2011/03/08

#57 スポーツ政策研究日誌 (4)

#56のつづきです。
人間の情報処理・分析能力(速度)は向上しているのでしょうか?
以下、Terry の経験に基づく現時点での感想です。

生身ベース?!の能力(速度)が、20年前と今を比べて、劇的に向上しているとは思いません。当然ですよね……“脳力”が2倍も3倍も高まる訳ないですよね……2~3%はあるかもしれませんが……でも、「俺って、仕事(※研究上の諸作業)が早くなったなぁ」という実感はあります。

このギャップを Terry なりに分析したものを箇条書きします。

① 資料収集などに費やす時間(労力)の短縮
② 電子辞書、PCの辞書機能、インターネットなどの活用による“調べもの”時間の短縮
③ USB等による大量の資料の持ち運びの容易さ
④ モバイル(PC)活用による仕事場の移動 ※Anytime, Anywhere!
⑤ 資料(データ、文章等)の整理、加工、編集等の効率性向上
⑥ PCの検索機能利用による時間短縮
⑦ コピペ機能の効果的利用 ※不正利用の意味ではありません
⑧ E-mailの効果的活用による時間短縮
⑨ PCソフトの効果的活用による時間短縮
⑩ PCの諸機能(iTunes等)利用による気分転換 ※集中力の持続

要するに、“研究に費やせる正味時間が増えたことによる錯覚”ということなのでしょう。
また、それ以外の要素もあります。大量情報下における“処理・分析ノウハウの修得(開発)”による時間短縮です。…どうであろうと、時間が増えるということは、良いことなのですが…

ただし、新たな問題を抱えることになりました。(つづく)

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