・ 国際交流促進などを拡充することにより、スポーツを国民に浸透させ、その文化的・教育的価値や社会的責任を高める。

オリンピック等国際大会で日本人選手が活躍できるよう、ナショナルトレーニングセンターの利用を無料化する等、国際競技力向上に向けた諸施策を推進するとともに、わが国の復興を示す象徴として、2020 年東京オリンピック・パラリンピック を招致するため、国立霞ヶ丘競技場を全面改修し、被災地での競技開催とキャンプ地の全国展開を実現する。

2019 年ラグビーワールドカップの成功に全力を尽くし、各競技の国際大会の誘致に取り組む。

学校における体育や運動部活動の充実、全国体力・運動能力等調査の結果の活用による子どもの体力向上の取り組みを推進する。

国民体育大会、総合型地域スポーツクラブ、指導者養成事業など各種スポーツ振興事業の充実を図り、国民各層のスポーツの生活化を促進する。

 86 スポーツ振興体制の充実・強化

スポーツ振興に対する一層の財源を確保するため、独立行政法人日本スポーツ振興センターの実施する「スポーツ振興く じ」の拡充を行い、助成対象団体等が申請しやすいシステム整備を検討する。

寄付金の全額が法人税の損金算入 の対象となるよう、指定寄付金のあり方について検討する。

生涯スポーツの振興並びに競技力の向上を実現していくため、スポーツ関係団体・組織の一層の充実・活性化を目指し、プロ、アマチュアを問わないアスリートの雇用促進や引退後の選手の生活の保障も合わせたセカンドキャリアの活用をはじめ、優れた人材並びに財源の確保を図り、地域スポーツ社会における人材の好循環と社会貢献を目指す。そのために、スポーツ立国戦略にあるワンストップの「セカンドキャリアセ ンター」の創設を検討する。

<参考資料>
 自民党「J-ファイル2012」(http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/j_file2012.pdf)
 

2012/12/16

#588 スポーツ政策研究日誌 (30)

スポーツ法学専門分科会第2回研究会

本日(12/16)、日本スポーツ産業学会のスポーツ法学専門分科会・2012年度第2回研究会(於:筑波大学東京キャンパス)に参加してきました。…研究発表ではありませんが、「日本の国際競技力向上策の方向性~ロンドン五輪の検証を通じて~」というテーマで話題提供させていただきました。

今日は十数名の参加者があり、MLBの薬物問題、スキー場の安全管理の問題、大学スキー実習事故の問題、柔道事故の問題等についての発表・報告がありました。…活発な議論が展開され、とても勉強になった半日でした。

この分科会で発表するマイ・テーマは「カナダのスポーツ紛争処理制度に関する研究」としていますので、現在、滞っていますが、次回はそちらの研究を少しでも進めて発表したいと考えています。(反省)

余談ですが、ある先生のパワーポイントの活用術はとてもエクセレントでした!…マネしよっと…

2012/12/14

#587 祝 デ杯監督へのご就任!

先日の現役部員の「インカレ・インドア(女子シングルス)優勝」に続き、母校庭球部関連で非常に素晴らしいニュースがメーリングリストで回ってきました。

この度、母校庭球部出身者の「デビスカップ(男子国別対抗戦)監督」への就任が、公益財団法人日本テニス協会(JTA)の理事会で決定されたようです。…我が庭球部からは故太田芳郎氏に次ぐ、二人目のデ杯監督となります。

 先輩! 心からお祝い申し上げます!

現在、母校庭球部の「135年誌」編集のための入力作業中ですが、ちょうど、太田氏が庭球部の総監督であられ、デ杯の監督に就任されていた頃(約50年前)の記録に関する入力をしているところでした。…実にタイムリーです。

この最新の嬉しいニュースを通じて、母校庭球部の長きにわたる歴史を噛みしめているところです。…1/27の会は4つのお祝いで大いに盛り上がることでしょう!

2012/12/13

#586 50年前と現在の大学生の変わらないところ

母校庭球部の「135年誌」編集のお手伝いを通じて、50年前の大学テニスにタイムスリップしています。…関東の大学で体育会テニス部に所属している学生にとって、個人戦以外のチームとしての最大のイベントは「関東大学テニスリーグ」(以下、リーグ戦)です。

Terry Bird も二十数年前、リーグ戦を中心として熱い数年間を過ごした経験があります。…昔は4月に開催されていたリーグ戦ですが、現在では9月に開催されるようになっています。…ここだけの話ですが、リーグ戦を春から秋に移す際の根拠となる加盟校部員に対する部長監督会による「アンケート調査」を担当したのが、この Terry Bird だったのです。(内緒)

…話を戻します。…母校庭球部の50年前のOB会誌のリーグ戦に関する記録や文章に目を通していますと、笑ってしまいます。…自分の時と同じじゃん!…熱いですね~

おそらく現在の各大学の部員(大学生)たちもそうだと思います。…我がTSUテニス部員たちにも味わわせてあげたいのですが…

2012/12/12

#585 50年前の大学生の文章力

この度、母校庭球部(テニス部)の部員がインカレ・インドアの女子シングルスの部で“優勝”しました! おめでとうございます!

現在、その母校庭球部の「135年誌」編集作業の一部を手伝わせていただいています。…具体的には、50年前(昭和37年~)のOB会誌に掲載されてある当時の部員たちの戦績(団体戦、個人戦)のエクセルへの入力作業をコツコツしています。

その際、OB、現役部員、関係者等の書かれた文章に読みふけってしまい、作業がストップしてしまうことが間々ありますが、特に、現役部員(もちろん大学生)の文章力には驚嘆(敬嘆)させられます。…ちょうど、OB会の現・大先輩にあたる方々の現役時代にあたる時期のOB会誌ですので、ヒラOB会員の Terry Bird が評するのははなはだ失礼なことですが…

50年後の学生の文章力は…です! 昔の人(大学生)はやはり凄いと思います!

2012/12/11

#584 ロンドン五輪検証報告書の検証 (7)

ロンドン五輪のメダル1個の値段は…

周知のとおり、ロンドン五輪で日本が獲得したメダル数は38個(金7、銀14、銅17)です。…SMJブログの標記シリーズの最終回として、日本がロンドン五輪でメダル1個を獲得するために費やした予算、すなわち「メダル1個の値段」を算出してみることにしました。…算出にあたっての資料や考え方は以下のとおりです。

参考資料
 「文部科学省におけるスポーツ関係予算の推移」(検証報告書、29ページ)
競技スポーツ関連予算の算出の仕方
 ①に示されている「スポーツ関係予算」に占める「競技スポーツ」の割合から年度ごとの「競技スポーツ関連予算」を算出する
考え方
 前回大会(2008年北京)の翌年度(H21)からロンドン五輪開催年度(H24)の4年間を“ロンドン五輪へ向けての強化サイクル(4ヵ年)”とみなし、②で算出された各年度の「競技スポーツ関連予算」の総額をロンドン五輪獲得メダル数の38で除する

<データ> ※スポーツ関係予算、競技スポーツ割合、競技スポーツ関連予算の順
 ● H21年度: 22,529百万円、60.5%、13,630百万円
 ● H22年度: 22,740百万円、71.8%、16,327百万円
 ● H23年度: 22,790百万円、67.8%、15,452百万円
 ● H24年度: 23,793百万円、68.2%、16,227百万円  総額:61,636百万円  

★メダル1個の値段

  61,636百万円 ÷ 38 = 1,622百万円  すなわち 約16.2億円 でした!

<Terry's memo>
 最後は少々遊んでしまいました。厳密な算出の仕方ではありませんのでお含みおきください!…検証報告書を通じてあれこれ考えてきましたが、やはり“アレ”が必要です。…Terry Bird が40代のうちに着手したいです!(完)

※参考・引用資料:「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書」http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/11/27/1328609_1.pdf

2012/12/10

#583 ロンドン五輪検証報告書の検証 (6)

“おわりに” を読んでみて…

検証報告書のまとめの部分(26-27ページ)を読んでみました。…これまでSMJブログで見てきました①JISSのスポーツ医・科学支援、②NTCでの高度なトレーニング、③マルチサポート事業がロンドン五輪(2012)の好成績に多大な影響を及ぼしたと結論付けられていました。そして、2014年のソチ冬季五輪、2016年のリオ五輪及び2020年五輪(※東京開催招致活動中)に向けて、これらの更なる充実が期待される…と記されていました。

検証チームによるものか、文科省の見解かは分かりませんが、「・・・安定した財源の確保は必須条件であり、スポーツ界のみならず、社会全体の理解を得ながら進めていくことが必要である。」との指摘が、やはりありました。…同感です!

以下は、検証報告書を通じてはじめて知ったことなどです。

「2012 ロンドンオリンピック強化支援の検討に関する懇談会(2012 ロンドンオリンピック強化タスクフォース)」(※文部科学省副大臣主催で2011年に設置)が機能して成果につながった

「TEAM JAPAN Data Book 国際競争力2011」(※JOC, JISS他で2006年から作成)の活用等が競技力向上やメダル獲得の重要な要素となっている

「メダルポテンシャルアスリート育成システム事業」(平成24年度~)が開始される

<Terry's memo>
 先日(12/1)の学会シンポジウムで、文科省の方が日本の国際レベルでの選手層の薄さについてデータをもとに説明しておられました。そんなこともあって「メダルポテンシャル・・・」が開始されることになったようです。
 SMJブログ本シリーズでは「検証報告書」を簡単にまとめてきました。本文以外に各種資料が掲載されていますので、次回はそれらを基にして、あれこれ考えていきたいと思います。では、おやすみなさい!

※参考・引用資料:「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書」http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/11/27/1328609_1.pdf

2012/12/09

#582 ロンドン五輪検証報告書の検証 (5)

マルチサポート事業について

検証報告書の本文(27ページ)のうちの44.4%(12ページ)が「マルチサポート事業」についての概要説明、報告、評価等に割かれています。…SMJブログの本シリーズで簡潔にまとめたいのですが、とても難しい作業になります。…申し訳ありませんが、関心のある方は是非ともご自身でお読みください。…とりあえず、以下は、最低限の情報です。

マルチサポート事業とは、「オリンピック競技大会等で、我が国が世界の強豪国に競り勝ち、より確実にメダル獲得するために、トップアスリートなどメダル獲得が期待されるものに対して、多方面からの専門的かつ高度な支援を戦略的・包括的に実施するもの」です。ロンドン五輪に向けては、17競技をターゲット競技種目として指定し、国から委託されたJSC、筑波大学を通じて行われました。なお、競技によっては一部の種目(例えば「陸上競技」は、男子ハンマー投げ、女子マラソン等)だけが指定されていた場合もあります。…ロンドン五輪では、日本が獲得した38個のメダルのうち35個がターゲット競技種目であり、メダルを獲得した13競技のうちの11競技がターゲット競技種目(11/17競技)でした。

JSC:
 アスリート支援事業
   (心理、栄養、スポーツ科学、医学・トレーナー、トレーニング、情報戦略、
    マネジメント、映像技術)
 マルチ・サポートハウス
   (ロンドン五輪・現地サポート拠点:7/16~8/12まで市内の劇場を借りて設置)
筑波大学:
 研究開発
   (競技関連、トレーニング関連、コンディショニング関連の研究開発)

<Terry's memo>
 国内外のスポーツ政策をウォッチしている者から見ても、とても手厚く細やかな支援がなされており、国際的にも高水準のサポート事業だと思います。また、良質のトレーニングを良好な環境で行えるサポートをしたうえで、さらに万全を期して本番を迎えられるコンディショニング面等のサポートを現地でも提供した「マルチサポート事業」は、ロンドン五輪の日本の好成績に大きく貢献したものと考えられます。…この実績を受け、JISS、NF等の関係者、そして、選手・チームの立場から“もっと支援されればもっとメダルが獲得できる”という意見が出されるかもしれません。…確かに、今回、国が財政支援すれば関係機関により効果的な取組(※詳細は検証報告書で!)が展開でき、それが結果に結び付くということが明らかになりました。…ただし、ここから上を目指すのであれば、それに向けての国の関与について、やはり「スポーツ界」の枠を超えた議論が必要となるでしょう。

※参考・引用資料:「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書」http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/11/27/1328609_1.pdf

2012/12/08

#581 ロンドン五輪検証報告書の検証 (4)

ナショナルトレーニングセンター(NTC)について

周知のとおり、NTCには①「中核拠点」、②「競技別強化拠点」があります。検証報告書ではNTCについて次のように報告されていました。簡単にまとめてみました!

トップアスリートが同一の活動拠点で集中的・継続的にトレーニング・強化活動を行うための中核拠点施設。17競技種目に対応(JISS内施設含む)。所在地は東京都北区。屋内トレーニングセンター(柔道、卓球、体操、バレーボール他)、陸上トレーニング場(陸上競技に対応)、屋内テニスコート、宿泊施設があり、隣接するJISSとの連携が図られ各種サポートが受けられる。

中核拠点では対応できない冬季競技、海洋・水辺系競技(ボート、カヌー他)、屋外系競技(サッカー、自転車他)及び高地トレーニングについて、全国にある既存のトレーニング施設を競技別NTCとして指定(21競技等23施設)

①に練習施設がある17競技種目のロンドン五輪におけるメダル獲得数は34(金7、銀12、銅15)、4~8位入賞が35であり、②がある12競技種目等については銀2 、銅2、4~8位入賞が4であった。なお、いずれもない5競技種目では、4~8位入賞が3であった。

平成23年(度?)のNTC・JISS(専用トレーニング施設)の利用人数の合計は165,962人、NTC陸上トレーニング場の利用件数の合計は20,840件であった。

NTCの活用で、選手及び指導者が一か所に集まりレベルの高い練習(長期合宿など)ができたこと、JISSのスポーツ医・科学サポートが得られたこと、アスリートビレッジ(宿泊施設)での休養等ができたことにより、ロンドン五輪の結果(メダル獲得)につながった。その他、NTCにおいてNF間の縦割りをこえて他の競技種目のコーチ、選手等との交流が図れるようになったことで、チームジャパンの一体感が醸成され、良い影響をもたらした。

<Terry's memo>
 もしNTCがなかったら…。構想から数十年かかりましたが、設置されて良かったと思います。…先日(12/1)の学会シンポジウムでNF関係者から「NTCを西にも1つ!」というご発言がありました。スポーツ界の論理としては当然の提言です。…ただし、国民のコンセンサスや国家としてのスポーツの位置づけが劇的に変わらない限り2つ目は難しいと思います。…個人的には、ハード面は現状+アルファで十分だと考えます。みんなで知恵を出し合えば…

※参考・引用資料:「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書」http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/11/27/1328609_1.pdf

2012/12/07

#580 ロンドン五輪検証報告書の検証 (3)

国立スポーツ科学センター(JISS)について

検証報告書ではJISSについて次のように報告されていました。はじめて知ったことを含め、簡単にまとめてみました!

2001年に独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)の内部組織として設置されたJISSは、主に以下の7事業を行っている。

 ① スポーツ医・科学支援事業(アスリートチェック)
 ② スポーツ医・科学支援事業(医・科学サポート)
 ③ スポーツ医・科学研究事業
 ④ スポーツ診療事業
 ⑤ スポーツ情報事業
 ⑥ スポーツアカデミー支援事業
 ⑦ サービス事業

上記事業はNTC中核拠点で実施される集中トレーニングと併せて実施できるようになったことで、選手の育成、強化等に効果を生んでいる。

スポーツ診療事業の受診件数は高く、平成23年度は15,210件であり、そのうちの50.3%(7,647件)がリハビリテーション、20.1%(3,061件)が整形外科、19.4%(2,944)が内科であった。リハビリテーションについては評価が高いにもかかわらず、スタッフ(理学療法士など)定員枠や任期制などによる途中交代などの課題もある。

トップアスリートが、外部と切り離された空間(※JISS内)でリハビリテーションに専念できたり、選手によっては半日から1日受けることができたり、併設体育館でのトレーニングに移行できたりしたことで効果が大きかった。

JISS独自の外部評価機関「国立スポーツ科学センター業績評価委員会」がある。

ロンドン五輪に向けてNFドクターとの連携を密にするために「JISS-NFドクター協議会」を開催した。

<Terry's memo>
 これだけの情報からでも、JISSの果たした(果たしている)役割の重要性が分かります。NFだけでは十分提供できないスポーツ医・科学面のJISSによる選手へのサポートは、選手のパフォーマンスを最大限引き出す必須不可欠の要素であると言えるでしょう。課題は幾つもあるでしょうが…

※参考・引用資料:「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書」http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/11/27/1328609_1.pdf

2012/12/06

#579 ロンドン五輪検証報告書の検証 (2)

ロンドン五輪の競技結果の確認!

検証報告書では以下のように、ロンドン五輪の競技結果が総括されていました。

メダル獲得数 → 史上最多(金7、銀14、銅17:計38個)
メダル数と合わせた入賞者数 → 史上最多(計80個)
メダルを獲得した競技数 → 史上最多(13競技)

金メダル獲得ランキング → 11位
メダル獲得数ランキング → 6位
  1. アメリカ(104) 2. 中国(88) 3. ロシア(82)
  4. イギリス(65) 5. ドイツ(44) 6. 日本(38)

「スポーツ基本計画」(H24.3.30)における目標及び達成状況
  ① 過去最多を超えるメダル数の獲得  【達成】
  ② 過去最多を超える入賞者数      【達成】
  ③ 金メダル獲得ランキング5位以上   【未達成】

<Terry's memo>
 スポーツ基本計画において掲げられている“政策目標(値)”とは一体何だったのでしょうか。…今後10年程度を見通した今後5年間の計画であったはずなのですが…僅か数か月で3つのうちの2つで目標達成しました。…確か、スポーツ振興基本計画(H12.9.13)の時もそうでした。…もっと合理的な政策目標(値)を!

…ただし、上記③は日本にとってかなりハードルが高いです。

※参考・引用資料:「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書」http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/11/27/1328609_1.pdf

2012/12/05

#578 ロンドン五輪検証報告書の検証 (1)

『ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書』(平成24年11月) の検証 (1)

全45ページの上記報告書(以下、検証報告書)を一気に読ませていただきました。…とても分かりやすかったです。…国際競技力に関する研究をしている Terry Bird にとって、参考になる情報が山ほどありました。

この“検証シリーズ”は、検証チームの報告書を批判的に検証するのではなく、日本の国際競技力向上についての取組とロンドン五輪での成果について、検証報告書を通じて“検証”していくものです。また、日本の国際競技力のあり方についてあれこれ考えていきたいとも思っています。

まずは、感想です。

 ● 日本の五輪競技へのサポートもここまで来たかぁ…世界最高水準では…
 ● 政治家(元文部科学副大臣)のリーダーシップも後押ししていたんですねぇ
 ● メダル1つ獲得するのに十数億円はかかった?
 ● 総合調整は誰がしているの?
 ● さらに上を目指すには…
 ● 必要なのは、やはり“アレ”ですかねぇ…

興味のある方は文部科学省ウェブサイトでご覧ください!
  

2012/12/04

#577 スポーツ政策ニュース (第30号)

ロンドン五輪検証チーム報告書について

先日(12/1)の日本体育・スポーツ政策学会第22回大会シンポジウムで、「ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム」による報告書が公表されていたことを知りました。…海外派遣プログラム等で忙しかったのでキャッチできていませんでした。

 文部科学省ウェブサイト内で11月20日付で公表されています!

『ロンドンオリンピックにおける選手育成・強化・支援等に関する検証チーム 報告書』
(平成24年11月)

目次
 1. はじめに
 2. 競技結果等について
 3. 国立スポーツ科学センター(JISS)について
 4. ナショナルトレーニングセンター(NTC)について
 5. マルチサポート事業について
 6. おわりに
  参考資料

僭越ですが、SMJブログで検証報告書の検証をしたいと思います。

2012/12/03

#576 スポーツ政策研究日誌 (29)

学会大会に参加してみて…

先日(12/1)、日本体育・スポーツ政策学会第22回大会に参加してきました。一般研究発表、基調講演及びシンポジウムを通じて、とても勉強させていただきました。懇親会ではオリンピアンとお話しすることもできました。…関係者の皆様、お疲れ様でした!

様々な新しい情報を入手できましたが、やはり学会は自分も発表しなければいけません。…来年はコツコツ発表していきたいと思います。

基調講演では、Terry Bird の第一研究テーマに関連しているかと思っていた SPLISS(スプリス)について、実際の責任者から話が聞けました。SPLISSとは「Sports Policy Factors Leading to International Sporting Success」という国際比較研究(プロジェクト)の略称です。…リサーチ不足でその存在に気付いたのが今年の夏ごろで、その時から“先を越された感”を抱いていましたが、Terry Bird が目指している方向・内容とは全く異なっていました。…ただし、欧米ではスポーツ政策に関する新しい研究や取組に着手するスピードがとても速いです。…日本からも積極的に「ジャパン・オリジナル」を発信したいものです。…やはり英語力を高めないと…

皆さん、頑張りましょう!