2011/12/26

#300 SMJブログの目指すもの (6)

SMJブログ 第4ステージ突入!

Sport Matters JAPAN の目指していることが何かについては、本ブログをご愛読いただいている方には“何となく”お分かりかと思います。…関心のある方は「#1 2011年1月11日(火)から SMJ のブログが始まります! 」から#299までお読み下さい!…お正月の“時間つぶし”にでも活用いただければ幸いです。…エッ、そんな暇ない?

SMJブログは、そのゴール(スタート地点)のイメージを持ちつつ1/11にスタートしましたが、スケジュールに関するプランはアバウトでした。…しかしながら、SMJ元年に年間300回の更新ができたことで、Terry Bird として、手応えを覚えつつ、その準備に充てられる時間が明確になりました。

Sport Matters JAPAN は“第10ステージ”から Action を起こすことを目標にして、準備を進めることにします。…第10ステージとはSMJブログ#900~です。…2014年1月1日(水)から何かが始まります!

SMJブログ(#301)は2012年1月1日(日)から再開します。…1年間、SMJブログをご愛読いただき感謝申し上げます。…皆様、良いお年をお迎えください!

2011/12/25

#299 2011年を振り返る (7)

サンタクロースからのプレゼント!

Terry Bird のところにも“サンタさん”がやって来ました。

2011年の最後に、1年間頑張った(※自分への)ご褒美としてカナダ製の腕時計をプレゼントしてくれました。…テンス社(TENSE)の木製腕時計です。…とても気に入っています。

Tense Wood Mens Watch Dark Sandalwood Tri-Dial Hour Day Time G4300D

Japanese の Terry ですが、Canadian Identity が少しずつ芽生えてきました。…ライフワークとして外国スポーツ政策研究に取り組んでいくのであれば、対象国(カナダ)に深い思い入れがなければならないと考えます。…2011年は、それが確固たるものとなった年でした。

I wish you a merry Christmas.

2011/12/24

#298 2011年を振り返る (6)

SMJブログを通して学んだこと!

ブログ:Sport Matters JAPAN を立ち上げてから1年になろうとしています。Terry Bird のこれまでの人生を考えた時、趣味らしいものはありませんでした。…あえて言えば、楽しみながらスポーツや研究をやっていますので、それらが趣味みたいなものかもしれません。

間もなく300回目の更新を迎えます。2011年中にブログ更新のために費やした時間を他に充てていれば・・・と考えることもありますが、SMJなしでは2011年はありえなかったですし、SMJなしではTerry Bird という男の存在もありえないです。

(余力はありましたが)2011年はとても忙しかったです。厄介な仕事が多かったです。…でも、SMJブログを更新する楽しみがあったことで、どうにか乗り切ることができたと思っています。

どんな状況に置かれていても「自分を保つことができる」「夢を抱きつつ楽しめる」「活力を生み出せる」「自己啓発できる」ような“暇(いとま)”を1日(24h)のどこかに設けることが大切だということが実感できた2011年でした。

SMJブログは Terry Bird にとっての“leisure(レジャー)”なのでしょう!

2011/12/22

#297 2011年を振り返る (5)

Terry Bird も国際人に?

1月のカナダ現地調査で2人の研究者にヒアリングを行いました。トロント大学のブルース・キッド(Bruce Kid)教授とオタワ大学のジーン・ハーベイ(Jean Harvey)教授です。両先生にはヒアリングの最後に、「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会(12/3)」での“基調講演”のゲストスピーカーとして招聘する可能性があることを伝えていました。…Prof. Ken さんと相談した結果、今回は、今後のことも考え“現役の大学教員”であるハーベイ教授にお願いすることにしました。…ただし、キッド教授はカナダのスポーツ政策研究の大御所(生き字引)のような方ですので、機会があれば是非とも日本にお呼びしたいです。…因みにキッド教授は東京オリンピック(1964年)のカナダ代表の陸上競技選手であった方です。…メールでトロント大学の授業で使用されているパワーポイント資料を送ってくれるような寛大な方です。

ハーベイ教授とは、目上の方には失礼なのですが、今では Jean-Teru とメールで呼び合う間柄になりました。1週間近く行動を共にして様々な話をした結果、言語と習慣が異なっていても“同じ人間なのだ”ということを実感することができました。…親父ギャグも言うし、お茶目なところもあるし、息子さんや奥さんのお土産を買おうとしているときには“研究者の顔”から“パパの顔”に豹変したり…と、人間臭いところも大いにありました。

Terry にとって、国際的なネットワークを構築していけるチャンスを掴むことができた“2011年”でした。…今後の課題の一つは「英語力の向上」ということになります!…カナダで“日本のスポーツ政策:問題と課題”について英語でスピーチできるぐらいにはなりたいものです。

2011/12/21

#296 2011年を振り返る (4)

フリーエージェント宣言!

TSUに務めて15年が過ぎようとしています。…大学院在学中(5年間)に日本育英会から貸与していただいた奨学金(約600万円)の返還免除職を15年間務めあげることになります。…正確には、来年の3月31日までですので、残り数カ月ありますが…クビにならないように気をつけないと…

 2012年、Terry Bird は“年男”です!……36才です……嘘です……24才です!

FA宣言したからと言って、転職したり、TSUを離れようとは思っていません。とても居心地の良い職場です。(for now)

2012年は色々企てます!

2011/12/20

#295 2011年を振り返る (3)

やり残したこと!

SMJブログで“公言”しながらも、やり残したことや、未遂行の作業が幾つかあります。

学会誌への投稿論文の執筆が進まなかった
   テーマ:カナダのスポーツ紛争処理制度に関する研究
学会発表ができなかった
   12月17日(土) 日本スポーツ法学会:一般研究発表
研究助成の申請ができなかった
   科研費、某財団
SMJブログ:「日本のスポーツ政策の良いところ」が(17)で止まっている

来年は、研究活動に比重を置きたいと考えています。…もちろん、SMJブログも…

2011/12/19

#294 2011年を振り返る (2)

カナダのスポーツ政策のことなら Terry Bird !

今年一番の収穫は、「カナダスポーツ政策研究者」という肩書を公言できる自信が得られたことでしょう。…文科省の報告書(カナダ編)を執筆する以前は、カナダの特定のスポーツ法について深く研究していただけでしたので、必ずしもカナダのスポーツ政策について幅広く理解していたわけではありませんでした。…しかし、今は違います。

もちろん英語力のある方がカナダのスポーツ政策に関する主要文献(インターネット情報含む)を翻訳して、それらを報告書としてまとめることは可能です。翻訳をアウトソーシングする方法もあります。…過去のカナダの報告書はそういうものでした。…形式的な報告書で良いのなら問題ないのですが…

しかしながら、実質的かつ生きた報告書が求められるのならば、その道の専門家が書かねばならないと考えます。行間から言外のメッセージが発せられているような、また個々の文章に魂がこもっているような報告書でなければならないと考えます。

カナダの報告書はそのつもりで書きました。是非ご一読を!…ただし、現在の日本のスポーツ振興基本計画の改定作業においてどの程度活用されているかは ??? です。…形式的な委託研究だったのかなぁ…

2011/12/18

#293 2011年を振り返る (1)

定番シリーズです。Terry Bird の2011年を振り返りたいと思います。…ブログは、そもそも個人の記録(日記)ですのでお許しを!

今年(2011年)は Terry の人生において、節目となる非常に意義深い1年でした。…1月下旬(1/23-30)のカナダ現地調査を前にして、その研究旅行記を書くために本ブログ(Sport Matters JAPAN)をスタートさせたのが1月11日でした。…その後、SMJブログの更新を重ね、1年間で300を超える記事投稿をするまでに至っています。

…人生の筋書きは、誰が書いているのでしょうか?

カナダに始まり、カナダで終わった1年間でした! (つづく)

2011/12/15

#292 第21回学会大会:報告 (2)

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会・報告

去る12月3日(土)にTSUで開催された「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」のシンポジウム(『スポーツ政策とスポーツ報道』)の様子です。

大会事務局撮影(by Taku)
この企画の第2段が期待されるほど、議論が白熱した、充実したシンポジウムでした。
ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、心から感謝申し上げます。

 大会実行委員長 Terry Bird

2011/12/13

#291 第21回学会大会:報告 (1)

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会・報告

去る12月3日(土)にTSUで開催された「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」の参加者数についてご報告いたします。

 ● 会員(56名)
 ● 会員外(4名)
 ● シンポジウム一般参加(7名)
 ● 基調講演関係者(2名)
 ● シンポジウム関係者(5名)
 ● 運営スタッフ(8名)
 ● TSU関係者(4名)
 ● 報道関係者(1名)
 ● 出版物展示(1名)    ※合計 88名 (未確定)

多くの方々にお越しいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

 大会実行委員長 Terry Bird

2011/12/12

#290 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (5)

Terry Bird にとっての収穫

外国スポーツ政策研究の大きな壁は“現地の空気を吸っていない”ことです。…今日、インターネットを活用して日本に居ながらにして多くの情報を入手することは可能ですが、所詮、紙ベースの理解でしかありません。…分かった気になっていたとしても、ほんの2~3割程度に過ぎないと思っています。

この度のジャパン・ツアーの間、ジーンから多くのカナダスポーツ政策に関する生の情報を聞き出すことができました。

また、Terry Bird の今後の計画も説明し、協力も要請しました。…少しずつ、ゴール(スタート地点)に近づいています。…不思議です…シナリオは誰が書いているのだろう…

ジーンから収集したカナダ情報は、企業秘密!?ですので公開しませんが、アテンド(通訳)として大活躍して下さった Nagatacさんは Terry より“カナダ情報”を握っているかもしれません。…彼の身の安全が心配です。(Just kidding!)

2011/12/11

#289 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (4)

ジーン・ハーベイ教授の“日本”理解プログラム

世界から日本はどう見られているのか?
……日本の印象……日本人についての先入観……中国、韓国との違い……

ジーンの日本滞在中、可能な限り sightseeing  していただきました。

国立歴史民俗博物館
浅草寺
浅草神社
秋葉原
歌舞伎町
日本武道館
靖国神社
皇居

浅草は Prof. Kid さんにガイドをお願いしました。さすが浅草生まれの浅草育ちの悪友“師匠”でした。パーフェクトでした!……それ以外は、宿泊したホテルの近くにありましたので、ほとんど無計画の観光でした。…でも、好評でした。

ジーンの日本(人)の印象は大きく変わったようです。…Terry とNagatac のせい?

2011/12/10

#288 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (3)

ハーベイ教授に「学位記(日本食)」が授与されました! 

日本を理解していただくには「食文化の理解」を外すことはできません。以下は、ジャパンツアーにおいてジーンが食したメニュー等です。

 ・幕の内弁当  ・おでん
 ・味噌ラーメン  ・ギョーザ  ・白子  ・すし  ・車海老(にぎり+頭の塩焼き)
 ・天ぷら  ・茶碗蒸し  ・おわん  ・わさびジェラート  
 ・そば  ・しゃぶしゃぶ  ・刺身  ・うどん  ・鴨南蛮そば  ・雷おこし
 ・人形焼き  ・焼き鳥  ・ビール  ・日本酒  ・焼酎 他

なお、作法!? として以下のことを伝授しました。

麺は音を立ててすする
すしは手づかみで食べても良い
茶碗蒸しは食後のデザート…(多分)…
箸の使い方

ジーンからは以下のメールが届いております。

 I will make for myself and post in my office, a diploma in the Arts of Japanese food and chopsticks, with specialty in Canadian technique.

2011/12/09

#287 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (2)

Terry Bird はパワーアップしました!

今回の「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会の実行委員長」及び「シーン・ハーベイ教授ジャパンツアーのコーディネーター」という大役(責任)を何とか果たせたことにより、多少の脱力感を覚えつつも、また一つ階段を昇れたような気がします。

どちらも“ホスピタリィティ(hospitality)”を強く意識しました。……その結果、言葉としての理解だけでは決して語ることのできない“その精神”を、この度の経験を通じて実感することができました。

ジーンの突然の涙には驚きましたが、私たちの気持ちが伝わったからだとすると非常に喜ばしいことです。……真のホスピタリィティ……言葉にするのは難しいですが、経験を通じてのみ理解できるものだと思います。

2011/12/08

#286 Prof. Jean Harvey's Japan Tour (1)

アッという間の6日間でした。

昨日(12/7)、オタワ大学のジーン・ハーベイ教授が17:00発トロント行き(エアカナダ)で帰国の途に就かれました。


別れの時、ジーンは涙ぐんでいました。感動の別れでした!

2011/12/07

#285 仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング (4)

金メダル獲得数においてアメリカが首位を奪還!

AdelaideNow の「VIRTUAL MEDAL PREDICTOR:VMP」の更新が12月6日付(日本時間)で確認されました。前月と比較すると、金メダル獲得数でアメリカが首位を奪還したこと、オランダの金メダル獲得順位が14位から11位に上がったことなどがトピックスです。隣国の韓国は22位(金4, 銀6, 銅15)に留まっています。……“Infostrada Sports社”の韓国に関する予想が低いのには何か理由があるのでしょうか? 実際は韓国はもっと上にランクされても良いと思っています……ただし、総メダル獲得数では日本が9位(32個)、韓国が10位(25個)です。

以下、最新の国別メダル獲得予想(金メダル獲得数10傑)です。※順位・国名・(金, 銀, 銅:合計)

 1. アメリカ      (39, 20, 30 :89) ↑
 2. 中国       (37, 36, 20 :93) ↓
 3. ロシア      (21, 28, 29 :78)
 4. ドイツ        (17, 17, 21 :55)
 5. イギリス     (14, 23, 22 :59)
 6. 日本       (12,  9, 11 :32)   ※前月:12, 9, 12 :33
 7. オーストラリア (10, 16, 16 :42)
 8. イタリア      (10, 12, 14 :36) ↑
 9. フランス     ( 9, 15, 12 :36)  ↓ 
10. ケニア       ( 9,   5,  6 :20)

★ 日本の金メダル獲得者(予想)内訳:
「柔道(7)」
 Daiki Nishiyama(Men's 90kg) Takamasa Anai(Men's 100kg) Tomoko Fukumi(Women's 48kg) Misato Nakamura(Women's 52kg) Kaori Matsumoto(Women's 57kg) Yoshie Ueno(Women's 63kg) Akari Ogata(Women's 78kg)
「レスリング・フリースタイル(2)」
 Saori Yoshida(Women's 55kg) Kaori Icho(Women's 63kg)
「体操競技(2)」
 Kohei Uchimura(Men's Individual All-Around)(Men's Floor Exercise)
「射撃(1)」
 Tomoyuki Matsuda(Men's 50m Pistol)

「仮想・ロンドン五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table for London 2012:VMT)」についての説明は http://sportmattersjapan.blogspot.com/2011/08/188-2012-4.html をご参照ください。

2011/12/04

#284 第21回学会大会“無事”終了!

日本体育・スポーツ政策学会第21回大会が終了しました。

まだ残務がありますし、2011 Japan Tour of Prof. Harvey も終了していないので、今学会大会を総括する余裕はまだありません。…ただ、来年度開催大学の関係者にバトンを引き継げたことについては、取りあえず“ホッ”としています。

 ご協力いただいた多くの皆様へ深く感謝申し上げます。とても良い経験になりました。

次なる仕事に取り掛かります!

2011/12/03

#283 第21回学会大会“当日”

20011年12月3日(土)の朝を迎えました。雨模様です。

いよいよ「日本体育・スポーツ政策学会第21回大会」が開催されます。そして、12月7日までの 2011 Japan Tour of Prof. Harvey がスタートしました。

昨日は、無事にシーン・ハーベイ先生(オタワ大学)と再会することができました。

 本学会大会のコンセプト:

   小さな大学(TSU)から
     大いなるInspiration(刺激)を!

ご来場をお待ちしております。

2011/12/01

#282 第21回学会大会まであと“2日”

2011年は大きな仕事が3つありました。

 文科省「外国スポーツ政策調査研究(カナダ担当)」(カナダ現地調査含む)
  TSUインターンシップ派遣業務
  日本体育・スポーツ政策学会第21回大会のホスト

①がなければ③の基調講演でジーン・ハーベイ先生をお呼びすることもなかったです。そして、12月2日から12月7日までの「2011 Japan Tour of Professor Jean Harvey」のマネジメントをすることもなかったです。

この6日間で様々なプログラムを企画しています。Prof. Ken さんの大学では12月5日に特別講義(Seminar)をしていただくことになっています。タイトルは「The Two Other Solitudes: sport and physical activity policy in Canada」です。

率直に言って、準備は大変です…SMJブログが更新できないぐらいです…と言いつつも更新していますが…。

この1週間で Terry Bird はパワーアップすると思います。…そのことを楽しみにして、ラストスパートします!