2013/07/26

#771 リスクマネジメント本の執筆 (8)

中・高ではテニスがNo1…

ほんの2~3行執筆するためのものですが、中学校と高校の生徒さんがどれぐらいテニス部で活動しているのかについて調べてみました。…なんと、中・高ともにテニスがNo.1でした!

  ●注1 テニス : ソフトテニスを含む
  ●注2 野球 : 軟式野球を含む ※女子は含まず
  ●注3 参考資料 : 下記連盟ウェブサイト公表の平成24年度データ
      (公財)日本中学校体育連盟 (公財)全国高等学校体育連盟 (公財)日本高等学校野球連盟

【中学校】 競技別 加盟生徒数(男女合計:人)
1 テニス 408,173
2 バスケットボール 324,154
3 軟式野球 263,413
4 サッカー 253,671
5 卓球 235,952
6 陸上競技 221,727
【高校】 競技別 加盟生徒数(男女合計:人)
1 テニス 185,290
2 野球 178,941
3 サッカー 165,449
4 バスケットボール 151,008
5 陸上競技 105,484
6 バドミントン 105,363
7 バレーボール   93,763
8 卓球   68,393

2013/07/24

#770 リスクマネジメント本の執筆 (7)

SMJブログ#672 以来です…

…この間、何をやってきたのか! 忙しさにかまけて後回しにしてしまいました。…改めて、関係者の皆様にお詫びいたします。…今月末までに何とか仕上げます。

Terry Bird が分担執筆するのはテニス(指導時)の安全管理、すなわちテニスに関する(スポーツ)リスクマネジメントについてです。…執筆内容の構想段階で企画していた関係機関へのインタビュー調査を7/28にお願いすることができました。…夏季ジュニアテニス大会における安全管理について独自の取組をされているTTCの関係者に取材をさせていただく予定です。

先日、TSUでも地域の中学校ソフトテニス大会の会場としてテニスコートをお貸ししました。…猛暑のこの時期に、限られた日程で予定されている試合を消化しようとすると、どうしてもリスクが高まります。…今回も大きな事故等はなかったようですが・・・。

大会運営サイドにはどのようなリスクマネジメントが求められるのか?…ほんの数行ですが、そのような事柄を執筆するための情報を収集してきます。

締切まで、あと7日!

2013/07/23

#769 海外調査の準備 (3)

分担執筆のデッドラインが…

以前、SMJブログでも特集として書いていましたが、スポーツリスクマネジメント本の分担執筆についてです。…関係者の皆様、まことに申し訳ありません。

海外調査の準備は抱えている仕事を終わらせることを含む!…と書いた矢先に、本日(7/23)夕方、出版社の方からお電話をいただきました。…デッドラインの通告がなされました。

数か月前は何とか期限までに間に合わせようとしていました。…ところが、新年度がスタートし、次から次に新しい仕事が舞い降りてきたため後回しになってしまいました。

今月末までに何とかしなければ…

ブラックリストに載ってしまう~

2013/07/21

#768 スポーツ政策ニュース (第36号)

「ねじれ」解消して何が変わる…

本日(7/21)、参議院議員通常選挙が実施されました。…Terry Bird も投票してきました。…現時点で、自公が参議院の過半数の議席を確保することが確実のようです。…いわゆる衆参の「ねじれ」が解消されることになります。

 スポーツ政策は劇的に変わるか?

…それは、ないと思います。…これまでと同じように、これからも日本的なスポーツ政策が続いていくことでしょう。…民主党政権の時に、幾分、政治主導になったかと感じましたが、そのキーパーソンも当選が難しそうです。

一般の方にとっては、スポーツ政策のプライオリティは低く位置づけられていると思いますが、日本が抱える重要な問題の幾つかをスポーツで解決できると、Terry Bird は確信しています。

…Sport Matters JAPAN がその仕掛けを作るしかないのでしょうか…

本家 Sport Matters のシニアリーダーBob Elliott 氏に9/10にSIRCで会ってきます!

2013/07/20

#767 スポーツ政策ニュース (第35号)

文部科学白書の刊行

文科省のウェブサイト(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/07/1337617.htm)によると、7月下旬に「文部科学白書(平成24年度)」が刊行されるようです。…購入する予定はありませんが…

同サイトでは、その骨子が公表されています。…スポーツ関係をピックアップしてみました。

第1部 特集③ 世界にはばたくチームジャパン!
   第1節 ロンドンオリンピックにおける日本人選手の活躍とその支援
   第2節 2020オリンピック・パラリンピック競技大会東京招致
   第3節 スポーツ指導における暴力行為の根絶

第2部 文教・科学技術施策の動向と展開
  第7章 スポーツ立国の実現
   第1節 「スポーツ基本計画」の推進
   第2節 子供のスポーツ機会の充実
   第3節 住民が主体的に参画する地域のスポーツ活動の充実
   第4節 国際競技力向上に向けた人材の養成やスポーツ環境の整備等
   第5節 スポーツ界における透明性、公平・公正性の向上
   第6節 スポーツ界の連携・協働による「好循環」の創出

…ウェブで公開されるのを待ちたいと思います。

2013/07/19

#766 海外調査の準備 (2)

他の仕事を終わらせること…

今年度の最大の研究上のイベントは海外調査(カナダ:9/2~9/14)です。…それに向けての準備が本格化してきましたが、現在抱えている仕事を終わらせることもその準備のうちの1つだと考えています。

何故なら、現地に日本の仕事をもって行きたくないからです。…あるいは、日本に仕事を残したまま行きたくないからです。…前者は資料という重荷をスーツケースに入れることになりますし、後者は精神的な重荷となります。

今のところ、学会誌の編集分担執筆原稿の提を抱えています。…その他に雑務が色々あります。…7月中にはすべて終わらせたいのですが…

忙しい日々が続きます…

2013/07/17

#765 海外調査の準備 (1)

「世界の医療事情」(外務省)

外務省のウェブサイトを覗く機会はあまりありませんでしたが、9月のカナダ現地調査(9/2~9/14)を前にして、色々情報収集している過程でとても有益な情報に巡り合うことができました。

 もし、カナダ滞在中に怪我をしたり、病気になったりしたら…

外務省ウェブサイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html)「渡航関連情報」の中に「在外公館医務官情報」があり、「世界の医療情報」というページがあります。…同ウェブサイトで以下のように説明されていました。

 「世界の医療事情」は海外の医療事情について基本的情報を整理し邦人の方々に滞在や旅行の際の心構えをもっていただくこと、また、万が一、病気や事故に遭われた時にどのような医療機関で受診が可能かなどの「海外で身を守る」ための大切な情報を満載しています。この情報は、大使館等の在外公館に配属されている90人余の医務官が、現地における地道な情報収集活動の成果をとりまとめたものです。

…カナダについても詳しくまとめられています。…活用したくはありませんが、プリントアウトして持参することにします。

2013/07/16

#764 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (22)

迅速な返答!

早々に、Sport Canada(民族遺産省スポーツ局)とJeanから返信がきました。…Sport Canadaは日本の文部科学省スポーツ・青少年局に相当しますが、学校体育は所掌していません。…その理由は、教育の管轄が州政府にあるからです。…日本で設置が構想されている「スポーツ庁」のようなものだとお考えください。

そのSport Canadaでのインタビュー日時が決定しそうです。…個人研究レベルで他国の中央政府内に入れるのは極めて困難なことなのですが、ありがたいことにトントントンと話が進みました。…Jeanのおかげです。

また、Jeanからはオタワ大学での作業場所、インターネット環境等の希望に関する質問がありました。…Terry Bird としてはオタワ大学内で図書館とインターネットの無線LANの利用だけできれば十分です。

現地調査スケジュール表が埋まりはじめました!

2013/07/14

#763 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (21)

インタビューの日程調整

カナダ現地調査(9/2~9/14)でインタビュー実施日に充てられるのは原則として平日です。…ただし、移動日や祝日を引かねばなりませんので、9/3-6, 9/9-12のたった8日しかありません。

その他、オタワ大学図書館、Library and Archives Canada(国立図書館・公文書館)、SIRC(カナダスポーツ情報資源センター)等で資料収集もする予定ですので、かなりタイトです。

先ほど、関係者に第2弾のメールを送信しました。…ここからが大変な作業になります。…先方の都合もあり、効率よく日程を組むことができるかが不安です。

今回はオタワのホテルに11泊します。…食事、洗濯、移動、通訳者の手配、健康管理、気分転換など…研究に関すること以外にも考えなくてはならないことが結構あります。

決まっていることは、早朝にホテルのフィットネスジムに行くことぐらいでしょうか…これって、Terry Bird の海外調査時のルーティーンです!…2007年にFRP Awardで初めてカナダに行かせていただいたときは、宿泊したオタワのホテルにジムがありませんでしたので、早朝、オタワ大学の構内をランニングしたほどです。…まさか、オタワ大学とこのような関わりをもつとは…

2013/07/13

#762 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (20)

Request for an interview on Canadian Sport Policy ~その2~

昨日(7/12)、関係者に正式なインタビュー依頼メールを送信しましたが、皆さんとてもレスポンスが早かったです。…最も早かった人で3分後に返信メールが来ました。…現時点で、7通(7名)の依頼メールに対して、4通(6名相当)の返信(承諾)がありました。…Sport Canada では3名の関係者に同時にインタビューできそうです。

残りの1通は、ケベック州の政府機関関係者です。…やはり、英文メールでは読んでもらえていないのでしょうか…フランス語のものを送信すべきか…うーん…ムリっ

Jean のメールには以下のように書いてありました。

His office is in Québec city. You may have to fly to Quebec to see him, but he may be in Montreal or Ottawa during your study trip. I can check with him if you want.

もちろん、ケベックシティに行くことも検討しますが、可能ならオタワかモントリオールでお会いしたいものです。…Jean に相談してみます。…英作文が続きます。

…英文メールなんて…昔のTerry Bird なら、ありえないことです。

2013/07/12

#761 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (19)

Request for an interview on Canadian Sport Policy ~その1~

現地調査中(9/2~9/14)にインタビューをお願いしている関係者のリストです!

 【現地調査:インタビュー対象者(交渉中)】 ※仮訳

D・S氏(民族遺産省スポーツ局、政策・企画課長)
  Director, Policy and Planning, Sport Canada
S・F氏(民族遺産省スポーツ局、連邦・州・準州調整部長)
  Manager, Federal-Provincial-Territorial Coordination, Sport Canada
J・K氏(民族遺産省、上級政策分析官)
  Senior Policy Analyst, Canadian Heritage
E・P氏(ケベック州、教育・レジャー・スポーツ省、スポーツ顧問)
  Sport advisor, Ministère de l’Éducation, du Loisir et du sport, Quebec
C・J氏(カナダ身体・健康教育協会、事務局長・CEO)
  Executive Director and CEO, PHE Canada
D・L氏(公共政策フォーラム、上級参与)
  Senior Associate, Public Policy Forum
B・E氏(スポーツ・マターズ、シニアリーダー)
  Senior leader, Sport Matters

…っと、uOttawa のJean にもインタビューさせていただく予定です!

2013/07/10

#760 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (18)

Jean の協力

前期授業がまもなく終了します。…「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」に時間が割けそうです。…いよいよ、これからです!

9/2~9/14までカナダ現地調査に行きますが、Jean の協力もあって、インタビュー調査の調整が順調に進んでいます。…連邦スポーツ政策(Canadian Sport Policy 2012)策定上のキーパーソンへの接触がうまく図れそうです。

個人レベルの研究で、連邦または州政府機関の中枢に入り込むことは極めて困難なことです。…通常は“門前払い”でしょう。…それが、Jean の口添えがあることにより、“ウェルカム”対応となります。…Jean は、それだけ影響力のある人物ということなのでしょう。…そのような大物と交友関係が構築できていることに感激しています。

Jean から関係者への依頼メールには…he will be a guest researcher with our research Centre. という一文がありました。…とても、嬉しかったです。…ただし、話がだんだん大きくなってきているのが怖いところですが…

刺激的な経験ができそうです!

2013/07/09

#759 カナダの体育・健康教育 (9)

プロサッカーチームと教育委員会との連携

現地調査の最後に、カナダのプロサッカーチームの練習を見学するとともに、関係者からとても参考になる取組を紹介してもらいました。…報告書では、ごく簡単にまとめられていますが…

プロサッカーチームのモントリオール・インパクト(Montreal Impact Soccer Academy)がヨーロッパ(フランス)で行われているサッカーエリートを養成するモデルをケベックで導入した。将来のプロのサッカー選手を養成することを目的とし、英語系モントリオール教育委員会(English Montreal School Board)及び高校と連携して行われている。

このアカデ ミーに参加できるのは、サッカーの技術だけではなく必ず学業成績がチェックされ選抜される。またアカデミーでの選手の様子は学校、家庭に報告され、サッカーの競技力だけでなく態度も重要視される。さらに学校の体育の成績として評価され単位認定もされる。小さい頃からしっかりとした自己形成ができ、フィロソフィーをもったサッカー選手を育てるためにこのアカデミーが作られた。

…詳しく調べると面白いと思います。…なお、説明していただいたアカデミー・ディレクターはフランスで松井大輔選手と一緒にプレーしたことがあると言っていました。

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) p.40 より

2013/07/08

#758 カナダの体育・健康教育 (8)

PHE Canada について~表彰プログラム~

カナダ身体・健康教育協会(Physical and Health Education Canada)の表彰プログラムについてです。…報告書内では、以下のように説明されてあります。

PHE Canada はカナダ国内において、「教材開発」「ネットワーク開発」「教師支援」「全国会議の開催」「大学生リーダー育成」「表彰」「学校認証」など様々な身体・健康教育に関する取組・サービスを行っている。特に、PHECanada の表彰制度はとても参考になると思われる。以下は、主要な賞(Award)である。

 「体育指導優秀賞(Physical Education Teaching Excellence Award)」
 ※卓越した体育指導を行った指導者を表彰するカナダ唯一の全国表彰
「健康促進学校優秀賞(Health Promoting School Champion Award)」
 ※(2012年度:新設)健康促進学校の発展、推進、実施への模範的貢献を行った個人、グループまたは組織を表彰
 「健康教育者賞(Health Educator Award)」
 ※(2012年度:新設) カナダにおいて健康教育の重要性を助長する顕著な働きなどをした個人を表彰

これらの受賞者はPHE Canada 他が年1回開催する全国大会(National Conference)において発表される。2012 年は、ハリファックスにおいて5月10 日~ 12 日の日程で開催された「身体・健康教育に関する全国大会(2012 TAPHE and PHE Canada National Conference)」において発表された。

そして、その結果を踏まえ、今回の現地調査では、「体育指導優秀賞」については最優秀賞を受賞したアンドレア先生に、「健康促進学校優秀賞」については最優秀賞を受賞したコールドウェル・ストリート小学校(Caldwell Street Public School)に視察・面談等を申込み受け入れられた。

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) pp.25-26 より

2013/07/07

#757 カナダの体育・健康教育 (7)

PHE Canada について~概要~

PHE Canada とは、「カナダ身体・健康教育協会(Physical and Health Education Canada)」のことです。…その概要については、報告書内において、以下のように説明されてあります。

PHE Canada は、カナダにおける身体及び健康教育関係者のための職能団体(professional organization)である。全国規模でカナダにおける身体教育と健康教育に関して唱道する団体であり、カリキュラムの中で「体育」と「保健」は中核になる科目であるという信念のもと、各州の学校で体育あるいは保健の学習が効果的に実践されていくように諸活動・諸プログラムを通じて学校や教師をサポートしている。PHE Canada は1933 年に創設された会員10,000 人を超える組織であり、全国15,000 の学校とのネットワークがある。前身はCAHPERD(Canadian Association for Health,Physical Education, Recreation and Dance)であった。大学、教育委員会、教育省との関係も深く、プログラム開発は教育者や専門家によって行われ、適宜改善等も図られる。以下は、PHE Canada のプログラムの4本柱である。

  良質の日常体育(Quality Daily Physical Education:QDPE)
 健康促進学校(Health Promoting Schools:HPS)
 良質の校内レクリエーション(Quality School Intramural Recreation: QSIR)
 ダンス教育(Dance Education)

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) p.25 より

2013/07/06

#756 カナダの体育・健康教育 (6)

カナダの体力テストについて…

海外派遣プログラムのカナダ現地調査において、「カナダにおける子どもの体力・運動能力向上対策:成果と課題、カナダの体育授業(実践)」を調査研究項目(副問)の1つとして掲げていました。…我々は、カナダの体力テストはどうなんだろう?…という関心をもち現地調査に臨みました。…以下は、そのまとめです。

州ごとで教育カリキュラムの異なるカナダにおいて、全国共通の体力テストは実施されていなかったが、州や学校独自で体力テストを1年に複数回実施し、子どもの実態把握やその後の授業展開に役立たせようとする取組は見られた。全国共通テストではないため、州内での学校間比較や学校内での年間比較に用いることは可能だが、カナダ全体における子どもの体力を推し量る指標としての成果はみられなかった。

しかし、州や学校独自で取組まれている体力テストは、筋力、瞬発力、持久力、柔軟性に関するテスト項目から構成されており、不足している体力を客観的に十分明確化することができ、子どもの実態を把握するうえでは有効であると考えられる。また、学校によっては、年に複数回実施して体力テストの結果を授業の見直しや改善を図るうえでの重要なデータとして活用したり、子どもの体力を向上させるための授業を展開していた。

要するに、日本のように全国共通の体力テストがなくても、自治体、教育委員会または学校独自の体力テストを授業と関連付けて実施することさえできれば、子どもの体力を真に向上させる方法として十分機能するものと考えられる。

カナダにおける子どもたちの体力・運動能力向上方策の成果と課題を調査テーマに掲げて現地調査に臨んだが、その答えとして得られたものは、地域ごとや学校独自の体力テストが機能すれば、十分子どもたちの体力・運動能力の向上は図れるということであった。

…Terry Birdは、今回のカナダ現地調査を通じて、日本のような全国一律の体力テストが本当に必要なのかどうか、検討しても良いのではないかと考えてしまいました。…ソフトボール投げでなくても、サッカーボールのキック力でテストを実施する地方や学校があっても良いのではないでしょうか。全国比較のデータ作りを優先するよりも、本当に子どもたちの体力向上に資するようなテスト及びその結果の活用さえできればそれで良いのではないでしょうか…いかがでしょうか?

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) pp.51-52 より

2013/07/05

#755 カナダの体育・健康教育 (5)

研修成果報告書:SAまとめより④

SMJブログ#754からのつづきです…

「フィジカルリテラシー」という考え方の導入~その2~

今回の現地調査を通じて、カナダではフィジカルリテラシーが、学校体育、生涯スポーツ及び競技スポーツの基礎部分に置かれていることが明らかなった。その発端は2004 年に連邦・州・準州スポーツ担当大臣会議において「カナディアン・スポーツ・フォー・ライフ(Canadian Sport for Life:CS4L)」のコンセプトが承認され、スポーツカナダ(民族遺産省スポーツ局)の特別施策として位置付けられたことにあった。

CS4L とは、カナダにおける“スポーツ(身体活動)の質”を改善することにより、健康増進、コミュニティ強化、競技力向上及びナショナルアイデンティティ強化を目指そうとするムーブメントであり、そのスローガンでもある。2005 年、スポーツカナダの支援を受け6 人の専門家からなる委員会(LTAD Expert Group: LEG)がCS4L を具現化するためのプログラム( モデル) となる「長期競技者発達(Long-TermAthlete Development:LTAD)モデル」の開発に着手した。そして、LTAD モデルが開発され、それ以後、連邦政府から資金援助を得ようとする中央競技団体(National Sport Organization:NSO)は、「スポーツ資金交付及び説明責任枠組み(Sport Funding and Accountability Framework: SFAF)」の基準に基づき当該スポーツ版LTAD モデルを作成しなければならないことになった。CS4L のLTAD では、カナダ人が「競技スポーツ」「生涯スポーツ」に関わらず生涯を通じて身体活動やスポーツに有意義に取組んでいく上で低年齢期にフィジカルリテラシー(基本的運動技能等)を身に付けておくことが必要不可欠であるとされている。言うまでもなくNSO は当該スポーツの普及・振興のみならず競技力の向上を図ろうとする団体である。

このように、カナダでは子どもたちのフィジカルリテラシーの習得がNSO を通じて図れるような仕組みが構築されている。LEG は、2011 年以降、17 人の構成員からなるCS4LLeadership Team に拡大され、現在、カナダにおいてCS4L 推進の役割を担っている。なお、フィジカルリテラシーは、2012 年6 月に2022 年までのカナダの連邦スポーツ政策として改定されたCanadian Sport Policy 2012(CSP 2012)のフレームワークの根底にも置かれており、カナダのスポーツ政策のアンカー的な役割も果たしている考え方である。

・・・日本において、どうしたら役立てられるのか…

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) pp.79-80 より

2013/07/04

#754 カナダの体育・健康教育 (4)

研修成果報告書:SAまとめより③

今回の海外派遣プログラムを通じて多くのお土産をカナダから持ち帰ることができました。…それらの中で、最大級のものは「フィジカルリテラシー(Physical Literacy)」と「理解のためのゲーム教授法(Teaching Games for Understanding:TGfU)」でした。すなわち、この2つが日本の教育現場等に還元できる主要ポイントに当たります。…なお、TGfUについてはSMJブログ#737~741で書いています。…それでは、フィジカルリテラシーですが・・・

「フィジカルリテラシー」という考え方の導入~その1~

SA準備段階において、フィジカルリテラシー(Physical Literacy)が今回のカナダ現地調査で重要なキーワードになることは容易に想像できたが、日本で入手できる情報だけでは、その実態を的確に掴むことはできなかった。そこで、本団の調査研究テーマの1つとして掲げ、12日間の現地調査全体を通じてフィジカルリテラシーの把握に努めた。

日本でもフィジカルリテラシーという用語が以前から使われているが、フィジカルリテラシーに関する「概念論文(Physical Literacy Concept Paper)」が71ページもあるように、カナダのそれは比較にならないほど奥深いものであった。また、フィジカルリテラシーの概念を体育(Physical Education)に取り入れようとする動きがイギリス、アイルランド、ギリシャ、オランダ、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、フィンランド、スペイン、オーストラリア、ドイツ等に広がっていることから、フィジカルリテラシーへの注目は世界的な潮流であると考えられる。

そもそもフィジカルリテラシーは、現象学(Phenomenology)と実存主義(Existentialism)の研究から発展した概念で、現在では認知心理学(cognitive psychology)や社会学(sociology)を含む他の学問分野からも注目されている。フィジカルリテラシーに関する第一人者であるイギリスのマーガレット・ホワイトヘッド(Margaret Whitehead)は、2007 年に自身のそれまでの定義を「フィジカルリテラシーとは、生活の質(QOL)の向上に大きく寄与する各人の運動潜在能力を十分に生かす能力及び意欲のことである。」という作業定義として更新した。なお、2013年6月12・13日にイギリスのベッドフォード(Bedford)近郊のセントノエツ(St. Neots)で「第2回フィジカルリテラシー国際会議(テーマ:生涯にわたるフィジカルリテラシー)」の開催が予定されている。

・・・後半は、#755で!

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) pp.78-79 より

2013/07/03

#753 カナダの体育・健康教育 (3)

研修成果報告書:SAまとめより②

3つの調査研究テーマ(副問)に基づき、カナダ現地調査(2012.10.29~11.09)で収集した情報等を整理・検討したところ、主たる現地調査結果を以下の5つにまとめることができました。

1) カナダ人の健康・体力は、10 年前に比べ肥満や体力低下がさらに進み、深刻な状況であることが分かった。例えば、カナダの子どもの3人に1人(160 万人)が肥満傾向にある。その根本原因は国民の運動不足(physical inactivity)にあるが、カナダ身体活動ガイドラインが示す1日の身体活動時間を達成しているのは、子ども(5~ 17 歳)で7%、大人(18 歳~)で15%にしか過ぎない状況であった。カナダでは、このような国民の運動不足が年間68 億カナダドル(6,120 億円)の医療費の負担増につながることから「運動不足の危機(InactivityCrisis)」として国家的課題の1つに位置付けられている。

2) カナダでは「パティシパクション(ParticipACTION)」「オンタリオ身体・健康教育協会(OPHEA)」「カナダ身体・健康教育協会(PHE Canada)」「中央競技団体(NSO:カナダバレーボール協会他)」等の民間団体(NPO)が身体・健康教育分野に対して非常に効果的なプログラム、サービス等を提供していた。

3) カナダ国民の生涯スポーツの実践に向けた取組の中核に「カナディアン・スポーツ・フォー・ライフ(CS4L)」の「長期競技者発達(LTAD)モデル」が位置づけられていた。

4) カナダには全国統一の体力テストはなく、州、教育委員会または学校独自の体力テストが実施されていた。体育の授業においては「理解のためのゲーム教授法(TGfU)」が活用されていた。また、高校の卒業率を向上させるプログラムの中でスポーツが活用されていた。

5) カナダでは「フィジカルリテラシー(Physical Literacy)」という概念(考え方)が、学校体育においては州教育省レベルの保健・体育カリキュラムの中で、また生涯スポーツ及び競技スポーツにおいてはLTADで、それぞれの基礎部分に置かれていた。

・・・約1年前に、このようなまとめができるとは、まったく想像もつきませんでした!

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) pp.77-78 より

2013/07/02

#752 カナダの体育・健康教育 (2)

研修成果報告書:SAまとめより①

 カナダは、やはり期待どおりの国であった。我がG-1団は、12 日間のカナダ現地調査を通じて、同国の「スポーツ・健康教育」の在り方、取組等から多くの有意義な示唆を得ることができた。そして、それらについては本報告書で詳細に述べられているのだが、そこでは主として事前研修において設定した3つの調査研究テーマ(副問)それぞれの答えが見出されたに過ぎない。すなわち、本団の派遣テーマ(主問)である「スポーツ・健康教育の推進」に対する答えはまだ見出されていない。
 そこで、本節では、G-1団の派遣テーマ「スポーツ・健康教育の推進」に対する答えをまとめとして見出しつつ、さらに、日本に還元できるポイントを具体的に示すことにする。

解説:3つの副問
1.生涯スポーツの実践に向けた基礎づくりに関するカナダの取組
2.カナダにおける子どもの体力・運動能力向上対策:成果と課題、カナダの体育授業(実践)
3.スポーツ・健康分野における「リテラシー」という考え方について

・・・さて、日本に還元できるポイントとは…

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) p.76 より

#751 カナダの体育・健康教育 (1)

報告書がWeb公開されています…

Terry Bird がシニアアドバイザー(SA)を務めた独立行政法人教員研修センター(NCTD)主催の「平成24年度教育課題研修指導者海外派遣プログラム」の報告書が、NCTDのウェブサイトで公開されました。

 テーマは「スポーツ・健康教育の推進」で、調査対象国はカナダでした。

報告書の現物はすでに公刊されていましたが、ごく限られた機関や関係者しか手にすることはできませんでした。…ところが、今日のようなインターネット社会では、本報告書がWeb公開されたことで世界中の人々が目にすることができるようになったわけです。…凄いことです。

これを機に、カナダの体育・健康教育についてSMJブログで解説していくことにします。…っと、解説と言いましたが、実は、まだまだ把握できていないことが山ほどありますので、それらを調べつつ新たな情報を加えて、さらなる把握に努めていきたいと考えています。…すなわち、Terry Bird の勉強も兼ねているのです。…よろしかったらお付き合いください。

なお、報告書は他の団のものも含め、以下のサイトから閲覧等が可能です。

 http://www.nctd.go.jp/lecture/report/h24kaigaireport_all.html

2013/06/30

#750 SMJブログの目指すもの (15)

今年もあと半年…

SMJブログが#750を迎えました。…月間25本(年間300本)の投稿を目標としています。…ブログ執筆に費やせる時間は限られていますので、この程度の内容でしか情報発信できませんが、ご容赦ください。

2012年は海外派遣プログラムが中心となり、アッという間に終わってしまったと思ったら、2013年もSSFスポーツ研究助成研究(カナダ調査)の本格着手により、これから加速度的に時が経過していきそうです。

今回の研究会(夜の部)で Prof. Kenちゃん・Kanちゃんと午前4時過ぎまで熱く語り合ってしまいました。大学院時代の軽井沢研究合宿を思い出します。…ここ数年、若手研究者がこういった場に顔を出さないようになったことを、みんなでボヤきました。…来たるべき、Sport Matters JAPANの本格スタートの折には、若者をどんどん巻き込んでいきたいと考えています。

明日から7月です。そして、5日にはクロマティ!?になります。

#749 “英会話力”向上プロジェクト (15)

徳島・美馬にいます!

日本スポーツ産業学会スポーツ法学専門分科会の今年度第1回研究会参加のため、現在、四国の徳島・美馬にいます。…「川の安全、事故防止に関するレスキュー実践」ということで吉野川に浸かりました。…川(自然)の怖さを体感するとともに、川での救助の難しさを知ることができました。とても勉強になりました。

さて、NHKラジオ英会話(2012年度)のダイアログ丸暗記2年目(6月分)についてです。…今月もすでにクリアしました。4月・5月分も含め、合計36個のダイアログが暗記できています。…残り9か月・108個です。

9月にはカナダ調査に行きます。…暗記した英文が少しでも使えるように、そろそろイメージトレーニングもしようと思っています。

This tempura udon is the best! How're your curry noodles?
Great! It's a Japanese custom to slurp your noodles.

日本にいるなら、これは使えるのですが…

2013/06/27

#748 スポーツ関係者の役割 (4)

フィットネスクラブ編④

お年寄りに限ったことではありませんが、最近、Terry Bird がフィットネスクラブでトレーニング中に気になり始めたことがあります。…SMJブログの本シリーズ:フィットネスクラブ編の最後に“声を大にして”言わせてもらいます。

 ・もっと安全な場所にいてくれ~!!
 腹筋台はベンチじゃないんだぁ~!!
 マシンに座ったまま会話に夢中になるなぁ~!!

その他にも色々ありますが、このあたりで留めておきます。…ですが、若干説明をしますと、最近、気になり始めたとともに、ヒアリ・ハットさせられるのは、マシンの可動域内、あるいはそれに近いエリアに無神経に入られることです。…マシンの可動域内で立ち話をするのは論外ですが、一般的にフリーウエイトを含めその可動範囲+50cm位の空間には侵入しない…というような暗黙のマナーみたいなものがあると Terry Bird はずっと思っていました。…それが・・・

スポーツ指導者(フィットネスクラブ関係者)が、もし上述のような光景を見かけたら、スポーツ・リスクマネジメントやスポーツ・マナーの観点に照らし合わせ、適切な対応(助言、指導等)をする必要があります。…体協の公認スポーツ指導者資格関連のテキストに、「スポーツ産業は学習支援型産業でもある・・・」と記述されてありましたが、まさに、こういったケースがそれに当てはまるものと考えられます。

フィットネスクラブ関係者の役割に加わりつつある新たな課題ではないでしょうか…

2013/06/25

#747 スポーツ関係者の役割 (3)

フィットネスクラブ編③

最近のフィットネスクラブの傾向だろうと思います。…あくまでも個人的な感想です。…別に、お年寄りだから…という訳ではありませんが…

某フィットネスクラブの開店前後の様子…

 開店(9:00)前に長い行列ができる → 歩道にはみ出て通行の迷惑
 更衣室ロッカー使用の固定化(私物化) → 他人が使おうとすると不満顔
 有酸素系マシン使用の固定化(私物化) → そこ○○さんのよ! と言われる

民間のフィットネスクラブは月額1万円弱の会費で、トレーニングルーム、プール、ジャグジー、風呂、サウナ等が利用でき、また、エアロビ、ヨガ等のプログラムにも参加できます。…とても安上がりです。…手軽に健康・体力づくりに励むことができます。…さらに、交流・社交の場にもなります。

こうしたこともあり、徐々に高齢者のフィットネスクラブ入会者が増えているのではないかと推測されます。

通常、交流の場を求めてフィットネスクラブへ入会する人は少ないと思いますが、結果としてそうではない会員層もあるのだということに最近気づきました。…これは、フィットネスクラブの新たな課題であり、ビジネスチャンスでもあるのではないでしょうか…

フィットネスクラブ関係者は、「フィットネスクラブの平日(特に午前中)の閉鎖的な空間(小社会)を嫌う会員層」と「フィットネスクラブに交流の場(生きがい)を求める会員層」の双方の満足度を高める工夫や配慮が求められていると考えられます。…ただし、Terry Bird が声を大にして言いたいことは他にありますが…

2013/06/24

#746 スポーツ関係者の役割 (2)

フィットネスクラブ編②

● 高齢者のフィットネスクラブ入会数の変化
● フィットネスラブ会員の年代別割合の変化

…フィットネスクラブへの高齢者の入会傾向が高まっていることが確認できれば、「高齢者のフィットネスクラブ利用に関する実態調査」を実施してみたいです。…ひょっとして、誰かがすでにこのテーマで研究に着手しているかも…ご存知の方、教えてくださ~い!

動機、ニーズ、利用方法
満足度
クラブ内の周囲への影響
問題点
改善策の提案

スポーツマネジメントを研究されている学生・院生にはお勧めのテーマかもしれません。…先取りした、あるいは今まさに問題として起こっているテーマだと考えられます。…ただし、フィットネスクラブにアンケート調査の協力依頼をするのが難しいでしょうが…

…では、どんな問題が起こっているのか…

2013/06/23

#745 スポーツ関係者の役割 (1)

フィットネスクラブ編①

「スポーツ基本計画」(平成24年3月)
 第3章 今後5年間に総合的かつ計画的に取り組むべき施策
  2 若者のスポーツ参加機会の拡充や高齢者の体力つくり支援等ライフステージ
    に応じたスポーツ活動の推進

上記の中で、以下のように記されてあります。

「国は、高齢者に対するスポーツ参加機会の拡充を図るため、環境・嗜好・適性に応じて高齢者が無理なく日常的に取り組むことのできる、日常生活動作を活かした運動等の多様なスポーツ・レクリエーションプログラムを開発し、その普及・啓発を図る。」

Terry Bird はメタボ対策!?として週1回程度、某フィットネスクラブに通っています。…妻Peachは週3回程度でしょうか…

これも1つの研究テーマになるかと思いますが、お年寄りの方々の体力づくり、交流等の場として、最近フィットネスクラブが選択される傾向が高くなっているような気がします。…国等の思惑や想定とは若干異なっているかもしれません。

先日、TSUの授業で「社会の中のスポーツ」(体協資格関連)について講義をしました。…スポーツに携わる者はそれぞれの時代のスポーツに対する社会的・文化的要請、すなわちスポーツ需要を的確にとらえなければならない…という内容です。

まず、フィットネスクラブ関係者の役割について考えていきます。

2013/06/22

#744 TSUテニス部指導記録 (10)

“体育会”離れが進むなか…

体育会(運動部)は人間を鍛える装置でもある…と Terry Bird は確信しています。…体育会と聞いてアレルギーを起こす方々も多くいらっしゃると思いますが…

 少子化、スポーツ嫌い、バーンアウト、経済問題、価値観の変化・相違…

理由、原因等は、いくつか挙げられます。…ここ数年、TSUテニス部は部員不足で活動が停滞していました。…そのような中、今年度は3人の1年生が入部してきてくれました。また、3年生が1人復帰しましたので、部員数は4学年で8人となりました。

ようやく、機能的な練習ができます。関東大学テニスリーグなどの団体戦にも出場できます。…競技としてスポーツをする場合、真剣勝負(試合)の場数を踏まなければ、選手らは成長することはできません。

明日(6/23)、新チームになって初めての対抗戦(対 千葉大)を組むことができました。…TSUは関東大学リーグの最下部リーグ所属で、対戦してもらえる千葉大さんは4部所属(上位校)です。…ありがたいことです。

ダブルス3本、シングルス6本(9ポイント)で団体戦を行います。当然、勝利を目指しますが、それぞれで1ポイントずつ取れれば・・・。今回は試合を通じて学べることはもちろん、それ以外の多くのことを学んでほしいと思っています。

2013/06/21

#743 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (17)

今週末の学会発表に向けて…

6/29-30 の日程で、日本スポーツ産業学会のスポーツ法学専門分科会の2013年度第1回研究会が四国(徳島県美馬)で開催されます。…「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」の第一段階の研究発表をする予定でいます。

 「Canadian Sport Policy 2012 (CSP 2012) の策定プロセス及び内容について」 (仮題)

上記テーマで、これまでの作業をまとめようと考えていましたが、前期はやはり忙しく、思ったように作業が進みませんでした。…現在、頭を抱えているところです。

今回は、日本の「スポーツ基本計画」の策定プロセスとカナダの「CSP 2012」の策定プロセスを表にまとめ、その差異を見ることも考えています。…率直に言って、日本のそれは・・・です。…それに比べて、カナダのそれは約2年間をかけています。…時間をかけているだけではなく、ユニークな仕組も盛り込まれています。

今週は睡眠時間が少なくなりそうです。…でも、楽しい…

2013/06/20

#742 大学教育・雑感 (44)

大学の品格…

Sport Matters JAPAN ブログをご愛読!? いただいている皆様、感謝申し上げます。…お陰様で、月間25本のペースで書き続けることができています。

最近、リファラ・スパムのPV件数が急増しています。…SMJブログでは blogsrating.pw (ロシア他)からのものが目立ちます。…決してこちらからアクセスすることはしませんが、何とかしたいものです。

そのような折、数日前に某大学のスポーツ関連の新しい取組のページに誘導するリファラ・スパムらしき閲覧がありました。…想定外でしたので、ひっかかってしまいました。…おそらくHP製作会社の方もしくは広報担当の方のアイディアで行ったのだと思いますが、とても印象が悪かったです。…少なくとも Terry Bird はそう感じました。

教育・研究機関にはリファラ・スパムは似合いませんので…また、品格も損なわれますので…

2013/06/18

#741 体育の指導法:TGfU (5)

カナダにおけるTGfU

Terry Bird は、カナダを中心(基準)にして、スポーツに関する事象について考察等する傾向があります。…以前、SMJブログでも書きましたが、日本以外の国のスポーツ事象(例えば、政策、制度、組織等)を網羅的に把握するということは、日本のスポーツ事象を考える際の基準、スケール等を身につけることにつながります。…すなわち、日本の中だけで考えるのではなく、多少の幅の広がりをもって考究できると考えています。

カナダにおけるTGfUも、以下の重要なキーワードとの連関が確認できています。

  ● TGfU
  CS4L
  ● Physical Literacy

…何の事だか、お分かりになりますでしょうか?

おそらく日本国内でこのことについて説明できるのは、海外派遣プログラム(NCTD:2012.10.29~11.09)に参加された13名の先生方とTerry Bird を含む5名の関係者だけだと思います。…戦友の皆さん、伝道師になりませんか?

2013/06/17

#740 体育の指導法:TGfU (4)

TGfUについて

TGfUの詳細については、まだまだSMJブログでご紹介できるほどの情報がありません。…TGfUを専門的に研究してみたい気持ちもありますが、今はその時間的余裕がありませんので、ご容赦ください。

現段階で言えることは、諸外国においてTGfUが体育指導やコーチングの際に活用されているということです。特に、カナダやオーストラリアでは盛んなようです。…カナダでは、オンタリオ州教育省が2000年に改定した「体育カリキュラム(暫定版)」の中でTGfUが有用な教授法であるとして具体的に記されてあります。

日本の学校体育(現場)でTGfUを大いに活用していただきたいと思っています。…そのためには、TGfUの理論と実践方法について把握する必要があります。…どなたか研究グループでも立ち上げませんか?…来たるべき Sport Matters JAPAN の中核プロジェクトにでもしますかねぇ…いずれにしても賛同者がいなければ…

TGfUが一体どのようなものかを知りたい方は、YouTube(動画)でその様子が確認できます。是非、検索してみてくださ~い!

2013/06/16

#739 体育の指導法:TGfU (3)

TGfU をどう訳すか…

TGfU とは Teaching Games for Understanding の略称です。…これまで日本では主として以下のように訳され、紹介等されていました。

 ● 「理解のための球技の授業」 ※木原(1999)
 ● 「ゲーム理解のための指導論」 ※岡出・吉永(2000)
 ● 「理解のためのゲーム指導論」 ※中井他(2006)

…いろいろ考えましたが、今回の報告書内では「理解のためのゲーム教授法」と訳すことにしました。

Terry Bird は体育科教育学の専門ではありませんが、TGfUは、これからの自身のスポーツ指導に役立つと思いますので、今後、少しずつ調べていきたいと考えています。

…TGfUを活用するためには深い理解が必要になります。

2013/06/15

#738 体育の指導法:TGfU (2)

TGfUの日本での普及

実は、日本においても1990年代後半から木原(1998)、岡出(2000)らによりTGfUが研究、紹介等されていた。そこで、帰国後、G-1団の先生方にTGfUの日本における認識・浸透状況に関する簡単なアンケートを依頼したところ、学校体育に関わっている教員の8.2%(97名中8名)しかTGfU(そのような指導法を含む)の存在を認識していないことが明らかになった。

TGfUについては、その開発以後、礼賛されるだけではなく批判や検証が行われていたり、TGfUの成否が指導する教師の創意工夫や力量の度合に負っていることもあり、国内外での普及・浸透が滞っているのであろうか。

そのような中、カナダではフィジカルリテラシーとの関連で、特に小学校などの低年齢期における体育指導の中で積極的にTGfUを活用しようとする動きがあることが分かった。従来のTGfUが戦術を理解するためのモデルであったのに対し、カナダで取組まれているTGfUは、もちろん基礎的な戦術理解もあるが、まずフィジカルリテラシー(基本的運動技能)の習得のための方法論として活用されているところが特徴的である。

なお、TGfUに関する国際的なグループにTGfU SIG(TGfU Special Interest Group)があり研究、普及、促進等の活動を行っている。 ※http://www.tgfu.info/

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) pp.80-81 より引用

2013/06/14

#737 体育の指導法:TGfU (1)

理解のためのゲーム教授法(TGfU)

理解のためのゲーム教授法(Teaching Games for Understanding:TGfU)は、1985年にイギリス国内で巻き起こった“学校体育での球技指導目的に関する論争”に端を発し、同国のラフバラ大学のソープ(R. Thorpe)らのグループが体育の球技の授業改善を意図して開発した教授法である。

TGfUは、それ以前の技術習得中心の指導から戦術理解中心の指導をその原理に置いている教授法であり、①(形態を変えた)ゲーム実践、②(教師からの)発問に促された(生徒の)戦術的気づき、③ゲームの再開、④(プレイ中の)適切な意思決定、⑤(ゲーム中での)技能発揮、⑥パフォーマンス(の向上)、⑦(発展した)ゲーム実践という一連のステップ(循環)をモデルとしている。

現地調査中、我々はヨーク地区教育委員会(York Region District School Board)のカリキュラム・コンサルタントであるケン氏によるワークショップの中で(ほとんど初めて)TGfUを体験したが、体育・スポーツ指導の専門家である我々でさえ引き込まれるような内容であった。それと同時に日本の学校体育の指導に大いに役立てることができると誰もが感じたものであった。

※平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書『スポーツ・健康教育の推進』(カナダ:G-1団) p.80 より引用

2013/06/13

#736 Terry Bird の SA 日誌 (47)

報告書が公刊される…

「平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム」(NCTD)の『研修成果報告書』が公刊されました。…昨日(6/12)、NCTDの担当者から現物を送っていただきました。…以下は、ダイジェスト版のG-1団(カナダ:スポーツ・健康教育の推進)の報告ページです。

ダイジェスト版 pp.25-26.
報告書本体の方は、本文85ページ、資料14ページ、その他7ページの構成となっています。…シニアアドバイザーの役目をどれほど果たせたかについては分かりませんが、とにかく過酷なスケジュールの現地調査を経て「カナダにおける身体・健康教育の推進状況」をまとめられた13名の先生方、団長さん、副団長さん他2名の関係者の皆様に、この場をお借りして敬意と感謝の気持ちを表します。

今後、SMJブログで一部ご紹介するかもしれませんので、よろしくお願いします。

これにて、「Terry Bird のSA日誌」は“完”となりました!

2013/06/12

#735 スポーツ政策ニュース (第34号)

子どもの体力向上ホームページ

久しぶりに文部科学省のウェブサイトを覗いてみたところ、以前SMJブログで書かせていただいた「子どもの体力向上ホームページ 」が気に留まりました。

(SMJ#206より)
 ・・・「子どもの体力向上推進事業」の一環として行われている広報・啓蒙関連事業(委託)です。公益財団法人日本レクリエーション協会が「子どもの体力向上ホームページ」 (http://www.recreation.or.jp/kodomo/) の運営を委託されています。また、公益財団法人日本体育協会が「子どもの発達段階に応じた体力向上プログラム」の開発を委託され、「アクティブ・チャイルド・プログラム」の“ガイドブック・DVD”が作成されています。 ……えっ、こんなのあったの?……っていう感じです。

このサイトを概観すると、何となく、カナダのParticipACTIONに雰囲気が似ていますが、国民の認知度はそれ程高くはないと思われます。…国の“子どもの体力向上に関する施策”のなかで「広報・啓蒙」事業として位置づけられているものですが、 この事業自体を宣伝しなければならないのであれば、とても皮肉なことです。

日本レクリエーション協会のウェブサイトで公開されている「H25年度収支予算書」の受託事業収益欄に562万円と記載されてありました。…おそらくこれの一部または全額が同ホームページの運営費等に充てられていると思われます。

2013/06/11

#734 大学教育・雑感 (43)

火曜日は非常勤の日

十数年、火曜日は非常勤講師としてチーバくん大学に行っています。…前期・後期ともにテニスの授業を3コマ担当しています。優秀な学生たちが集まっている大学なので、色々な意味で“楽”です。…当たり前の話ですが、テニスの授業をすることだけに集中できています。…大学教員にとっては理想的な環境です。

一方、本務のTSUでは、まず学生確保に注力しなければなりません。…大学全体もそうですが、Terry Bird が所属する健康・スポーツ心理学科に学生が来てくれないことには、授業どころではありません。…お陰様で今年度は定員(60名)の1.2倍の学生が入学してくれました。…ただし、少しでも気を抜くとすぐに定員割れを起こしかねません。

本音は、教育と研究に集中させてくれ!…と言いたいところですが、専任教員という立場にあることは非常に恵まれていることですので、学生確保も仕事の一部だと自覚しなければならないでしょう。

近い将来、非常勤先で味わっているような感覚でTSUでの仕事ができていることを期待していますが、Wishful Thinking でしょうか・・・

2013/06/09

#733 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (16)

ラジオ英会話が役立った…

uOttawa の Jean に E-mail を送信しました。…数年前までは、1通の英文メールを作成するのに数日かけていたこともありましたが、今ではチャチャチャっと大胆に書いています。…poorな英文で申し訳ありません…と書いたこともありました…

今日のメールは現地調査時にインタビューを申し込む関係者へ口添えをして欲しい…というお願いでした。

 put in a good word for ~

現在取組(復習)中の「NHKラジオ英会話(2012年4月号)」で暗記したイディオムが使えました。

 one of these days

これも、使えました。

最近、雑務が多く、研究が進みません。…それらを早くやっつけなければ…

2013/06/08

#732 Terry Bird のゼミナール (4)

MTC-50ドリルとTGAドリルのテーマ決定…

Terry Bird の担当するTSU健スポ1年次対象の「基礎ゼミⅠ」のコアプログラムであるMTC-50ドリルTGAドリルのテーマが決まりました。

MTC-50ドリルとは「My Task Complete 50h-Drill」、またTGAドリルとは「Team Goal Achievement Drill」の略称です。どちらもTerry Bird のオリジナルプログラムです。…何でもスポーツっぽくしてしまう癖がありますが、大学生として(大人として)の「学び方」を体験的に学んでもらうには、お勧めのプログラムだと考えています。

MTC-50ドリルの個人別テーマについては残り1名のものが確定しましたら近日中にご報告します。…今回は、TGAドリルのテーマを発表させていただきます。

 ジャーン!

「語彙・読解力検定(準2級)の全員合格!」です。

受検日は2013年11月17日(日)です。…Terry Bird も10名の学生と一緒に受検する予定です!

 ひやーっ!

2013/06/07

#731 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (15)

Jean からの情報提供…

uOttawa の Jean からメールがきました。…現地調査期間中にヒアリング等で接触を図るべき関係者リストを示してくれました。…Sport Canada(民族遺産省スポーツ局)のスタッフ2名を含む7名の関係者の名前、所属、連絡先、説明等が書かれていました。

もちろん、既にピックアップしていた人物も含まれていましたが、日本国内で得られる情報だけで絞り込んでいくことは非常に難しいということを実感しました。…Jeanのリストにより、今回の研究が一歩前進しました。…ただし、ここからが大変です。

リストに含まれる連邦政府機関のスタッフにヒアリングできるかどうかが最大の関門です。…今回は個人研究レベルの調査ですので、かなりハードルが高いです。…宿泊予定のオタワのホテルからSport Canadaのオフィスのある建物(ガティノー)までは、歩いて30~40分位の距離なのですが…

Jeanのサポートをお願いしつつ、幾つかの手段を尽くして、連邦政府他の政府機関の内部への潜入を図りたいと考えています。…なんだか、表現がスパイみたいですね~

2013/06/06

#730 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (14)

現地調査に向けて①

この度のSSFスポーツ研究助成による「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」現地調査旅程(期間)がほぼ確定しました。9月2日(月)に成田を発ち、オタワに11泊しますます。…9月14日(土)に戻ります。…今回は、スーツケース2個でのtripになりそうです。…もちろん、大量の資料という“お土産”を持ち帰るためですので・・・

 メープルシロップも…ブルームボールのシューズも…アイスワインも…(冗談です)

エア・カナダの手荷物許容量は1個あたり23kgで2個まで無料です。…過去に何度かHeavyシールを貼られたことがありますが、超過料金を請求されたことはありません。…でも、請求される場合、かなり高額のようです。

エア・カナダのウェブサイトによると、手荷物タグはスーツケースの外側だけに付けるのではなく、その中にも入れておいた方が良いということが勧められていました。…今回は、そうしたいと思います。…海外に行って、あるいは帰ってきて自分のスーツケースがないなんてことは絶対経験したくないものです。

現地調査までにそういう面でのリスクマネジメントも考えることにします。

2013/06/04

#729 大学教育・雑感 (42)

SPJ 2013 不参加…

2年連続で参加していた公益財団法人笹川スポーツ財団(SSF)の「Sport Policy for Japan 2013 (SPJ 2013)」への不参加を決定しました。…関係者の皆様、申し訳ありません。

Terry Bird のTSU健康・スポーツ心理学科3年次ゼミの取組の一つとしていましたが、3年連続出場とはなりませんでした。…開催日である10月上旬(10/5-6)は、履修している10名の学生(男子)のほとんどが所属する部(バスケットボール他)の公式戦等に出場するため、メンバー(3名以上)が揃いませんでした。…来年度に期待したいと思います。

参考までに、SPJ 2011、2012におけるTeam TSUのテーマは以下の通りでした。

(2011)
 日本のスポーツ政策の課題―その本質を探る―

(2012)
 運動部活動を通じた学校活性化プロジェクト―もしP・コトラーが高校の校長になったら―

明日(6/5)のゼミで、各学生が「あなたの考える解決すべき体育・スポーツ問題について」を発表することになっています。…そして、それらを踏まえて“共通テーマ”を設定する予定です。…これが幻のSPJ 2013のTeam TSUテーマです。

2013/06/03

#728 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (13)

海外調査のもつ意味…

今日、インターネットを活用すれば、手軽に研究資料(PDF他)を入手することができます。…今回のSSFスポーツ研究助成に基づくカナダ・スポーツ政策研究においても、すでに膨大な資料の所在(URL)を確認・整理できています。

おそらく、語学力のある方でしたら国内で入手できる資料だけで、非常に良質なレポートを書くことは可能でしょう。…ただし、学術論文となるとそれだけでは・・・です。

国内で入手できる資料をしっかり読み込み、課題をもって海外調査に行き、そこで得られた裏付けや新たに入手できた資料を基に分析・考察をすることが不可欠です。…現在、海外調査前の作業を進めているところです。…6月中旬までには現地調査で接触を図る人物を特定しなければなりませんが、苦戦しています。

SMJブログはインターネット上の Terry Birdの研究日誌ですが、これとは別にアナログの研究日誌(ノート)もあります。…こちらは、非公開ですが…

外国スポーツ政策研究って、面白いですよ~

2013/06/02

#727 Sport Matters Group 研究 (5)

Sport Matter という名称はどこから…

Sport Matters Group(SMG)の詳細を知る資料は限られています。…とは言いましたが、たどり着けていないだけなのかもしれません。…SMGは、Canadian Sport Policy 2012(CSP 2012)の策定にあたって少なからず影響を及ぼした(貢献した)こともあり、Terry Bird としては、SSF研究助成に基づく9月初旬の現地調査時に 、現シニアリーダーをはじめ主要な関係者にインタビューすることを計画しています。

先ほど、SMGに関する資料を読み返してみたところ、Sport Matterの名付親が誰であったかについての記述を見つけました。

 スコット・ローガン(Scott Logan)でした。

ローガン氏は、スポーツ・ノバスコシアの元CEOで、ノバスコシア州ヘルス・プロモーション省のAssistant Deputy Minister でもありました。現在は、カナダカヌー・カヤック協会のハイパフォーマンス・ディレクターを務めている人物です。

ある報告書の中で、uOttawa のHarvey教授と名を連ねていました。…インタビュー対象者リストの順位は低いですが、SMG研究をする上ではそのキーパーソンの一人となるでしょう。

2013/06/01

#726 Sport Matters Group 研究 (4)

実体の見えない団体に寄付をするか?

Sport Matters Group(SMG)は“最高経営責任者(CEO)も事務所も正式な会員制度も会費も存在せず、非営利組織にも当てはまらない実体の見えにくい非組織化グループ”であることは、以前、SMJブログでご紹介した通りです。

SMGの運営、活動等を支えているのは、賛同者・機関からの寄付金(Contribution)です。…日本的に考えてみても、常識的にも、そのような実体の見えない団体に誰が寄付なんかするものでしょうか…

…先ほど、その謎が解けました。…SMGの活動は9つのジャンルからなる協力者たちの貢献スタイルによって支えられています。…Office Spaceを提供しているのがSIRCで、Financial Administrationを担当しているのがPHE Canadaです。

両機関ともに法人格(corporate entity)を有しますので、これによりSMGの社会的位置づけが担保される仕組みになっています。…すなわち、SMGへの寄付金の窓口を含め、SMGの資金管理はPHE Canadaが行っているようです。…なるほど!

こうした仕組はとてもユニークなのですが、法人の会計上、問題はないのでしょうか? もう少し調べてみます。

2013/05/31

#725 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (12)

中身まで立ち入れるか…

この度の『カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究』の完了報告書は2014年2月28日までにSSFに提出することになっています。…あと9か月ですが、調べれば調べるほど、その深さと広さが見えてきて、かなり焦ってきました。

今日は、ある報告書の1ページを翻訳するのに3時間以上もかかってしまいました。…もちろん英文資料を正確に翻訳しつつ読み込んでいくことで時間がかかっているのですが、新たに目の前に出現してくる「専門用語(technical term)」の意味、背景、Canadian Sport Policy Renewal Processとのつながり等をあれこれ考えねばならないところが壁となっています。

 Canada's Public Policy Forum
 Community Building

現在、本研究の第2段階に取組んでいますが、数週間かかりそうです。

政策過程研究で終わるのか、それとも、中身まで立ち入ったスポーツ政策過程研究になるのか、時間との闘いです。…コツコツ頑張ります!

#724 2013 卒業研究 (1)

卒研指導 本格スタート

2013年度は9名の健スポ学生の卒業研究を指導することになりました。…昨年度は初めての経験でしたので非効率的な指導の仕方になってしまいました。…したがって、今年度は計画的に効率良く指導していきたいと考えています。

第1回卒研指導

 ①研究テーマ ②テーマ設定の動機(理由) ③研究の目的 について報告

昨日(5/30)までに、7名の第1回指導を終えました。…それぞれが問題意識をもってテーマ設定してきました。…簡単にまとめると、マイナープロスポーツの振興、高校と大学スポーツの注目度の違い、マクドナルドの新人アルバイトトレーニング法のスポーツへの転用、シニアスポーツの振興、国際競技大会における誤審問題、Jリーガーが海外進出できる要因、スポーツ指導が選手のパフォーマンスに与える影響…でした。

Terry Bird の発したコメント

論文(研究)は、粘土細工のようなものです。…あなたが「これはクマさんです!」と言って持ってきたものでも、他の人には「単なる四角い物体(粘土の塊)にしか見えません!」…ですが、これから少しずつ手を加えていって、最終的(数か月後)に誰の目から見ても“クマさん”に見える作品に仕上げていくのです。

第10回指導で仕上がっていることを期待しています…

2013/05/30

#723 “英会話力”向上プロジェクト (14)

順調ですが…

NHKラジオ英会話(2012年度版)の4月号・5月号の計24個のダイアログを丸暗記することができました。今月のノルマ達成です。…当月号だけではなく、それ以前の号のダイアログも記憶し続けなければいけないところが大変です。…今月は4月号だけでしたが、来月は4・5月号がのしかかってきます。ひや~っ!

昨年度の取組中には実践していませんでしたが、今回は各ダイアログのタイトルをしっかり暗記するようにしています。…そうすると、記憶が整理された状態となり、本文もスッと出てくるようになりました。…以下は、5月号の12個のタイトルです。

 Saving Money   Asking a Favor  Toning Up Fast 
 Wishful Thinking  First Knitting Project  Downhearted
  Heir Critique   High Hopes   Transformation 
  At a Job Fair  A Recreational Athlete   The Smoke Jumper

…テストのつもりで書いてみましたが、スペルを4箇所も間違えていました。…勉強になりました!

 Terry! Keep at it.

2013/05/29

#722 大学教育・雑感 (41)

高校訪問の機会に…

本日(5/29)は、木更津方面の2つの高校の進路指導担当の先生のもとに大学案内等を持参し、TSU受験のお願いに行ってきました。1校目が9:00で2校目が14:40のアポでしたので、時間が空いてしまいましたが、後者の敷地内にある同校系列の大学に現在お勤めになられている恩師Knob先生にお電話をしたところ、11:00~14:00までお会いできることになりました。

Knob先生はSMJブログに度々ご登場しています。…大学、大学院及びその後のかれこれ25年ほどお世話いただいています。…Terry Bird がカナダのスポーツ法・政策研究に取組むきっかけを与えてくださったのもKnob先生です。

久しぶりに先生の講義?!を拝聴することができました。…弟子はいつまでたっても弟子なのです。…相対性理論やホーキング博士など自然科学的な話から生と死などの哲学的な話まで多岐にわたる話(対話)が展開されました。…やはり原理・原則の大切さを再認識させられました。

充実した1日でした…

2013/05/28

#721 世界のスポーツ・プログラム (10)

Active Healthy Kids Canada Report Card ~その2~

カナダ以外の国等でも『児童身体活動に関する通信簿』が公表されていることは、SMJブログ#515でご紹介しました。…その後を追ってみました。

アメリカ(ルイジアナ州)  ※更新:確認
 2012 Louisiana’s Report Card on Physical Activity and Health for Children and Youth
  ※ http://www.pbrc.edu/report_card/

メキシコ   ※更新:未確認
 Mexican Report Card on Physical Activity for Children and Youth 2012
  ※ http://www.haloresearch.ca/cambio/EnglishLongFormWEB.pdf

ケニア ※更新:未確認
 Kenya’s 2011 Report Card on the Physical Activity and Body Weight of Children and Youth
  ※ http://www.haloresearch.ca/wp-content/uploads2/2012/11/KenyanReportCardLongForm.pdf

南アフリカ ※更新:未確認
 Healthy Active Kids South Africa 2010 Report Card
  ※ http://www.globalpa.org.uk/downloads/healthy-active-kids-report-2010.pdf

以上のように、更新が確認できたのはルイジアナ州だけでした。南アについては2007年版と2010年版がありますので、3年ごとだとすると今年(2013年)が公表年である可能性があります。…少数の事例ですが、継続するのは難しいようです。…日本版も作成してみたいものです。

2013/05/27

#720 世界のスポーツ・プログラム (9)

2013 Active Healthy Kids Canada Report Card~その1~

『2013年版・カナダの児童身体活動に関する通信簿(2013 Active Healthy Kids Canada Report Card)』(以下、2013通信簿)が公表されていました。…今回で9回目です。…同通信簿がどういうプログラムかについてはSMJブログシリーズ検索コーナー「世界のスポーツ・プログラム」で検索してみてください。…とてもユニークなものです。

正式名称は「Active Healthy Kids Canada Report Card on Physical Activity for Children and Youth(訳:青少年の身体活動に関するアクティブ・ヘルシー・キッズ・カナダの成績表)」です。

2012通信簿まで6年連続「F」評価であった「(子供の)身体活動水準」の成績(Grade)は、2013通信簿では「D-」評価に若干上がっていました。…カナダにおける関係機関等の努力が報われてきたのでしょうか…

(参考)
  D = 半数以下ではあるが少数の青少年で達成している
  F= ごく少数の青少年で達成している

活用自由のプレゼン資料・表紙
※ http://dvqdas9jty7g6.cloudfront.net/reportcard2013/AHKC_RC_2013_Cover-Story-Presentation-FINAL-May-16.pdf

2013/05/25

#719 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (11)

Jean からの返信

uOttawa 教授のJeanから2度目の返信がありました。…現在、お忙しいようです。…今週は何かの学会大会に参加されていたようですし、これからフランスのスポーツ社会学関連の学会大会に参加するために出張されるようです。…Terry Bird からの問合せについてはカナダに戻られてから回答してくれるそうです。

Jean はケベック出身(第一言語:フランス語)です。…また、フランスの大学で学位を取られたので、ヨーロッパにもご友人がたくさんいるようです。数日間、パリで過ごすようです。

ネットで検索してみたところ、以下のような学会でした。

7th International Congress - Society for the Sociology of Sport French Language "Comparer le sport. Usages et controverses "- University of Strasbourg, 29-31 May 2013

フランスのストラスブール大学で今月末に開催される学会大会でした。 以下は、扱われる研究テーマのようです。…フランス語かぁ…

★ Liste des thématiques du congrès
  1. « Enjeux scientifiques de l’approche comparative »
  2. « Sociologie des pratiquants sportifs »
  3. « Les consommations sportives »
  4. « Éducation et intégration par le sport »
  5. « Sport, genre et rapports sociaux de sexe »
  6. « Les organisations sportives »
  7. « Sport et travail/profession »
  8. « La construction des dispositions sportives »
  9. « Territoires et politiques sportives »
10. « Sports et médias »
12. « Sport, identité, communauté »
13. « Européanisation et enjeux internationaux du sport »
14. « Représentations et usages sociaux du corps »
15. « Sport et santé »
16. « Sports, violences, conflits »

11.は記載されていませんでした。

※http://f3s.unistra.fr/fileadmin/upload/sport/Recherche/ER3S/Congres_3SLF/Annonce7eCongres3slf.pdf

2013/05/23

#718 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (10)

第1段階終了…

火曜の朝から木曜の夕方までは、授業(講義、演習)の準備、授業、会議等でほとんど研究活動に時間を割くことができません。木曜の夜から火曜の明け方までが Terry Bird の研究の時間です。…と言っても、他にやるべきことが幾つもありますので、なかなか時間を確保することができないのが実情です。

そのような状況ではありますが、「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」の第1段階を終えました。あと何段階あるのでしょうか…49段階でしょうか…。厳密な見通しを立てていませんので99段階になるかもしれません。

CSP Renewal Process の全体的な流れと関連する資料の所在(URL等)に関する一覧表をエクセルで作成しました。第1段階と書きましたが、その程度のものです。…小さな一歩です。

 明日から第2段階に入ります。

…別件ですが、本日(5/23)1限に健スポ1年生に対するオムニバスの授業で『考えるスポーツ~スポーツ教養を深めるために~』と題する講義をしました。とても達成感がありました。教育(授業)もやめられまへんなぁ~

2013/05/21

#717 Terry Bird のゼミナール (3)

初年次ゼミナール(内容:その2)

Terry Bird の「基礎ゼミⅠ」の2つ目の目玉企画についてです。…これは、MTC-50ドリルと違って試行していませんので、まったくの初めての取組となります。どうなることでしょう…

★ TGAドリル

 TGAドリルとは「Team Goal Achievement Drill」の略称で、Terry Bird のオリジナルプログラムです。… 妙な横文字の名称を付けましたが、要するに、ゼミに所属する10人の学生の合議で設定した「チーム課題(目標)」をみんなで助け合いながら達成することを目指す…という取組です。…学生たちには、例として「語彙・読解力検定(2級)・全員合格!」「第四級アマチュア無線技士・全員合格!」「ビジネス実務法務検定(3級)・全員合格!」「みんなで○○山登頂!」「みんなで100kmウォーク!」「みんなで小説を書こう!」等を示しました。

先週(5/16)の授業で、TGAドリルの趣旨、内容、副産物!? 等について説明し、チーム課題(目標)の候補を幾つか学生に挙げてもらいました。…「気象予報士」「漢検2級」「英検準2級」「U-CANの資格のどれか」などが挙がったのですが…

今年度中に全員で目標達成というコンセプトを貫こうとするならば、かなり大変なドリルになりそうです。…う~ん…どうするかぁ…

2013/05/20

#716 Terry Bird のゼミナール (2)

初年次ゼミナール(内容:その1)

4月から10名の学生を対象として Terry Bird の「基礎ゼミⅠ」という授業を展開しています。…序盤(導入編)は基本的なところを押さえておきました。

オリエンテーション
「学ぶということ」について考えてみよう!
「ノートの取り方」
   学生によるディズニーリゾート・アルバイト時の留意事項解説をノートテイク!
「本の読み方」   
   テキスト:梶原しげる『口のきき方』新潮社、2003年、pp.65-89.
プレゼンテーション(1)
   各自が図書館で借りた本の「簡単な紹介」と「感想」を5分間でスピーチする!

…中盤から2つの目玉企画が始まります。

★ MTC-50ドリル

 MTC-50ドリルとは「My Task Complete 50h-Drill」の略称で、Terry Bird のオリジナルプログラムです。…以前、SMJブログでMTC-12ドリルの試行について書かせていただきましたが、その50時間バージョンです。 …簡単に説明すると、概ね50時間でクリアできるような個人課題を設定し、2013年5月30日~2014年1月8日の期間内で計画的に取組み、その課題をクリアしようとするものです。条件として「新たに取り組む課題であること」「50時間でクリアできる課題であること」「自分にとっての“壁”あるいは“チャレンジ”的な課題であること」を示し、また、例として「英単語1000語暗記」「天声人語・50日分切抜き&理解」「日本国憲法・丸暗記」「○○全集(全5巻)読破」「NHKラジオ英会話(1か月分)ダイアログ暗記」等 を挙げました。…昨年度の「キャリアデザイン実習Ⅱ」という授業でMTC-12ドリルとして試行した際の実際のテーマも示しました。

今週の授業(5/23)では、個人課題(仮)の発表とディスカッションをします。…また、目玉企画の2つ目について、その方向性を話し合う予定です。…楽しみ!

2013/05/19

#715 Terry Bird のゼミナール (1)

初年次ゼミナール(概要)

この4月からTSUでは新カリキュラムがスタートしました。そして、旧カリキュラムで共通領域(※一般教養)の科目として位置づけられていた「基礎演習」「ディベート」等が廃止され、新カリキュラムではそれらに代わるものを専門基礎科目として配置されることになりました。…健康・スポーツ心理学科では「基礎ゼミⅠ」(1年次:通年)と「基礎ゼミⅡ」(2年次:通年)という科目として設置されました。

多くの大学関係者が今日の若者に対する効果的な初年次教育の内容、進め方などに苦心されていると思います。…Terry Bird もそのうちの一人ですが、楽天的な性格だからなのでしょうか、自分自身がとても楽しんで担当させてもらっています。

Terry Bird の「基礎ゼミⅠ」

1.学習目標(到達目標)
 受講者の合議により設定された「共通目標(課題)」の実現に向けた受講学生の「協働」した取組み他を通じて、「学びの本質」を理解するとともに「壁(困難)」に立ち向かうことの大切さを体感することを目標とする。

2.授業概要(教育目的)
 1)「大学生(大人)の学び」を体得すること
 2)「協働」の大切さを実感すること
 3)「構想力」「実践力」を向上すること
 4)「達成感」を味わい「目標達成」の喜びを知ること

…どのような内容か想像がつきますでしょうか?

2013/05/17

#714 Sport Matters Group 研究 (3)

SMGはいつから…

Sport Matters Group(SMG)の原点を探っています。…当事者たちに直接聞くのが一番早いのですが、国内で入手できる情報で把握できることは全て把握したうえで何を聞くのかを整理しておく必要があります。

今回のSSFスポーツ研究助成による研究テーマとの関わりもありますので、9月の現地調査ではSMGの関係者(シニア・リーダー等)への接触を図る予定です。uOttawa の Jean に相談中です。

先ほど、あるウェブサイトにSMGの始まりの時期に関する記述があるのを見つけました。…それによりますと、「Sport Matters Group (SMG)は1990年代後半に誕生した。」とのことでした。

また、創始メンバーについては、カナダスポーツ倫理センターのビクター・ラシャンス(Victor Lachance)、アスリート・カナダ及びエスティーム・チームのイアン・バード(Ian Bird)、コモンウエルスゲームズ・カナダのカレン・オニール(Karen O’Neill)並びに十数人の著名なスポーツ指導者であったとの記述がありました。

これを手掛かりにもっと調べてみます!

2013/05/16

#713 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (9)

研究助成金があってこそ…

先ほど、オダQさんからカナダ現地調査旅行(9/2~9/14)のエアチケット・宿泊代についての見積メールを送っていただきました。…Air Canada と Westin Ottawa をチョイスさせていただきましたが、その合計額は今回のSSFスポーツ研究助成金の半分近くでした。ワオッ!

…つくづく採択していただいて良かったと思いました。…感謝です!

外国スポーツ政策研究は現地調査、洋書購入、資料取寄せ等の費用としてお金がかかります。…あとは、語学的な問題もあります。…したがって、Terry Bird の周囲を見渡しても本格的に特定国のスポーツ法・政策を研究している人は数えるほどです。

Terry Bird のように私費を投入しなくても、また語学が得意でなくても、何とかやっていけますので、若い方にはぜひ外国研究にも目を向けてほしいと思います。

なぜ外国スポーツ政策研究をしているかについては、ご想像の通りです。…決して趣味的な研究として取組んでいるわけではありませんので…

2013/05/15

#712 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (8)

カナダ現地調査旅行について…

旅行と書いていますが、遊びに行くわけではありません…

今回は9/2~9/14の日程で、オタワで11泊することになりそうです。…トロント、モントリオール、カルガリーなども考えましたが、短期の現地調査ですので欲張らないことにしました。

宿泊先は2011年の文科省のスポーツ政策調査(現地調査)時に利用した Westin Ottawa をリクエストしています。オタワ大学(uOttawa)、国立図書館・公文書館(Library and Archives Canada)、スポーツ情報資源センター(SIRC:Sport Information Resource Centre)等が近くにあります。

現地調査時のスケジュールはこれから詰めていきます。…なぜなら、誰に会えばよいのか、どんな資料を収集してくればよいのか…を見出すこと自体が今回の研究の一部となっているからです。…現在、Terry Bird は霧の中にいますが、いずれ目の前に何かはっきりしたものが見えてくると思っています。…楽しみです。

その瞬間がたまりませ~ん!

2013/05/14

#711 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (7)

面白くなってきました…

テーマは「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」です。…本格的にスタートしました。

 カナダ現地調査旅行(9/2~9/14)の手配
  Prof. Jean Harvey への協力要請
 研究資料整理のアルバイト要員の確保
 関連文献の購入申請
  uOttawa図書館所蔵資料の検索
 研究方法論の吟味
 その他

幾つかの基礎的作業と並行して、カナダにおける現行の連邦スポーツ政策(Canadian Sport Policy 2012:CSP 2012)の策定過程の詳細を時系列的に整理しはじめました。…期待通りでした。…イメージ通りの研究ができれば、非常に面白いことになると思います。…ワクワク…

それにしても資料が膨大すぎます!

2013/05/13

#710 スポーツ振興くじ (5)

これで良いのか…

文部科学省のウェブサイトに、文部科学省スポーツ・青少年局長から独立行政法人日本スポーツ振興センター理事長への以下のような「通知」が掲載されていました! 引用します。

******************************************************************************
「スポーツ振興くじ助成金」の適正な執行について(通知)
  ※平成24年3月26日付 23文科ス第966号

 「スポーツ振興くじ助成金」(以下、「助成金」という。)については、「スポーツ振興投票の収益による助成の基本方針」により、助成金の適正な執行をお願いしているところでありますが、このたび、貴法人の調査において、助成金のうち「競技力向上のためのマネジメント機能強化事業」について、競技団体が、委嘱者に支払われた賃金又は謝金の一部を寄附させることで団体負担を免れるなど、不適切な執行が確認されたことは、誠に遺憾であります。

 貴職におかれましては、今後、このような事態が生じることのないよう厳に御留意いただきたく、あわせて、助成事業の実施にあたる関係職員に対する指導を徹底されるとともに、助成制度の見直し、関係団体に対する適正な申請事務についての周知徹底及び注意喚起など、助成事業の適正な執行に向けた改善を検討されるようお願いします。

 その検討結果については、早急に文部科学省へ御報告願います。
******************************************************************************

…toto が軌道に乗った今日、日本のスポーツ分野に年間百数十億円の資金が提供されています。もはや国のスポーツ関係予算の一部と言っても過言ではないでしょう。…しかるべき機関によるチェック、コントロール等が必要では…

※資料 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo5/attach/1320266.htm

#709 スポーツ振興くじ (4)

toto あれこれ…

Terry Bird がBIGで6等(570円)を当てた第618回スポーツ振興くじ(toto)についてです。…と言っても、「らくらく購入」ですので、コンピューターが予想した機械任せ、運任せ…でした。

スポーツ振興センター(JSC)のウエブサイトに掲載されている「平成25年度販売状況表」(2013.5.7更新)によりますと、第618回は以下のような結果でした。

 売上金額・・・約22.3億円 ※BIG:約15億円
 BIG購入先(売上金額)
    ・特約店 (約2.6億円)
    ・コンビニ (約3.3億円)
    ・インターネット (約9.1億円)
  BIG当せん状況
    ・1等(1口)・・・・・・・・600,000,000円
    ・2等(38口)・・・・・・・・・1,774,185円
    ・3等(387口)・・・・・・・・・・・38,760円
    ・4等(3,066口)・・・・・・・・・・9,750円
    ・5等(16,936口)・・・・・・・・・1,710円
    ・6等(67,473口)・・・・・・・・・・・570円

なお、JSCの資料によりますと、平成25年度の「スポーツ振興くじ助成金」として、約151億円が以下のように配分されたようです。

 「大規模スポーツ施設整備助成」(7件)・・・・・・・・・・・・・・・・15.7億円
 「地域スポーツ施設整備助成」(190件)・・・・・・・・・・・・・・・・41.4億円
 「総合型地域スポーツクラブ活動助成」(1,456件)・・・・・・・・27.7億円
 「地方公共団体スポーツ活動助成」(208件)・・・・・・・・・・・・・6.7億円
 「将来性を有する競技者の発掘育成」(71件)・・・・・・・・・・・12.4億円
 「スポーツ団体活動助成」(627件)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30.2億円
 「国際競技大会開催助成」(6件)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.5億円
 「東日本大震災復旧・興支援助成」(274件)・・・・・・・・・・・・・10.5億円
 「2020オリンピック・パラリンピック招致活動支援助成」(2件)・・4億円

※資料 http://jpnsport.go.jp/sinko/LinkClick.aspx?fileticket=bAY4WEbBGCc%3d&tabid=36&mid=658 他

2013/05/12

#708 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (6)

Jean への協力要請…

先ほどまで、カナダ現地調査の旅程表を作成しつつ、オタワ大学のジーン・ハーベイ教授に送信する英文E-mailを作成していました。…どうやら、ジャン・ハービー教授とお呼びするようなのですが、まだ確信が持てませんので、この9月に再会した時に、本当はどう読むのかを確認したいと思います。…したがって、Jeanと書かせていただきます。

今回で4度目のカナダ調査になります。旅程を考えるのはとても楽しい作業です。あっという間に明け方になってしまいました。…今のところ9月2日(月)のAC002便でトロントに向かい、9月13日(金)のトロント発AC001便で9月14日(土)15:55に帰国するスケジュールを組もうと考えています。

到着日(9/2)はカナダのLabour Dayという祝日です。したがって、13日間の現地調査ですが、資料収集やヒアリング調査に充てられるのは平日に限られますので正味8日間となります。…妻Peachには「そんなに行くの~!!」と言われそうですが、Terry Bird としては、これでも短いと思っています。(でも、諸事情を考えるとこれが限界かぁ…)

CSP改定に関する全国会議にも参加されたJean にインタビュー調査を申し入れましたが、カナダの連邦スポーツ政策策定に際してキーパーソンとなった関係者への接触が今回の目玉ですので、Jeanにはそういう面でのアドバイスもお願いする予定です。

2013/05/10

#707 スポーツ振興くじ (3)

toto の収益使途について

スポーツ振興くじ(toto)の収益使途が「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」(平成十年五月二十日法律第六十三号)でどのように規定されているのかを確認したいと思います。

 第四章 スポーツ振興投票に係る収益の使途
 (収益の使途)
第二十一条  センターは、スポーツ振興投票に係る収益をもって、文部科学省令で定めるところにより、地方公共団体又はスポーツ団体(スポーツの振興のための事業を行うことを主たる目的とする団体をいう。以下この条及び第三十条第三項において同じ。)が行う次の各号に掲げる事業に要する資金の支給に充てることができる。
  地域におけるスポーツの振興を目的とする事業を行うための拠点として設置する施設(設備を含む。以下この項において同じ。)の整備
  スポーツに関する競技水準の向上その他のスポーツの振興を目的とする国際的又は全国的な規模の事業を行うための拠点として設置する施設の整備
  前二号の施設におけるスポーツ教室、競技会等のスポーツ行事その他のこれらの施設において行うスポーツの振興を目的とする事業(その一環として行われる活動が独立行政法人日本スポーツ振興センター法 (平成十四年法律第百六十二号。以下「センター法」という。)第十五条第一項第二号 及び第四号 に該当する事業を除く。次号において同じ。)
  前号に掲げるもののほか、スポーツの指導者の養成及び資質の向上、スポーツに関する調査研究その他のスポーツの振興を目的とする事業
 センターは、スポーツ振興投票に係る収益をもって、文部科学省令で定めるところにより、地方公共団体又はスポーツ団体が我が国で国際的な規模においてスポーツの競技会を開催する事業であって文部科学省令で定めるもの(以下この項において「特定事業」という。)に要する資金の支給に充てることができる。この場合においては、センターは、センター法第二十七条第一項 に規定するスポーツ振興基金の運用利益金をもって、特定事業に要する資金の支給に充ててはならない。
 センターは、スポーツ振興投票に係る収益をもって、文部科学省令で定めるところにより、スポーツ団体が行うスポーツの振興を目的とする事業に要する資金の融通のため、銀行その他の金融機関に対し、資金の貸付けを行うことができる。
 センターは、スポーツ振興投票に係る収益をもって、文部科学省令で定めるところにより、その行う第一項第二号から第四号までに規定する事業に要する経費に充て、及びセンター法第二十七条第一項 に規定するスポーツ振興基金に組み入れることができる。
 センターは、第一項又は第二項の規定により地方公共団体又は地方公共団体の出資若しくは拠出に係るスポーツ団体に対する資金の支給の業務を行うに当たっては、その支給に充てる金額の総額がセンター法第二十二条第一項 に規定する収益の三分の一に相当する金額となるようにするものとする。

 (国庫納付金)
第二十二条 センターは、センター法第二十二条第一項 で定めるところにより、スポーツ振興投票に係る収益金の一部を国庫に納付しなければならない。

…実は、toto関係法規の体系化を試みましたが、前回検索した26件以外にも関係する法規が多数あり、それらを含めた場合、とても大変な作業になることが分かりました。…時間がかかりますので、それについては今回は断念します。スイマセン…

2013/05/09

#706 スポーツ振興くじ (2)

スポーツ振興くじ(toto)の関係法規

当たり前のことですが、toto は法令等に基づき実施されています。そこで、どのようなものがあるのか、e-Gove(電子政府窓口 イーガブ)の「法令データ提供システム」で検索してみました。…検索用語は「スポーツ振興投票」です。

以下は、検索結果(26件)です。…中身をほとんど読んでいませんので、今回は整理せず、ヒットした順に紹介させていただきます。

「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律施行令」(平成二十年十一月七日政令第三百四十六号)
「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則」(平成二十年二月一日内閣府・総務省・法務省・財務省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省令第一号)
「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(平成十八年六月二日法律第五十号)
「郵政民営化法」(平成十七年十月二十一日法律第九十七号)
「有限責任事業組合契約に関する法律施行令」(平成十七年七月二十九日政令第二百六十九号)
「郵政民営化法施行令」(平成十七年十一月十六日政令第三百四十二号)
「独立行政法人日本スポーツ振興センター法施行令」(平成十五年八月八日政令第三百六十九号)
「独立行政法人日本スポーツ振興センターに関する省令」(平成十五年十月一日文部科学省令第五十一号)
「独立行政法人日本スポーツ振興センター法」(平成十四年十二月十三日法律第百六十二号)
「自転車競技法施行規則」(平成十四年九月十三日経済産業省令第九十七号)
「小型自動車競走法施行規則」(平成十四年九月十三日経済産業省令第九十八号)
「文部科学省組織規則」(平成十三年一月六日文部科学省令第一号)
「文部科学省組織令」(平成十二年六月七日政令第二百五十一号)
「中央教育審議会令」(平成十二年六月七日政令第二百八十号)
「スポーツ振興投票の対象試合における選手、監督、コーチ及び審判員の登録に関する省令」(平成十二年三月十四日文部省令第十四号)
「文部科学省設置法」(平成十一年七月十六日法律第九十六号)
「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」(平成十一年八月十八日法律第百三十六号)
「中央省庁等改革関係法施行法」(平成十一年十二月二十二日法律第百六十号)
「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」(平成十年五月二十日法律第六十三号)
「スポーツ振興投票の実施等に関する法律施行令」(平成十年十一月九日政令第三百六十三号)
「スポーツ振興投票に係る業務の委託を受けた金融機関の業務の運営に関する命令」(平成十年十一月十九日総理府・大蔵省・文部省令第一号)
「スポーツ振興投票の実施等に関する法律施行規則」(平成十年十一月十九日文部省令第三十九号)
「農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令」(平成五年三月三日大蔵省・農林水産省令第一号)
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令」(昭和五十九年十一月七日政令第三百十九号)
「銃砲刀剣類所持等取締法施行令」(昭和三十三年三月十七日政令第三十三号)
「モーターボート競走法施行規則」(昭和二十六年七月九日運輸省令第五十九号)

いやぁ~、こんなにあるとは…

2013/05/08

#705 スポーツ振興くじ (1)

totoで6等当せん!!

日本には「スポーツ振興くじ(toto)」があります。…いわゆる“サッカーくじ”です。SMJブログの新シリーズとして toto について調べながら、あれこれ書かせていただきます。

率直に言って、一般の方にはその趣旨や仕組みが理解されていないのではないかと思っています。…実は、toto の収益の2/3がスポーツ振興を目的とする事業の資金として、スポーツ団体や地方公共団体などに助成されています。また、残りの1/3も国庫に納付され、教育・文化の振興、自然環境の保全、青少年の健全育成、スポーツの国際交流に関する事業等に充てられています。…したがって、toto を購入することは、日本のスポーツ分野への寄付でもあるのです。…もちろん、一獲千金を狙っていますが…

Terry Bird は今シーズンから toto オフィシャルサイトで 各回5口(1,500円)のBIG を「らくらく購入」しています。…純粋に!?寄付のつもりで購入していますが、先ほどネットバンクの口座を確認してビックリ!!

…570円が払戻金として振込まれていました。…これを機に 本ブログで toto について考えてみます。

2013/05/07

#704 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (5)

黄金週間を振り返る…

古めかしい表題ですが、要するにゴールデンウィークのことです。ひょっとして dead language ?

 第3回TSUキッズテニス大会が無事終了(5/3)
 息子 Saint 君が自転車で転んで骨折(5/4)
 悪友二人とと2年ぶりに浅草で再会(5/4)
 ポティロンの森で家族サービス(5/6)
 あみプレミアム・アウトレットでスポーツウエア等購入(5/6)

さて、本題ですが、関連文献4冊(洋書1、和書3)を「紀伊國屋書店法人向けインターネット書店(BookWeb Pro)」で購入しました。…主に、政策過程と政策研究に関するものです。…amazon (※プライム会員)の方が早く入手できますが、今回のカナダ研究は準公的な外部資金によるものですので、しかるべき領収書等を発行していただける BookWeb Pro を利用することにしました。…それに、多少の値引があります…

amazonプライム会員(年会費3,900円)の利点は、プライム対象商品であり、かつ在庫があれば当日または翌日に配送料無料で届くことです。…急ぎの場合や利用頻度の高い人にとってはお勧めです。

…余談になりますが、昨日(5/6)、adidasの商品をタイムサービスで、40%offで購入することができました!

2013/05/05

#703 Bird's メモ (5)

悪友との再会…

昨日(5/4)、夕方に悪友2人と浅草で2年ぶりに再会しました。…以前、SMJブログで登場したKidさんとMasaさんです。…大学4年の教育実習の時に出会い、1か月間苦労を共にして以来の親友(悪友!?)です。

Terry Bird は彼らより若干年上ですが、いつも両先生には可愛がってもらっています。…出会ったのが四半世紀前のことですので、3人とも随分おじさんになりました。四捨五入すると五十路です。

ほんの3時間余りでした。美味しい料理を食べながら、お互いの愚痴を聞きつつも非常に有意義な話をお二人から聞くことができました。メモしとこ!

最後の方に、3人の共通項を見出して何か共同研究をしようという話になりました。…Masaさんは特別支援学校の先生、Kidさんは教科教育(保健体育)も専門とする大学の先生です。…さて、どのような研究テーマが考えられるでしょうか…

2013/05/03

#702 大学教育・雑感 (40)

今月から讀賣新聞です!

ここ数年、Bird家は「朝日新聞」を購読していましたが、今月から1年契約で「讀賣新聞」を購読することにしました。…本日(5/3)付朝刊の記事に興味深いものがありました。

★ 大学の実力調査

 これは、「大学の実力 教育力向上の取組」調査というもので、偏差値や知名度に頼らない大学選びの判断材料を提供するために読売新聞(社)が行っています。今年で6回目で、5月上旬に全国740の国公私立大学に調査依頼状が発送され、7月に結果等が紙面掲載されるとのことです。

今年のテーマ:「学びたくなる大学」

主な設問:
 ● 1、2年生対象のゼミ
 ● 課題解決型・グループワーク型・討論中心型授業の開設
 ● 教員の教育業績評価導入
 ● 卒業生の就職・進学状況 等

そもそも大学を偏差値で評価する(序列化する)こと自体が馬鹿げています。…予備校等の全国模試の結果をもとに算出しているだけですよねぇ。…高校受験までは学校選びの1つの判断材料としてあっても良いかなぁ…とは思いますが、大学選びの指標としては向いていないと思います。

TSU健スポはお勧めです!

2013/05/02

#701 大学教育・雑感 (39)

リーダーシップというもの…

今の、あるいは少し前からの傾向でしょうか、リーダーシップを発揮できる学生がいなくなっている気がします。…まぁ、TSUの学生のみに言える傾向かもしれませんが…

もう四半世紀前のことになります。Terry Bird は卒業論文でリーダーシップに関する研究をしました。三隅のPM理論に依拠して、大学運動部(テニス)におけるキャプテンのリーダーシップ、モラール、競技成績の関係を分析(仮説検証)したものです。…ですので、今でもリーダーシップというものに関心があります。

個人的な見解ですが、リーダーシップというものは誰もが発揮できる能力ではないと思っています。…その資質の有無はとても重要な要素ですが、その有無にかかわらず、それを磨いて(修得して)いけるような環境で経験を積ませることにより備わっていくものだと考えています。

日本の教育分野や社会において、リーダーシップの発揮できる若者を生みだしていく環境は設けられているのでしょうか? 例えば、昔は、学級委員長を自薦、他薦、投票などで選んでいました。今の学校はどうしているのでしょうか? 

…今度、海外派遣プロの先生方に聞いてみることにします。

2013/04/30

#700 SMJブログの目指すもの (14)

残り200本の投稿でどこまでできるか…

Sport Matters JAPANブログも今回で2013年の100本目です!…早いもので、今年も3分の1が終わろうとしています。明日から5月です。…予定では、残りの8か月間で200本のSMJブログを書かせていただくつもりです。…SMJ#900から新たなステージでのSMJの展開を予定しています。どこまでできるか…

SMG研究シリーズの中ですでに公言しましたが、SMJブログの目指すものは日本版SMG、すなわち「Sport Matters JAPAN:SMJ」を作ることです!…もちろん、そんなに簡単にできるとは考えていません。…本家本元のカナダのSport Matters Group(SMG)でさえ十数年の活動を通じて、成功と失敗を繰り返しつつカナダのスポーツ分野におけるポジションを築き上げてきたのですから…

…そのような意味で、以前からSMJ#900というゴールは“実はスタート地点である”というようなことを書いてきました。…この7月でTerry Bird もクロマティ?!の年齢を迎えます。…最近、テニスの練習やゲームをしていても息がすぐに上がってしまいます。…近くのものがかすんで見えるようにもなってきました。オーッ、これが“老い”というものか!

これからも、おじさんパワーで頑張ります!

#699 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (4)

研究助成金を振込んでいただきました…

本日(4/30)、公益財団法人笹川スポーツ財団(SSF)から「2013年度笹川スポーツ研究助成」の助成金(100万円)を振込んでいただきました。…Terry Bird が採択いただいたのは「一般研究:スポーツ政策に関する研究」部門です。…SMJブログ内で何度か書いていますが、研究テーマは以下の通りです。

 カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究

8月下旬から9月中旬の間で12日間程度のカナダ現地調査に行く予定です。…今回で4度目(2007, 2011, 2012)のカナダです。ヒアリングさせていただきたい関係者・機関、収集したい資料の数々が頭の中を渦巻いています。…あまり欲張りすぎないようにします。

ところで、同研究助成の「奨励の会(4/3)」の模様がSSFのウェブサイトにアップされていました。…Terry Bird も写真数枚に写っています。よろしかったら、覗いてみてください!

 ※ http://www.ssf.or.jp/encourage/grant/index_2013.html

#698 Sport Matters Group 研究 (2)

「ミルズ報告」について

本家「スポーツマターズ・グループ(Sport Matters Group:SMG)」が形成された発端が、カナダ初の連邦レベルのスポーツ政策として位置づけられる「Canadian Sport Policy:CSP」の策定に向けての一部関係者の非公式な議論をする集まりからであったことはSMJブログ#696でご紹介しました。…CSPは、その後改定され、現行のカナダの連邦スポーツ政策は2012年に策定された「Canadian Sport Policy 2012:CSP 2012」となっています。

今回は、そのCSP策定に向けて連邦政府を動かす主たる根拠となったと思われる「ミルズ報告」についてまとめることにします。

カナダにおける「スポーツ産業」について調査をするために1997 年11 月に設置されたデニス・ミルズ(Dennis Mills)下院議員が委員長を務める「カナダ民族遺産に関する下院常任委員会・スポーツ調査小委員会」は、215 のスポーツ組織等への質問調査(109 団体から返答)を行うとともに1 年間で計23 回の公聴会(41 参考人)を開き、最終的にスポーツ政策に対する69 項目の勧告を含む報告書(「カナダのスポーツ:リーダーシップ、協同および説明責任(SPORT IN CANADA: Leadership, Partnership and Accountability)」)を1998 年12 月に公表した。これが通称「ミルズ報告(Mills Report)」である。

同委員会が設けた調査領域は以下の3点でした。…69の勧告内容については省略します。

1. Measurement of the economic impact of sport on a national and regional basis.
2. The contribution of sport to the cultural sphere, particularly with a view to finding evidence of sport's impact on national unity and how this might be enhanced.
3. The potential scope of, and rationale for, federal involvement - or increased federal involvement - in the promotion of (and participation in) amateur sport in Canada.

ミルズ報告についても深く研究してみたいのですが、まずはSMG研究を優先します!

2013/04/29

#697 “英会話力”向上プロジェクト (13)

2012年4月号ダイアログ完全クリア!

Terry Bird の英会話力向上プロジェクトの2年目のスタートです。…NHKラジオ英会話(2012年度)」の12冊のテキストのやり直しを始めました。

4月号の12個のダイアログは完璧に暗記できました。…まだ始まったばかりですが、何となく手ごたえを感じつつあります。…日本語から英語に頭の中で翻訳しなくても、あるいは英単語あるいは英文を頭に思い浮かべなくても、スラスラ英文が口から出てくるようになりました。…ただし、記憶している4月号の英文に限られますが…

 There's nothing to it.
 You convinced me.
 I'll hold you to that.
 Join the club!
 Likewise.
 I'm flattered.
 Let me take down your number.
 Care for a cup of coffee?
 I'm impressed.
 What's on your agenda for tomorrow?
 Why don't I pick you up?
 That's nice of you to say.
 Let me help you with that.
 Leave it to me.
 It's been a while, Jean. How are things?
 Give me a minute.
 That's nothing.

上記はほんの一部ですが、4月号の中でも特に会話の中で使いそうなフレーズだと考えています。…明日から、5月号に取組みます。

2013/04/28

#696 Sport Matters Group 研究 (1)

はじめに…

Sport Matters JAPAN(SMJ)ブログ開設の主目的は、日本に Sport Matters JAPAN を作ることです。そのモデルは外国スポーツ政策研究を通じて知ったカナダのSport Matters Group(SMG)で、幾つかの国で同様のグループ(組織)が形成されてきましたが、SMGが本家本元です。…いよいよ計画の実現に向けて動き出します!

…以下は、文部科学省の報告書(2011)のなかで Terry Bird がまとめたSMGの概要です。

 スポーツマターズ・グループ(Sport Matters Group:SMG)は、「ミルズ報告」(1998 年12 月)後のカナダのスポーツ政策策定に向けての諸作業の中で、それらを契機に2000 年にスポーツ関係者間の非公式の討議の場からはじまった、カナダのスポーツ政策形成やカナダのスポーツ界の縦横の連携に少なからず影響力を及ぼしてきた非組織化グループである。同グループは、最高経営責任者(CEO)も事務所も正式な会員制度も会費も存在せず、非営利組織にも当てはまらない実体のみえにくいグループである。存在するのは、カナダスポーツ情報センター(Sport Information Resource Centre:SIRC)内に置かれている2 つのデスクだけであり、シニアリーダー(Senior Leader)とコミュニケーション関係マネージャー(Community Engagement Manager)の肩書をもつスタッフだけである。ただし、2人がSIRC 内のデスクにいることはほとんどない。このグループの実体、活動内容、実績等を知る手掛かりはそのウェブサイト(http://www.sportmatters.ca/en/home)にある。
 具体的には、この10 年余りでスポーツ政策提言、スポーツ関連プログラムの企画・調整・運営、ムーブメントの発信・推進、スポーツ関連調査・研究等を行っている。このグループの参加者は、元オリンピック選手、スポーツ行政担当者、学識経験者、競技団体関係者、シンクタンク職員、コンサルタント、スポーツ愛好家など多岐にわたっており、それぞれが九つの分野(寄付、署名、労力、現物、キャンペーン活動、政策能力等)から貢献方法を選択する方法をとっている。年間活動経費としては、15 万カナダドルの確保が目標とされている。同グループは、政府(スポーツカナダ等)にとって協力団体でもあり圧力団体でもある。キーパーソンは2 代目シニアリーダーのイアン・バード(Ian Bird)であったが、彼の後は3 代目のクリストファー・ジョーンズ(Christopher Jones)に、そして現在は4代目のボブ・エリオット(Bob Elliott)に引き継がれている。
 活動の1 つとして、ほぼ4 年に1 度行われる国政選挙に向けて各政党、政治家、政府機関等への接触を図り、カナダのスポーツ振興・発展に資する政策提言等を行っている。これまでに同グループ他の働きかけにより実現した政策に、児童フィットネス税額控除(Children's Fitness Tax Credit)、レクリエーション施設基盤整備プログラム(Recreational Infrastructure Canada Program)等がある。逆に、これまで訴え続けてきて未だ実現に至っていない提言については、「連邦保健予算の1%をスポーツ・身体活動に振り向けよ(One Percent of Federal Health Spending for Sport and Physical Activity)」が代表的である。

※引用(一部加筆・修正)  http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/03/1309352_014.pdf

2013/04/27

#695 スポーツ政策研究日誌 (39)

2013 学会発表~その1~

新年度が始まりまだバタバタとしていますが、ゴールデンウィーク明けからは、研究の方に力を入れていきたいと考えています。…SSFスポーツ研究助成金も月末に振り込んでいただけるようです。(感謝!!)

分科会事務局から今年度第1回研究会・総会に関する第一報を送っていただきました。

 ★日本スポーツ産業学会 スポーツ法学専門分科会
   2013年度第1回研究会 (6/29・30 :徳島県美馬市『四国三郎の里』)

 ① 研究発表
 ② ワークショップ
     「川の事故に対する、安全・予防、用具を使った本格的レスキュー実践」

なお、今のところ、Terry Bird はSSF助成研究の一環として、以下のようなところまでの研究発表(報告)を予定しています。…早く着手した~い!

  「Canadian Sport Policy 2012 (CSP 2012) の策定プロセス及び内容について」

早速、航空券を予約しました!…幾分安く購入予約できましたので良かったです。

2013/04/26

#694 大学教育・雑感 (38)

Terry Bird のいるところに仕事あり…

世の中には、実はものすごく多くの問題があります。…ただし、それらを目の当たりにしたとき、ほとんどの人は意識的あるいは無意識的にスルーしているのではないでしょうか…

…悲しい“性(さが)”とでも言いますか、スポーツ政策研究に携わっている者としては、それらを解決しなければ…という妙な責任感を感じてしまいます。…これが、いつも自分の首を回らなくしている、最大の理由なのかもしれません。…まさに、表題の通りです。

昨日(4/25)、図書館運営員会の会議があり、我が健康・スポーツ心理学科の昨年度の図書館利用実績が学内最低であることが判明しました。…学内最高額の学科図書予算を配分されているにもかかわらずです。

 じゃ、今年度、学内最高の利用実績を目指そうではありませんか!

でも、昨年度で1学生1冊未満の年間貸出数を5冊以上まで上げるのは至難の業です。…色々と仕掛けるしかありません。

2013/04/24

#693 スポーツ政策ニュース (第33号)

スポーツ庁の在り方に関する調査研究

標記調査研究(平成24年度文部科学省委託研究)の「成果報告書」が、同省のウェブサイトで公開されています。 ※http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/chousa/detail/1333391.htm

同調査では、韓国、フランス、イギリス、カナダ、オーストラリア及びインドの計6カ国のスポーツ担当省庁等についての情報収集、分析・研究が行われています。…言うまでもなく、日本のスポーツ庁の在り方を検討する際に役立てるための文科省の委託研究事業です。

この調査研究は、平成23年度に『スポーツ政策調査研究(ガバナンスに関する調査研究)』を担当(受託)された「WIPジャパン株式会社」という翻訳・海外調査会社です。…さすが翻訳等の専門家が取組まれた調査研究です。…とても参考になります。

カナダ編を一読する機会がありましたが、英語が得意でない Terry Bird がいつも苦労している組織名、法律名、制度等の固有名詞の日本語訳を、WIPさんは先行研究を参考にしつつ表記の仕方を統一して選定または創出されていますので、非常に助かります。…現物をお送りいただき感謝いたします。

ところで、本当に日本にスポーツ庁ができるのでしょうか? どうせ作るなら良いものを…

2013/04/23

#692 スポーツ政策ニュース (第32号)

平成24年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査

久しぶりに文部科学省のウェブサイトを覗いてみました。…標記調査結果が公表されていました。…「調査結果の概要」のみ目を通しましたが、とても深刻な状況であることが分かります。(http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/1332448.htm)

では、何が深刻かと言いますと…是非ご一読を!

明日(4/24)の3限から Terry Bird のTSU健スポ3年次ゼミ(第1回)が始まります。今年は「日本の体育・スポーツ問題」について学生たちに、まず考えさせるところからスタートしたいと思います。…その題材として、この調査結果は大いに活用できそうです。

ここ数年、国等の調査に関わってから考えるようになったことですが、日本の(中央)行政機関は“調査好き”ではないでしょうか?…予算がついているから毎年(or 定期的に)調査をしているものも少なくないと思われます。…調査するだけでは意味がないのですが…

せっかくの意味のある貴重なエビデンスです!…政策に反映させ、日本の様々な問題を解決していきましょう!

2013/04/21

#691 Terry Bird の SA 日誌 (46)

報告書の校正完了!

NCTDの「平成24年度 教育課題研修指導者海外派遣プログラム研修成果報告書(スポーツ・健康教育の推進:カナダ)」(2012.10.29-11.9)のSAによる校正が完了しました。

大小含めると105の修正箇所がありました。…これ以上ないことを祈ります。…でも、必ず見落としがあるものです。

何度か読み返しましたが、今回この研修に参加された先生方の現地調査における取組の度合いが、見事に反映されていました。…素晴らしいです!

こういった報告書は、なかなか隅々まで読んでいただくことは少ないと思います。…ただし、カナダの身体教育(体育)及び健康教育についての実態についてまとめられたものは、これ以外に日本国内にはないでしょう。…ですので、公刊の暁には是非ともお読みいただければと思います。

…いよいよ、本当のフィナーレを迎えます。(少し寂しい…)

2013/04/20

#690 大学教育・雑感 (37)

担任からは離れたけれども…

今年度からTSU健康・スポーツ心理学科のクラス担任業務を離れて、やっと「研究ができる!」と思っていましたが、見事に裏切られました。

教務委員会の委員を担当することになったからです。…過去に1年間だけ委員だったことがありますが、これほど仕事が多いとは想像していませんでした。…カナダ研究への着手はゴールデンウィーク明けになることでしょう。(待ち遠しい~)

Terry Bird が担当する3年次ゼミ「スポーツ心理学演習3(スポーツ活用)」では、今年度9名(※昨年度14名)の学生を受け入れることになりました。…心理学という名称がついていますが、コンセプトは「スポーツを通じて地域、社会、国家、世界等を良くして、みんな(の心と身体)を元気にする!」というようなものです。

 懸案は、ゼミの一環として Sport Policy for Japan  2013 に出場するか否かです。

笹川スポーツ財団(SSF)のウェブサイトでは、今年度(2013年大会)の詳細が掲載されています。(http://www.ssf.or.jp/spfj/2013/index.html)

来週のゼミで相談したいと思います。(今年はムリかなぁ~)

2013/04/18

#689 Terry Bird の SA 日誌 (45)

久しぶりのSA日誌です…

昔々、Terry Bird はNCTDの海外派遣プログラムのシニアアドバイザー(SA)としてカナダに行ったとさ…

もう、随分と昔のことのようですが、本日(4/18)、NTCDから報告書の校正書類を送っていただきました。いよいよ公刊されます。…その最終段階としてSAによる校正の機会を与えていただきました。…我がG-1団の汗と涙の結晶です。心して最後の務めを果たしたいと思います。

本文だけで85ページあります。資料編は14ページです。…1年前には、このような報告書としてカナダ研修がまとまるとは全く想像できていませんでした。…まだ完成していませんが感慨深いです。…ただし、我がG-1団のカナダにおける12日間の経験の全てを活字で表すことは不可能です。…したがって、報告書では我々の思いの2~3割しか伝えられていません。非常にもどかしいところです。…残念です!

編集作業は年中行事ですが、たいてい面白くない作業です。…ところが、今回だけは楽しい作業になりそうです。…早く、子供たちを寝かせて、カナダの12日間の思い出に浸りたいです。

このような経験ができることは幸せです!

2013/04/17

#688 冬季スポーツ競技力の国際比較 (6)

まとめです…

Terry Bird の第1研究テーマは「国際競技力(ICS)指標の開発とその応用」です。…実は、カナダのスポーツ法・政策研究は第2研究テーマです。

金メダルの獲得数やメダル獲得数の多寡で国際競技力を比較するのはあまり意味がないと、ず~っと考えています。…しかし、日本のみならず国際的にも、それらを指標として国際競技力の向上を目指しています。…いずれTerry Bird が・・・

さて、矛盾しますが、インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)のVMT(2013.4.7更新)を資料として大雑把な分析をしてきた「まとめ」をしたいと思います。

SMJブログ#687の表をから浮き彫りになったのは、ヨーロッパの2か国(ノルウェー、ドイツ)は「伝統的冬季競技スポーツ大国」で北米の2か国(カナダ、アメリカ)は「大衆的(娯楽的)冬季競技スポーツ大国」として分けられるのではないか…ということです。…ネーミングは仮のものです。…言わんとしているところはご理解ください。

  4カ国の比較の中で各国が得意としている競技

  ・ノルウェー 「バイアスロン」「クロスカントリー」「スキージャンプ」(アルペン)
  ・ドイツ    「ボブスレー」「スケルトン」「リュージュ」「ノルディック複合」

  ・カナダ    「カーリング」「アイスホッケー」「フィギュアスケート」
           「ショートトラックスケート」「スピードスケート」
           「フリースタイルスキー」「スノーボード」(ボブスレー)
  ・アメリカ   「スケルトン」「アルペン」 (アイスホッケー)(フィギュアスケート)
           (フリースタイルスキー)(スノーボード)

金メダル獲得数予想ではノルウェー(15個)が、メダル獲得総数予想ではドイツ(37個)が、カナダ(金:12個、総:34個)を上回っています。…しかし、VMTの予想の範囲内ですが、どの国が真の冬季競技スポーツ大国かが何となく見えてきませんか?

…そのような指標開発を目指しています!

2013/04/15

#687 冬季スポーツ競技力の国際比較 (5)

簡単な分析結果です…

インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)のVMT(2013.4.7更新)を資料として、冬季スポーツ競技力の国際比較を試みています。…SMJブログ#683~#686では、金メダル獲得数(予想)順位の上位4カ国であるノルウェー、カナダ、アメリカ及びドイツについて、予想獲得メダルの内訳を整理してきました。

厳密な分析をするための指標ではありませんが、各競技の総メダルポイントに占める各国のメダルポイントの割合(「メダルポイント獲得率(%)」)を簡易的な指標としました。…なお、金メダル3点、銀メダル2点、銅メダル1点として、また、個人種目と団体種目のメダルの価値は同等として算出しました。…そして、4カ国の冬季スポーツ競技力の国際比較をするために下表を作成しました。…とても興味深い各国の特徴が浮き彫りになりました。


「ヨーロッパ型」と「北米型」に分けられる?

2013/04/14

#686 冬季スポーツ競技力の国際比較 (4)

ドイツについて

インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)のVMT(2013.4.7更新)を資料として、冬季スポーツ競技力の国際比較を試みています。

★ドイツの獲得メダル予想(金6、銀13、銅18 :計37)の内訳

   バイアスロン(11種目)・・・・・・・・・・・(金0、銀1、銅4 :計5)
    ボブスレー
      「ボブスレー(3種目)」・・・・・・・・・・(金0、銀3、銅2 :計5)
      「スケルトン(2種目)」・・・・・・・・・・(金0、銀0、銅2 :計2)
    カーリング(2種目)
    アイスホッケー(2種目)
   リュージュ(4種目)・・・・・・・・・・・・・・(金4、銀1、銅2 :計7)
   スケート
      「フィギュアスケート(5種目)」・・・(金0、銀1、銅0 :計1)
      「ショートトラック(8種目)」
      「スピードスケート(12種目)」・・・・(金1、銀1、銅1 :計3)
   スキー
      「アルペン(10種目)」・・・・・・・・・・・(金0、銀1、銅3 :計4)
      「クロスカントリー(12種目)」・・・・・(金0、銀0、銅1 :計1)
      「ノルディック複合(3種目)」・・・・・・(金1、銀2、銅0 :計3)
      「スキージャンプ(4種目)」・・・・・・・(金0、銀1、銅0 :計1)
      「フリースタイル(10種目)」
      「スノーボード(10種目)」 ・・・・・・・(金0、銀2、銅3 :計5)

ドイツは金メダル獲得予想数による順位は4位ですが、メダル獲得予想数では1位です。また、メダル獲得が予想されるている競技数は11でした。その他の3カ国については、アメリカが10競技、カナダが9競技、ノルウェーが6競技でした。…次回からは、まとめとして上位4カ国について分析・考察してみます。

#685 冬季スポーツ競技力の国際比較 (3)

アメリカについて

インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)のVMT(2013.4.7更新)を資料として、冬季スポーツ競技力の国際比較を試みています。

★アメリカの獲得メダル予想(金11、銀11、銅7 :計29)の内訳

   バイアスロン(11種目)
    ボブスレー
      「ボブスレー(3種目)」・・・・・・・・・・(金0、銀0、銅1 :計1)
      「スケルトン(2種目)」・・・・・・・・・・(金0、銀1、銅0 :計1)
    カーリング(2種目)
    アイスホッケー(2種目)・・・・・・・・・・・(金0、銀1、銅0 :計1)
   リュージュ(4種目)
   スケート
      「フィギュアスケート(5種目)」・・・・(金1、銀1、銅0 :計2)
      「ショートトラック(8種目)」
      「スピードスケート(12種目)」・・・・・(金1、銀1、銅1 :計3)
   スキー
      「アルペン(10種目)」・・・・・・・・・・・(金4、銀2、銅1 :計7)
      「クロスカントリー(12種目)」・・・・・(金1、銀0、銅0 :計1)
      「ノルディック複合(3種目)」
      「スキージャンプ(4種目)」・・・・・・・(金0、銀1、銅0 :計1)
      「フリースタイル(10種目)」・・・・・・・(金3、銀1、銅3 :計7)
      「スノーボード(10種目)」 ・・・・・・・・(金1、銀3、銅1 :計5)

アメリカについて、メダル獲得が予想されている競技はカナダに近い特徴がありますが、カナダと異なっているところも若干見えてきました。

ドイツについても、まとめてみます!

#684 冬季スポーツ競技力の国際比較 (2)

カナダについて

インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)のVMT(2013.4.7更新)を資料として、冬季スポーツ競技力の国際比較を試みています。…大会公式ウェブサイト(http://www.sochi2014.com/en/)等によりますと、ソチ五輪では7競技(winter sports)・98種目(medal events)の実施が予定されています。

★カナダの獲得メダル予想(金12、銀12、銅10 :計34)の内訳

   バイアスロン(11種目)
    ボブスレー
      「ボブスレー(3種目)」・・・・・・・・・・・・(金1、銀0、銅0 :計1)
      「スケルトン(2種目)」
    カーリング(2種目)・・・・・・・・・・・・・・・・・(金1、銀0、銅1 :計2)
    アイスホッケー(2種目)・・・・・・・・・・・・・(金1、銀0、銅0 :計1)
   リュージュ(4種目)・・・・・・・・・・・・・・・・・(金0、銀0、銅2 :計2)
   スケート
      「フィギュアスケート(5種目)」・・・・・・(金1、銀1、銅1 :計3)
      「ショートトラック(8種目)」・・・・・・・・・(金1、銀3、銅2 :計6)
      「スピードスケート(12種目)」・・・・・・・(金1、銀2、銅1 :計4)
   スキー
      「アルペン(10種目)」
      「クロスカントリー(12種目)」
      「ノルディック複合(3種目)」
      「スキージャンプ(4種目)」
      「フリースタイル(10種目)」・・・・・・・・・(金3、銀4、銅3 :計10)
      「スノーボード(10種目)」 ・・・・・・・・・・(金3、銀2、銅0 :計5)

ノルウェーとカナダを比較すると、メダル獲得が予想されている競技が異なっていることが見えてきました。…おもしろい!

アメリカ、ドイツについても、まとめてみます!

2013/04/12

#683 冬季スポーツ競技力の国際比較 (1)

ノルウェーについて

インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)の「仮想・五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table:VMT)」 によると、ソチ五輪(2014年2月)の金メダル獲得予想に基づく国別ランキングの1位は2か月連続でノルウェーでした。…2010年のバンクーバー五輪で金メダル獲得数1位であり2月のVMT予想で1位であったカナダは、現時点で2位の状況です。…今後予想がどう変化していくのか、また本番のソチ五輪がどのような結果になるのかが楽しみです。

そこで、インフォさんのVMT(2013.4.7更新)を資料として、冬季スポーツ競技力の国際比較を簡単にしてみたいと思います。…SMJ#644でも書きましたが、大会公式ウェブサイト(http://www.sochi2014.com/en/)等によりますと、ソチ五輪では7競技(winter sports)・98種目(medal events)の実施が予定されています。 よって金メダル数は98個ということになります。

★ノルウェーの獲得メダル予想(金15、銀12、銅9 :計36)の内訳

   バイアスロン(11種目)・・・・・・・・・・・・(金7、銀3、銅1 :計11)
    ボブスレー
      「ボブスレー(3種目)」
      「スケルトン(2種目)」
    カーリング(2種目)
    アイスホッケー(2種目)
   リュージュ(4種目)
   スケート
      「フィギュアスケート(5種目)」
      「ショートトラック(8種目)」
      「スピードスケート(12種目)」・・・・・(金0、銀1、銅0 :計1)
   スキー
      「アルペン(10種目)」・・・・・・・・・・・・(金2、銀0、銅1 :計3)
      「クロスカントリー(12種目)」・・・・・・(金5、銀8、銅5 :計18)
      「ノルディック複合(3種目)」
      「スキージャンプ(4種目)」・・・・・・・・(金1、銀0、銅1 :計2)
      「フリースタイル(10種目)」・・・・・・・(金0、銀0、銅1 :計1)
      「スノーボード(10種目)」

カナダ、アメリカ、ドイツについても、まとめてみます!

2013/04/10

#682 ソチオリンピック(2014)に向けて (10)

インフォストラーダ・スポーツ社は成長企業か…

インフォストラーダ・スポーツ社(Infostrada Sports)の「仮想・五輪国別メダルランキング表(Virtual Medal Table:VMT)」 のデモ版(2013.4.7更新)を基にした「ソチ五輪」の金メダル獲得予想数による国別ランキング表です。…日本は順位を1つ下げています。

なお、メダル獲得数による国別ランキングは、1位:ドイツ、2位:ノルウェー、3位:カナダ、4位:アメリカ、5位:フランス、6位:オーストリア、7位:ロシア、8位:オランダ、9位:韓国、10位:中国、11位:スイス、12位:日本、13位:イタリア、14位:スロバキア、15位:スウェーデンでした。
仮想・ソチ五輪国別メダルランキング表
 日本のメダル獲得予想:内訳

    【金メダル(2)】
      Sara Takanashi (Ski Jumping-Individual-Normal Hill-Women)
      Japan (Figure Skating-Team-Mixed)
    【銀メダル(2)】
      Joji Kato (Speed Skating-500m-Men)
      Daisuke Takahashi (Figure Skating-Singles-Men)
    【銅メダル(3)】
      Mao Asada (Figure Skating-Singles-Women)
      Akito Watabe (Nordic Combined-Gundersen Large Hill/10km-Men)
      Yuzuru Hanyu (Figure Skating-Singles-Men)

女子フィギュアの浅田選手が銀から銅メダルの予想となりましたが、韓国のKim Yu-Na選手が銀メダル予想で上がってきたからです。金メダルの予想はイタリアのCarolina Kostner選手のままです。

インフォストラーダ・スポーツ社は、この4月から合併か買収かは分かりませんが、何らかの変化があったようです。…外国の企業は変化が激しい!…時間があったら調べたいですが…

2013/04/08

#681 大学教育・雑感 (36)

新年度オリエンテーション最終日を前に…

4月4日のTSU入学式から慌ただしく続いた新年度オリエンテーションも明日(4/9)が最終日です。…今年度は担任から外れましたが、教務委員としての仕事がありましたので、学生へ説明する機会が結構ありました。

明日は最も責任の重い新入生に対する教務オリエンテーションです。…健康・スポーツ心理学科新入生72名に時間割を作成してもらいます。

リスクマネジメント本の執筆も遅れていますし、カナダ・スポーツ政策研究もスタートが切れていません。新年度が始まったばかりですが、研究の面では少々焦り気味です。…早く一段落させたいものです。

…別件ですが、今年度はTSUテニス部の立て直しを図りたいと考えています。…Terry Bird がどれ位コートに立てるかにかかっています。今年度はシビアに仕事の優先順位をつけねばなりませんか…

2013/04/07

#680 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (3)

研究の意義・特色を簡潔にまとめると…

SSFスポーツ研究助成による Terry Bird の研究テーマは「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」です。

…以下は、申請書類上の簡潔にまとめた研究の意義・特色です。

CSP 2012の策定過程の特徴は「エンゲージメント(Engagement)」と「協議(Consultation)」という考え方を取り入れているところにある。そして、その特徴が、2010年7月の「CSP改定民族遺産省スポーツ局スタッフ会議」から始まり2012年6月の「スポーツ担当大臣会議」で改定が承認されるまでの約2年間の各策定段階において効果的に反映される仕組みになっている。しかしながら、現時点で、この周到な策定過程及び各段階の作業内容の詳細な把握、分析、考察等を行っている研究は見当たらない。
 したがって、スポーツ政策策定過程のカナダモデルを明らかにし、それと日本のスポーツ基本計画策定過程との比較から日本にとって有益な示唆を得ようとする本研究は大いなる意義を有する。すなわち、将来的に日本のスポーツ政策がより良い方向に改善されていくことに本研究は貢献できるものと考えている。

…調べることが山ほどあります。(楽しみ)

2013/04/06

#679 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (2)

200字以内で研究目的をまとめると…

この度のSSFスポーツ研究助成による Terry Bird の研究テーマは「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」です。

申請時には研究目的を200字以内でまとめなければなりませんでした。…この分量で自身の研究テーマをアピールするのは至難の業です。…皆さんご苦労されたと思います。…以下は、申請書類上の凝縮した研究目的です。

カナダでは日本の「スポーツ基本計画」と同じ時期(2012年春)に「連邦スポーツ政策(CSP)」の改定がなされた。CSP 2012の策定過程を概観すると、独自のスキームのもと関係者の英知が結集されやすい合理的な手順が踏まれている印象を受ける。そこで、本研究はCSP 2012の策定過程を詳細に分析・考察することで日本に還元できるポイントを見出し、日本のスポーツ政策策定方法に関して有益な提言を行うことを目的とする。

…これ以上は、削ぎ落とせませんでした。

2013/04/03

#678 2013 カナダ・スポーツ政策研究 (1)

2013年度 笹川スポーツ研究助成「奨励の会」

本日(4/3)、標記の会に出席してきました。…今年で3年目になる公益財団法人笹川スポーツ財団(SSF)のスポーツ研究助成ですが、この度、初めて申請させていただき、幸運にも採択していただきました。…関係者の皆様、ありがとうございました。…Terry Bird が採択していただいた部門(一般研究)の採択率は20%であったようです。

研究テーマは「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」です。助成額は100万円です。

部門を代表してスピーチをさせていただきましたが、これ程のご理解を賜り研究助成をしていただきましたので、言い訳はできません。…研究の遂行上、妥協が許されない状況に身を置くことになりました。自ら望んだことです。頑張ります!

テーマだけ見ると、何でこんなテーマが採択されたの?…と思われるかもしれません。…サブタイトルもないシンプルなテーマですが、実は奥の深いテーマだと Terry Bird 自身は考えています。

SMJブログの本シリーズをよろしくお願いします!

2013/04/02

#677 スポーツ政策研究日誌 (38)

明日(4/3)からスタートします!

分野にもよりますが、研究にはある程度のお金がかかります。…特に、外国研究の場合は、現地に行って調査、資料収集等をする必要がありますので、旅費等の費用が賄えないと充実した研究をすることができません。

この度、某財団から研究助成を受けることができます。ありがたいです。

採択していただいた研究テーマは「カナダにおける連邦スポーツ政策の策定過程に関する研究」です。

カナダのスポーツ政策研究をして何の役に立つの?…と思われるかもしれませんが、外国スポーツ政策を研究する目的は、言うまでもなく日本のためです。

明日(4/3)、決定通知書授与式等に参加します。…明日から本格スタートです!

デザインはできています。どこまで近づけられるか?

2013/04/01

#676 大学教育・雑感 (35)

卒業研究のシラバス…

大学ウェブサイトの教員用Webサービスを久しぶりに見ていたら、卒業研究のシラバスを書かねばならないことに気がつきました。…見逃していたのか…(確か以前はなかったはずだが…)

2期生である新4年生57名と1期生1名の計58名が履修予定者ですので、単純に学科教員7名で頭割りすると8~9名の学生を担当することになります。…昨年度のゼミ生は14名でしたが、14名の卒業研究指導はかなり大変ですので、セレクションせざるを得ないでしょう。(申し訳ない…)

そこで、ふるいにかけるために、あるハードルを設けて、それをシラバスに記載しようかと考え始めています。…それは、卒業研究に費やしてもらう最低時間(ノルマ)をクリアすることを履修の条件にすることです。…50時間にするか、80時間にするか、100時間にするか、200時間にするか…

ちなみに、Terry Bird は卒業論文の執筆に200時間は費やしたと思います。…記憶が間違っていなければ2か月間にでした。

過度な負担は学生に追わせはしませんが…